その後、財前はどうなるのか。
教授選が始まった。
候補者は財前の他に東が推す菊川と葛西。
東は投票権を持っているものの棄権する。最初の投票で、葛西が落ちる。
財前と菊川で決選投票を行うことに。
両陣営は、金と権力を用いて多数派工作を仕掛ける。
ドロドロの戦いが醜く描かれる。
そして決選投票では2票差で財前が勝つ。
がっくりと肩を落とす東。
教授となった財前に、国際学会から招待状が届く。
食道ガンの権威としてドイツでの講演を求められた。
学会に向け忙しい中、佐々木という患者について里美から相談を受けた財前。
胃ガンなのか、それとも胃炎か、内科助教授の里見は判断に悩む。
財前は鋭く胃ガンであると見抜く。
回診の際、佐々木の担当医である柳原から断層撮影を求められる。
しかし財前はこの申し出を必要なしと判断。
里見に注意されても断層撮影を行わなかった。
ドイツに出発する財前。
病院では佐々木が呼吸困難と高熱に苦しんでいた。
**** ***** **** *****
優れた技術を持ちながら、傲慢な財前。
教授選でも患者は置き去りにされている。
有名な作品なので、この先どうなるか私は知っている。
この後、佐々木の治療について大きな問題となる。
柳原が大きなポイント。
第三巻に続く。
*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。
【関連する記事】