2014年04月18日

「鍵のかかった部屋」ポール・オースター

「幽霊たち」に続く「ニューヨーク三部作」の3冊目。
ポール・オースター独自の世界が展開する。

 

親友のファンショーが失踪した。
彼の妻ソフィーから手紙を受け取った主人公の「僕」。

残された彼の作品を出版することになった。
作品たちの人気は上々。
主人公はソフィーと結婚し、息子と3人で暮らし始める。

編集者は主人公にファンショーの自伝を書くよう求める。
その依頼を受けてしまった主人公。ファンショーの関係者に会いに行く。

ファンショーを追いかけているはずが、追いつめられているのは自分だった。
このあたりはまさにオースターらしいところ。

主人公とファンショーの関係。それは、「もうひとりの自分」ということ。
オースターはこのテーマに拘っている。

独特の雰囲気、そして文章のキレ。
この二つだけでも読む価値がある作品。

ニューヨーク3部作で残ったのは「ガラスの街」。
近くの図書館にないので、読むのは先になりそう。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 17:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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