2015年03月20日

「奇跡のタッチダウン(下)」ジョン・グリシャム

リーグ戦は9チーム8試合。
リックのいるパルマはどうなるのか。

 

緒戦に勝ったパルマは慢心していた。
続くミラノ戦ではまさかの敗戦。
次の試合も負け、チームは空中分解状態に。

リック自身、酒に溺れ試合に臨んでいた。
有力選手が試合途中で逃げ出すという事件も起きる。

だが、パルマはここで終わらなかった。
チームを立て直し、67試合も負けなしのベルガモに勝利する。

オペラ歌手ガブリエッラと別れたリック。
アメリカから来た交換留学生のリヴィと親しくなる。
両親が離婚騒動中のリヴィは、国に帰りたくない。

そしてベルガモ とのスーパーボウル。
両チームとも全力でぶつかり合う。

パンと合戦が続いたが、前半終了間際ベルガモがFGを成功させ先制。
0−3でハーフタイムに。

後半、DF陣がタッチダウンを許さない。
再度ベルガモがFGを成功させ0−6に。

第4Q、このままでは負けるパルマハ、リックがヘイルメアリーパスを投げる。
マスキのタックルを受け、倒れるリック。
リックの投げたボールをファブリツィオが追う・・・・

***** **** ***** ****

「こうなるんじゃないか」という予想通りの結末。
それでも、なかなかに楽しめた作品。

リックはこの後、どうしたんだろう。
フィクションなのに感情移入して登場人物のことが気になる。
軽いが、こうした作品を描けるグリシャムの作品が読者に受け入れられるのは当然だ。

アメフトを見たことがない読者は、何が起きているのか想像できないかもしれない。
日本人にとって、アメフトはマイナースポーツだからね。

ヘイルメアリー(ヘイルメリー)のメアリーは聖母マリアのこと。
「神様お願いパス」とでも言うべきか。

以前、日本テレビでNFL中継を担当していた増田隆生アナ。
彼がよく試合終盤にこの言葉を叫んでいた。

この作品、映画化されたという。
監督は「ヘアスプレー」のシャンクマン。映画としてはどうなんだろ。

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関連記事

ジョン・グリシャム著『奇跡のタッチダウン』  

「奇跡のタッチダウン」 ジョン・グリシャム

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2015年03月19日

「奇跡のタッチダウン(上)」ジョン・グリシャム

法廷劇で知られるグリシャムが、アメリカン・フットボールの世界を描く。
こんな作品を書けるんだなあ。

 

主人公は28歳のクォーターバック(QB)、リック・ドッカリー。
AFC優勝決定戦(勝てばスーパーボウルという試合)に途中出場。

17−0で勝っていた試合だったが、QBの故障で控えの彼が出る非常事態。
試合はそこから大逆転で負ける。3つのインターセプトと敗因は彼にあった。

リック自身もタックルを喰らい、意識不明で病院へ搬送された。
チームからは解雇され、移籍先も見つからない。

代理人が見つけた移籍先は、イタリアにあった。
しかも、NFLから見ればプロとは言えない組織。

パルマ・パンサーズはシーズン前の練習に入る。
開幕戦はナポリと。苦戦しつつも48−28で勝つ。

リックはオペラ「オテロ」を鑑賞。
その後、主演のオペラ歌手ガブリエッラと知り合う。

***** **** ***** ****

上巻は、約230ページと薄い。読みやすいのですぐ終わる。
日本人にとってマイナースポーツのアメフト。読者を選ぶか。

アメフトのヨーロッパは、日本人にはほとんど知られていない
だがNFLヨーロッパには日本人選手も挑戦していた。
本場アメリカでは歯が立たなくても、欧州ならまだ可能性があるからだ。

次の試合はミラノと。パルマは優勝することができるのか?
気になるガブリエッラとの関係はどうなる?

