古典的ホラー小説。原題はMonkey's Pawという。
インド帰りの老兵、モリス曹長。
彼が持っていた猿の手は、3つの願いをかなえるという。
ホワイト氏はこれを手に入れ、まず200ポンド求めた。
すると、家の前に来たのが息子の会社の人。
息子が事故で亡くなり、200ポンドを見舞金として払うという。
ホワイト夫人は嘆き悲しみ、夫に猿の手で息子を生き返らせるよう求める。
そう求めると、家のドアをノックする音がした・・・
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今回私が久しぶりに再読したのは、創元推理文庫「怪奇小説傑作集」。
翻訳は平井呈一。
なぜ、今この作品を読んだか。
それは、先日「ゴールデンボーイ」(スティーヴン・キング)に出てきたから。
かなり前に読んだので、すっかりこの作品の存在を忘れていた。
教訓としては、「うまい話には裏がある」という点か。
リスクなしに何かを得ることはできない。
ところで、猿の手を曹長の前に持っていた人物は、何を願ったのか。
3つ目の願い事がその人物の死であったというのが読者の想像力をかきたてる。
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関連記事
海外文学のコラム・たまたま本の話 第38回 「猿の手」の謎と伏線」(ウイリアム・ウイマーク・ジェイコブズ)
↑この作品についての詳しい考察。
有栖川有栖と北村薫の間で論争が起きているとは知らなかった。
「猿の手」 W・W・ジェイコブズ
W.W.ジェイコブズ「猿の手」を読みました。
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