この作家の作品、初めて読む。
主人公は東京臨海中央署の日向太一。
地域課の巡査部長。かなり無鉄砲。
顔見知りの中年警備員が失踪した件を特命により捜査する。
テレビ局の警備を担当していた警備員はどこに消えたのか。
事件はトラックドライバーと同僚警備員が起こしたものと判断される。
しかし、日向は納得しなかった。独自に捜査を始める。
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アマゾンでの評判が高かったので期待した。
しかし私には物足りない。何なのだこれは。
アクションシーンでもワクワクしないし、どう読んでも底が浅い。
嶺藤亮の存在は、東野圭吾のガリレオシリーズでの湯川を真似たのか。
現役警察官がテレビ局に不法侵入したら、懲戒免職になってしまう。
いくら猪突猛進の警察官とはいえ、この展開はありえない。
革命や薔薇の紋章、格差社会など、敵の言っていることがあまりに陳腐。
この作品を高く評価している人の気が知れない。
先も容易に読めてしまう。
日向と嶺藤は生きていて、独自に巨大な悪と戦う。
何しろ、警察内部にも敵がいるからだ、
3部のシリーズになるようだが、続きを読む必要があるのか。
鉄道やバスで2時間ほど移動する際、読むにはいいかもしれない。
私は運がよかった。
こんな作品を買うことなく図書館で借りて読めたからだ。
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