歴史を語り継ぐ意味について考えたい。
東京大空襲70年、惨禍の記憶語り継ぐ 遺族ら慰霊法要(日経新聞)
戦争に関しては、国内でもこんな意見がある。
いつまでも原爆原爆うるせえよ
何故、戦争を語り継ぐのか。
それは、過去に起きたことが将来起こらないようにするため。
だとしたら、どんなに五月蝿がられようとも歴史を語る必要がある。
もうひとつ、忘れてはならないことがある。
もっと早く敗戦を受け入れることができれば、東京大空襲は避けられた。
この件については、以下に記事に書いた。
何故、戦争をやめさせられなかったか?
沖縄での地上戦、そして広島と長崎への原爆投下。
これらは負けを認められなかった人に重い責任がある。
さらにもうひとつ、忘れてはならないことがある。
日本が加害者であったという点だ。
国際大学学長の北岡伸一氏。
彼は9日、安倍首相に「日本は侵略者」と認めるよう求めた。
「安倍さん『侵略した』と言ってほしい」 北岡座長代理(asahi.com)
北岡氏の主張はこうだ。
「日本全体としては侵略して、悪い戦争をして、たくさんの中国人を殺して、誠に申し訳ないということは、日本の歴史研究者に聞けば99%そう言うと思う」
(上記朝日の記事から引用)
日本の加害者としての立場を、どれだけの人が認めるか。
このためにも歴史を語り継ぐ意味はある。
自分が殺さないために
自分が殺されないために
歴史を語り継ぐことは必要だ
*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。