2014年02月17日

「幽霊たち」ポール・オースター

「エレガントな前衛」という実験的作品。原題「GHOSTS」。
作家という人たちは、今までにない作品を描きたくなるものらしい。
   

主人公は私立探偵のブルー。
ホワイトから依頼され、ブラックを見張ることに。

ところが対象者のブラックは室内で机に向かっているだけ。
単調な毎日に飽きてしまったブルーはあれこれ考え、回想する。

登場人物が色で呼ばれる。
「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」(村上春樹)を思い出す。
コミックで言えば「黒子のバスケ」といったところか。

何のために監視するのか。ブラックは何者なのか。
最後まではっきりとは書かれていない。

考察なら何とでも言える。
だが、私がここで何かを書くと作品をぶち壊しにしてしまいそうで怖い。
興味がある方は読んでみて欲しいとしか言えない。

200ページ足らずと短くて読みやすい。
ジャッキーロビンソン(伝説ともなっている背番号42の男)。
ブルックリン橋に関することなどブルーの回想も興味深い。

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関連記事

余談 その22 ポール・オースター「幽霊たち」を読む(ネタバレあり)  

↑「多崎つくる」と本作品との関係について書いている。
詳しい考察が参考になった。思い切りネタバレなので未読の人は要注意。

ポール・オースター『幽霊たち』再読

『幽霊たち』ポール・オースター

ポール・オースター『幽霊たち』

ポール・オースター『幽霊たち』(ネタバレ注意)

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posted by りゅうちゃんミストラル at 07:22| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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