というわけで下巻に続く。

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2015年03月18日

「最後の証人」柚月裕子

佐方貞人シリーズの第1作目。
一見、単純な殺人事件だが、被告人は無実を訴えた。

   P1010180.JPG

事件は、ホテルの一室で男がナイフで刺されたというもの。
この件の背景には、過去に起きた交通事故があった。

裁判は、東京から離れた半崎市で開かれた。
ホテルの一室での殺人事件。一見、単純な事件だ。

弁護人の佐方は、かつてここの検事だった。
同僚検事が起こした事件をきっかけに弁護士になった過去がある。

被告人は容疑を否定。
検事は庄司真生。有罪が当たり前かと思われた。
最後の証人によって、真実が明らかにされるまでは。

***** **** ***** ****

真実を探り、明らかにすること。
この意味を考えさせられる作品。

裁判は、何のためにあるのか。
このことも大きなテーマになっている。

ある事件が起きる。正しく処理されないと恨みが残る。
その恨みが別の事件を起こす。

アガサ・クリスティの名作「オリエント急行の殺人」でもそうだった。
多くのミステリー作品が、これを題材にしている。
「13階段」(高野和明)もそうだ。

警察、検察が事実を隠しているケースは結構あるはず。
明らかにされていないだけで。

佐方が投げ捨てた秋霜烈日というのは検事がつけているバッジのこと。
裁判官は八咫の鏡、弁護士は表紙になっているテミスの天秤。

ご都合主義などツッコミどころはいろいろある。
だが1日で読める作品としてはいいんじゃないか。

この作品、テレビ朝日でドラマ化された。主演は上川隆也。
私は見ていないが、どんなドラマだったのだろう。

このシリーズ、すでに第二弾「検事の本懐」第三弾「検事の死命」が出ている。
読むかどうかは微妙なところ。

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関連記事

『最後の証人』柚月裕子  

証人によって・・・

(書評)最後の証人

「最後の証人」柚月 裕子 面白かった!!!

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ラベル:最後の証人
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2015年03月17日

「無実(下)」ジョン・グリシャム

女性暴行殺害事件の裁判を描く後半。
冤罪と分かっているだけに読むのが辛い。

 

ロンの裁判は、でっちあげの証言により有罪の評決が出る。
量刑は死刑。陪審員も正しい判断ができなかった。

死刑確定囚として刑務所に送られたロン。
精神病が悪化する。

そして12年後、DNA鑑定により再審で無罪となる。
共犯とされたフリッツも無罪。

DNA検査は、グレン・ゴアが容疑者だと示した。
逃げるゴア。捕まり裁判で死刑判決を受ける。
(その後仮保釈なしの終身刑に)

冤罪の賠償訴訟は数百万ドルで和解した。
その後、ロンは肝硬変で病死する。

***** **** ***** ****

著者あとがきにあるように、こうした冤罪事件はどこでも起きる可能性がある。
日本もこの事件を「対岸の火事」と安易に考えないことだ。

すぐに思い出すのが足利事件。
初期のDNA鑑定が、いかにいい加減だったかを証明した。

この件については、「検屍官」(P・コーンウェル)でも述べたとおり。
再審で無罪となったが、検事が謝罪しないというのもこの作品と同じ。
肩書きが重い人は、謝罪すると何かを失うと考えているのか。

以下の記述が印象に残る。

制度が改善されないかぎり、おなじことはだれにでも起こりうる。
(下巻P239より引用)

なお、この作品に対し検察官のピータースンがグリシャムを名誉毀損で訴えた。
その後、この件は原告の敗訴となったという。

そのグリシャムだが、今後はフィクションの世界に戻ってくるという。
機会があれば彼の作品をまた読みたい。

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2015年03月16日

歌う修道女、実力は本物!

「天使にラブソングを」のリアル版?

