まんだらけの予告は警視庁の要請を受け中止された。
人形「万引き犯」の顔、公開中止「警察信じる」(読売新聞)
万引き犯?の顔写真公開中止 まんだらけ、警視庁の要請受け(日経新聞)
予告していたのは、ブリキの鉄人28号(25万円相当)を万引きしたと思われる男の顔。
これをモザイクなしでHP上に晒すということだった。
警視庁は犯人の逃走を招き、捜査に影響が出るとして中止を要請していた。
まんだらけはこの要請を受け、公開を中止した。
この件、まんだらけ側の気持ちはよく理解できる。
多くの店が万引きで経営を圧迫している今、「公開すべき」という意見は強いはず。
実際、万引きが多すぎて閉店してしまった店もあると聞く。
しかしこれは「公開処刑でしかない」という反論がある。
この反論は妥当だ。許されるものではない。
もし、「モザイクなしの顔写真公開」が当たり前になれば。
警察の役割は大きく変化するはず。
もし冤罪だった場合も名誉を回復するのは大変だ。
公開そのものが刑法に触れるという可能性も指摘されている。
公開中止は店側の冷静な判断
公開処刑は許されない
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