2015年02月14日

「白い巨塔5」山崎豊子

大学医学部を舞台にしたドラマも、ついに完結。
医学とは何なのか。

 

学術会議選挙は、財前が当選した。
権力を使い、白票を集めるなど策略を使った末の勝利だった。

しかし控訴審では柳原に加え亀山、江川の証言で敗訴。
逆転勝訴に佐々木の遺族は喜ぶ。

判決後、財前は倒れる。胃ガンだった。
本人の希望で東が執刀するものの、転移が広がっており手遅れ。

財前には胃潰瘍と説明する。
しかしガンの専門医である教授をいつまでもごまかせない。

鋭い痛みに苦しみ、昏睡した財前は亡くなる。
現役の教授が亡くなった場合、解剖することになっていた。
大河内教授が執刀する。

**** ***** **** *****

フィクションとはいえ、登場人物のその後が気になる。

医局を出た柳原は高知の無医村に行くという。
佐々木のことは一生忘れまい。

佐枝子は里見のことが忘れられない。
結婚はすぐには無理だろう。

大学のことを「象牙の塔」などと呼ぶ。
しかし、ドロドロの世界は医学部だけではない。

「屍は生ける師なり」とは名言。
忘れないように記録しておく。

前にも書いたと思うが、どれだけの人が組織でなく真実を語れるのか。
山崎の問いは深い。この作品を単なる娯楽にしていない人は、どれだけいるのか。

今、「不毛地帯」を読んでいる。これもまた厚い力作。
これも長いので、読むのに時間がかかる。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 16:09| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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