 

この方、Christina Scucciaという。
イタリアのオーディション番組「ザ・ボイス」に出演した。

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2015年03月15日

「旅はタイにはじまりタイに終わる」吉田友和

アジア5カ国を巡る旅。
陸路での国境越えなど、リピーターにも楽しめる内容。

 
 ↑チェンマイはこんな感じ

まずは冷房で寒い香港へ。
ここは航空券の事情で立ち寄っただけ。

ここからが普通の旅行者とは大きく違う。
タイのサムイに向かう。

ガパオライス(バジル炒めライス)は美味しい。
タイ料理の中でも、カレーと並ぶ人気ぶり。

サムイから古都チェンマイへ。
名物のカオソーイは、私も食べたことがある。
上に揚げた麺が乗せてあるのが特徴。

その後ベトナム、カンボジアを巡る。
エアラインパスを使っているので、こうした廻り方をする人は少ないはず。

***** **** ***** ****

ネットの登場で、海外旅行は大きく変わった。
ただ、著者も書いているように旅がせわしなくなっているのも事実。

かつて使い道が問われたODA。
この本でも描かれているように、ラオスに行けば一目瞭然。
私もODAのステッカーが貼られたバスに乗ったことがある。

各国を軽く描いている旅行記。
この「軽さ」がいいと言う人もいるはず。

この本については、地図を掲載したほうがよかったのではないか。
簡単なものでも、地図があると旅を想像するのが楽だ。

この作者の本は初めとて読む。
今まで世界一周やユーレイルバスの旅など本にしているという。
今度図書館で探してみよう。

追記

旅の途中、鳥を売っている場面がある。
これは鳥の販売じゃなくて「籠の鳥を放つ」ことで徳を積む「タンブン」ではないか。
タイに詳しい著者が知らないわけないので、本当に売っていただけかもしれないが。

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豊中で不明の男児、池で遺体となって見つかる

豊中市で2月28日から不明になっていた6歳の男児。
15日昼前、池で遺体となって見つかった。

   白い花

豊中市の池に不明の6歳男児、死亡を確認(日刊スポーツ)

捜索が続いていただけに、とても残念。
つらかっただろう。寒かっただろう。

男児が見つかった池は、不明となった施設から約90メートルの場所。
目立った外傷はなかったという。

亡くなった男児の死を悼みます

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ラベル:豊中
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2015年03月14日

「無実(上)」ジョン・グリシャム

21歳の女性が性的暴行を受け殺された。
法廷劇で知られるグリシャム初のノンフィクション。

 

グリシャムの作品を読むのは「テスタメント」以来。
「冷血」(トルーマン・カポーティ)や「華城事件は終わっていない」を思い出す。

事件が起きたのは、1982年。
場所はオクラホマ州の小さな町、エイダ。

バー「コーチライト」のウェイトレス、デビー・カーターが自宅で殺されていた。
暴行されており、絞殺と判断された。

その後、元プロ野球選手のロン・ウィリアムソンが逮捕された。
高校時代は強力な打撃で知られた選手だった彼。
しかしプロでは通用せず、マイナーリーグ止まり。

次第にアルコールに溺れ、精神を病むようになる。
事件について物的証拠はない。

共犯とされたのが、元理科教師のフリッツ。
こちらは逮捕された理由すら不明確。

法廷は迷走する。証言がいい加減だし証拠もない。
それでもフリッツは有罪。陪審員の評決は終身刑だった。

***** **** ***** ****

まず、初動捜査から根本的に間違っている。
どうしてすぐにグレン・ゴアの毛髪を採取しなかったのか。
毛髪のを紛失したというのも理解に苦しむ。

科学捜査研究所も、サンプルを放置するなど鑑定があまりに遅すぎる。
法廷で担当官が専門用語を駆使して言い逃れするのは見苦しい。
自分が被告人だったら、恐ろしくて仕方ないだろう。

