2015年01月27日

「1922」スティーヴン・キング

妻を殺した男の末路。
得意の恐怖を存分に発揮したキング。

 

舞台はキング得意のメイン州ではなく、ネブラスカ。
主人公ウィルフレッドは、農場経営者。

妻のアルレットは、遺産相続した土地を売りたい。
工場建設予定があり、都会に行きたがっていた。

14歳の息子のヘンリーを説得したウィルフレッド。
妻を殺して井戸に捨てた。保安官には失踪したと告げる。

息子ヘンリーは、近所に住む恋人シャノンを妊娠させる。
当然、シャノンの父親は怒る。

家を出たヘンリーに怖いものはなかった。
施設からシャノンを連れ出し、転落まっさかさま!

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殺人者は犯罪に慣れる。
これを実際に知っているものは少ない。
だからこそ、キング独自の恐怖を読者は感じる。

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「公正な取引」

銀行の副支配人、ストリーターが主人公。
末期のガンで吐き気が続く。

ドライブの途中に見かけた露店。
そこで、「公正な延長」を持ちかけられた。

憎むべき相手に、自分の不幸を背負わせることができるという。
トム・グッドヒューが、その相手だった。

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以前読んだ星新一の作品にも、似たものがあった。
だがその作品では、憎む相手に自分の倍の幸福がもたらされるというもの。

「猿の手」(W・W・ジェイコブズ)を思い出す。
何かを得るということは、何かを失うということか。

残りの作品を収録した「ビッグ・ドライバー」は、いつ出るんだろう。
かなり先になるかもしれないが、読むはずだ。

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スティーヴン・キング「1922」

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スティーヴン・キング『1922』

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posted by りゅうちゃんミストラル at 16:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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