井上ひさし、萩尾望都のコンビというだけで、手にする価値はある。
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地球は、表面積の約7割が海。
我々は、約6割が水。水なしに生きてはいけない。
ウズベキスタンとカザフスタンにまたがるアラル海。
綿の栽培のため、多量の水を汲み出した。
面積が半分になり、魚を獲るのが難しくなった。
塩分濃度も上がった。健康被害も出ている。
メキシコでは、地下水の汲み上げにより地盤沈下した。
モルジブでは島が、「水の都」ベネチアでは都市が沈む。
雨がほとんど降らないチャド。
家族が手分けして井戸まで往復22キロも水汲みに行かなければならない。
パリでは酸性雨が降り、出しておいたバラが枯れる。
水を巡っての紛争も起きている。
ユーフラテス川ではイラク、トルコ、シリアが川を巡って争う。
ドナウやメコン、ナイルなどと同じく国際河川の難しさがある。
宇宙飛行士が見た地球は青く美しい。
水の惑星に住むこと自体、奇蹟といえる。
生命も、海から生まれたとする説がある。
まさに水は命。少しも無駄にはできない。
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水の豊かな国、日本はどうか。
福島原発事故で、汚染水が今も増え続けている。
世界の人口は、70億人を超えた。
水の問題は、今後さらに厳しさを増す。
食料と同じく、節約して使いみんなで分け合うのなら。
水は足りる。問題は、分け合うか否かだ。
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大切な水の話を、
萩尾さんのイラストで進めていってるっていうのが、
萩尾さん大好きの私にはツボでした(≧▽≦)
こちらからもTBさせてくださいね。
(ちゃんと、できるかな?(;^_^A )
この本は、多くの人に読んでほしいですね。
TBは届いています。
それでは。