「判決が出るまで無罪の推定を受ける」という大原則。
日本でも「逮捕されれば有罪」という「推定有罪」が問題視される。

特に日本の刑事事件では、起訴された場合の有罪率がほぼ100%だ。
この数字だけ見ても大きな問題。

この作品を読む限りアメリカでも事情は似たようなもの。
これでは冤罪が多いはず。

今後、裁判はどうなるのだろうか。
というわけで、下巻に続く。

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2015年03月13日

「シフォン・リボン・シフォン」近藤史恵

田舎町の寂れた商店街にできた下着の店。
この店に関わる人たちを描いた連作短編集。

   黄色と白

第一話

主人公は母親の介護に追われる娘の佐菜子。
大学を出たものの、背骨骨折の母親を放り出せずにいる。

そんな彼女が見たのは、本屋の跡にできた下着の店シフォン・リボン・シフォン。
呪縛から解き放たれる佐菜子の表現が秀逸。

第二話

均は米穀店を経営していた。
この店の先行きは暗いが、贅沢しなければ生活には困らない。

息子の篤紀が、新しくできた下着の店に出入りしているという噂を聞く。
確かに篤紀はその店に通っているようだった。

第三話

このエピソードの主人公は店主の水橋かなえ。
教師一族の家に生まれた彼女だったが、東京で出版社勤務を選ぶ。

以前から下着に興味のあった彼女。
苦労の末店を持つが、乳ガンと診断される。

手術の後、今度は母親が倒れる。
東京の店を人に任せ、水橋は故郷で小さな店を開くことを決意する。

第四話

店にやって来た老婦人。
彼女は「郷森の市原」と呼ばれる大きな家の奥様だという。
しかし、その実態は・・・

こういう人、日本各地に結構な数いるんだろうなあ。
こんな家に嫁いだ女性は大変だ。

***** **** ***** ****

人は、思いもよらないことで挫折する。
しかし、予想外のことで解決もする。

さすが近藤。人をよく描けている。
しかも、下着ということできれいな部分だけではない。
介護や女装など踏み込んだ内容になっている。

特に乳ガンの元患者でも下着が必要という内容には感心した。
当たり前だが、こうしたことを描けるのは作者が女性であることが大きい。
しかも、近藤の視線は鋭い。

ところで、この本の読者は性別で感じ方が違うのだろうか。
違うとしたら、どう違うのか気になる。

正直に書くと、この本は読むのに一度挫折している。
それは、第一話の佐菜子が抑圧されている内容に耐えられなかったから。
しかし、彼女はそれを打破した。

現実の厳しさを描きながら、どこか希望がある作品を読者に提供する。
近藤は、ただものではない。

こうした作品を出し続ける限り、読者は彼女を支持し続けるはずだ。
今後の作品にも注目したい。

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関連記事

「シフォン・リボン・シフォン」近藤史恵  

「シフォン・リボン・シフォン」 近藤史恵  

シフォン・リボン・シフォン/近藤史恵

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2015年03月12日

「ロスト・シンボル(下)」ダン・ブラウン

首都ワシントンDCで、 フリーメーソン関連の謎解きをするラングドン。
ピーターの命は救えるのか。

 

「古の神秘」とは何なのか。
右手首を失ったピーター・ソロモンのことが気になる。

マラークに捕まったラングドンとキャサリン。
箱に入れられ溺れるラングドン。

マラークの狙いは何か。
そもそもピーターは生きているのか。

また、CIAが保安局長を現場に派遣するほど「国家の安全保障」とは何か。
この下巻で明らかになる。

***** **** ***** ****

アメリカは「歴史の浅い国」と一部では見られている。
しかし、この作品を読むとそうでもないことがわかる。

映画「ナショナルトレジャー」が好きな人なら。
この作品を楽しめるはず。

結局、キャサリンの「すごい研究」とは何だったのか。
明確に描かれるかと思ったのは私だけ?
また、マラークの正体は下巻の初めで読めてしまった。

特に後半は表現でなく「説明」似終わった感がある。
この点は拍子抜け。聖書と科学の関係も、説明でしかない。

このシリーズ、第四弾「インフェルノ」がすでに出ている。
文庫本が図書館に並んでから読んでも遅くはない。焦らず待とう。

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