今さらというような企画だが、彼が関わる本なので結構興味がわく。
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私がファミレスを初めて体験したのは「すかいらーく」。
これは、どこに住んでいたかに大きく影響される。
はるか昔、中学の近くにできて若い英語のN先生が「まずい」と話していた。
温め方など今とは大きく違うので、これは仕方ない。
その後、ファミレスは飛躍的に進化している。
著者はコラムでロイヤルホスト(ロイホ)をやたらと褒めている。
その割りに繁盛しているという気がしないのは何故だろうか。
サラダバーについても言及している。
私がファミレスでサラダバーを知ったのは、フォルクスが初めてだったか。
その後、シズラーで多くの人に知られるようになった。
バンコクのシズラーでは、「どれだけサラダを盛れるかコンテスト」が行われる。
ポテトを塔のようにする技は、もはや食べ物に見えない(汗)。
もうひとつ、大きな流れがドリンクバーの存在。
アメリカでは当然のことだったのかもしれないが、ドリンク飲み放題というのは画期的。
このために回転率の悪いレストランが続出した。
「食べる場所」から「いる場所」への変化と言っていい。
たとえば主婦。「吉野家」「松屋」では話ができない。
食べたらすぐ出ていく所だからくつろげない。
「山田うどん」も同じ。
ところがファミレスなら食後もいられる。
「ちょっとお洒落」という感じも主婦層に受け入れられやすい。
ただ、満席の場合は勉強している学生など追い出されることもある。
店側も、営業に支障がある場合は防衛策をとる。
漫画家の弘兼憲史は、ファミレスでネタを見つけるそうだ。
その意味ではドラマチックな場所でもある。社会の縮図ということ?
今はハンバーグとステーキの「けん」が人気。
この本でも語られているように、カレーがマストアイテム。
サラダに加えてカレーも食べられるので、満足度が高い。
その点は、「ココス」の朝食バイキングも同じ。多くのファンを獲得している。
今後、ファミレスはどうなるのか。
安い、食べ放題など特色のない店は淘汰されるか。
逆に高くても満足できる店は生き残れるのだろう。
もう新メニューも試しつくしたと言える段階?
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