2014年08月18日

「野火」大岡昇平

太平洋戦争末期のレイテ島で結核に罹った田村一等兵は何を考えたのか。
夏に読みたい作品のひとつ。

 

大岡昇平 自作を語る -「野火」[1/3]  

大岡昇平 自作を語る -「野火」[2/3]

病気により部隊を追い出された田村。
野戦病院でも受け入れを断られる。

芋を手に、再び病院へ向かう田村。
支給された手榴弾により、いつでも死ねる状況にあった。

物量に勝り、優勢な米軍は日本軍基地を攻撃。
敗走する日本兵たちは次々に倒れる。

芋を手に入れた田村。
しかしそのわずかな食料も尽き、人肉を食べようとさえする。

自分では人肉を食べることは拒否した田村。
だが、仲間が「猿の肉」として差し出した肉を食べてしまう。

かつてキリスト教徒であった田村。
運よく帰国するものの、精神病院に入院。妻とも再会したが、離婚する。

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「ひかりごけ」(武田泰淳)とともに極限状態での飢えを描いている。
戦争とは飢えとの戦いでもある。
右側の方々たちは特によく知っておいてほしい。

この作品、過去に映画化された。
1015年にも再び映画が公開される予定。

大岡の作品は、「俘虜記」「武蔵野夫人」などが未読。
図書館では予約も入っていないだろうから、今のうちに読むのもいい選択かもしれない。

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大岡昇平『野火』についての考察  

↑この作品についての詳しい考察。参考になった。

大岡昇平『野火』

960夜『野火』大岡昇平

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