2014年10月23日

「連鎖」真保裕一

元食品Gメンが導き出した事実とは。
37回乱歩賞受賞作を再読。

 

主人公羽川は食品衛生監視員(食品Gメン)。
今は検疫所の広報を担当している。

始まりは、羽川の友人竹脇の事故だった。
車で海に飛び込み意識不明に。

竹脇は元大学教授と汚染食品の輸入について追った記事を書いていた。
社会的にも反響の大きかった記事で、有名に。

脅迫状に倉庫荒らし。食品の横流しに 関係者の自殺。
襲撃に火事と次々にに事件が起きる。

羽川は上司の高木から調査を命じられた。
そこに女性保険調査員が加わる。

***** ***** *****

ケータイやネットのない時代が舞台。
文庫初版は94年。

チェルノブイリ原発事故やココムが作品の背景にある。
内容はとにかく盛りだくさん。

後に「ホワイトアウト」を出して知られるようになった真保。
この作品を含め「小役人シリーズ」と呼ばれる。

今までにない主人公。
ハードボイルドとミステリーもかなり本格的。

出世作を今読むのは意味があった。
福島原発事故の後ということも大きい。

真保は競馬シリーズを出したディック・フランシスの影響を大きく受けた。
本作品の題名が漢字二文字なのはそのためだそうだ。

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ラベル:真保裕一 連鎖
posted by りゅうちゃんミストラル at 08:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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