2014年10月29日

奇跡のルガニス、栄光と差別

昨日、飛び込み競技を描いた小説、「DIVE!」(森絵都)についてコメントをいただいた。
飛び込みといえば思い出すのがルガニス(アメリカ)のこと。
まず、この動画を見てほしい。

 

サモアの血を受け継ぐ彼。
波乱万丈とは彼のような人生を意味する。

16歳でモントリオール五輪銀だった彼は、モスクワを目指した。
しかし西側はソ連のアフガン侵攻を理由にボイコット。メダルは夢に終わった。

自国開催のロスで2冠となった彼。そしてソウルで連続2冠を目指した。
だが飛び板に頭をぶつけるアクシデント。

彼は棄権しなかった。応急処置だけで競技に復帰。
先に演技を終えるライバルの中国選手は高難度の技を決めた。
ルガニスにプレッシャーをかける。

最終演技、ルガニスは「死のダイブ」と呼ばれる後方3回宙返りに挑む。
下手をすれば頭を再度飛び板にぶつける恐れのある難しい技だ。
もちろん、彼だって人間。事故の後だけに恐怖心は今まで以上にある。

一瞬の静寂、そしてスプラッシュ。
ルガニスの賭けは成功し、連続2冠を決める。
当時、私はこの映像を見て「凄いことが目の前で起きている」と涙が出た。

Miracle on Ice(氷上の奇跡)雪の早明戦
そしてジョホールバルの歓喜と並ぶスポーツ名場面。

大会後、彼はHIVに感染していることを公表した。
同性愛者ということで差別と偏見が続いた。

私にとって、彼は偉大な人物。
奇跡的な「死のダイブ」を成功させた彼が、今度は生命の危険にある。

少なくとも私は今後、HIVや同性愛を偏見の目で見ることはすまい。
それが、彼のメッセージであるのなら。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 16:47| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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