2014年01月12日

「悪の教典」貴志祐介

古い借家に住み、軽トラに乗って出勤する高校教師の蓮実。
「よくできた教育者」は裏の顔を持っていた。
   
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舞台は町田にある私立高校。
蓮実は絶大な人気を誇る英語教師。

だが裏の顔は殺人を犯しても邪魔者を排除する。
人の痛みを感じない悪の化身だった。

担任をしているクラスでは、教え子の蓼沼を退学に追い込む。
同僚教師を飲酒運転させて排除し、別の同僚を殺す。
   
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後半になると、どうして蓮実が教師となったのか。
今までの殺人とともに明らかになる。

そして肉体関係のある女生徒を殺した後、証拠隠滅のため大量虐殺に出る。
蓮実の完全犯罪は、果たしてどうなるのか。

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救いのないこの作品、評価が高かったので読んだが蓮実の悪事に飽きてしまった。
あまりに長すぎるし底も浅い。

何しろ人が描けていない。
直木賞候補になりながら受賞できなかったのは妥当な選択だ。

どの犯罪も、蓮実の仕業であるということが発覚しなかったのがおかしい。
あまりに杜撰な犯行計画に驚くばかり。

貴志祐介の作品は、本当に久しぶり。「黒い家」以来か。
何しろ「新世界より」だけでなく「青の炎」も読んでいない。

これだけ救いのない世界(しかも杜撰)を読むのは楽しくない。
貴志の作品を今後読むか否か。少なくとも優先順位は低い。

この作品、伊藤英明主演で映画化された。
「流行している小説ならヒットするだろ」ということなのか。
間違っても私は観たいと思わない。

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Excerpt: 小説「悪の教典」を読みました。 著者は 貴志 祐介 さまざまな賞、また映画化をされた本作 期待して読みましたが… 単純に面白く読めたかな エンタテインメント作ですね 内容は 教師がサイコパスだ..
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