先の読めないストーリー展開はいかにも彼らしい。ネタばれあり。
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主人公は作家のクィン。35歳で妻子とは死別。
間違い電話から探偵「ポールオースター」になりすまし、元教授を追う。
長年、コロンビア大元教授に閉じ込められた息子。
その元教授が刑務所から帰ってくる。
駅で元教授を見つけたクィン。
尾行するが、息子のところには行かない。散歩して過ごす。
元教授と直接接触することにしたクィン。
ドンキホーテなど、不思議な会話が始まる。
ある日、元教授を見失ったクィン。
仕方なく、少年の家を見張ることに。
浮浪者となっていくクィンは、「ムーンパレス」の世界そのまま。
その後、元教授が自殺したことを知る。
自分のアパートには、知らない女性が住んでいた。
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読んでいて感じたのが、この作家がどこまで先を読んでいたのかということ。
作家自身、「よくわからない結末」に向かっていたのではないか。
最後に登場する、クィンの赤いノートを読んでいたのは誰か。
それすら定かではない。
もうひとつ感じたのが、村上春樹への影響。
「名前をつける」という部分は、春樹に作品にも出てきた。
この作品、「ガラスの街」として柴田元幸氏の翻訳が出ている。
残念ながら図書館には柴田訳が無かった。
比較する意味でも読んでみるべきかも。
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『ガラスの街』 ポール・オースター著 柴田元幸訳 (新潮社)
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ラベル:シティ・オブ・グラス ポール・オースター
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