2013年08月08日

食料自給率39%、統計と廃棄

2012年の食料自給率はカロリーベースで39%だった。
この数字について考える。
   

食料自給率、12年度横ばいの39% 農水省(日経新聞)

まず、統計がどこまで信用できるかという点。
品目別自給率だと、国内の生産量に対する消費量で計算する。
つまり、重量ベースでありカロリーベースではない。

そして、生産額ベースだと2010年では69%になっている。
重量ベースでも6割はあるはずだ

各報道機関がカロリーベースだけを問題視することに、誰も疑問は持たないのか?
「統計はうそをつく」と言われるが、時には疑ってみることも必要。

もうひとつは食料廃棄の問題。
遠くの国から大量に食料を輸入している日本という国。
もったいないことに、その多くを廃棄してしまっている。

日本の食料自給率問題とは

以下のページによると、年間5600万トンの食糧を輸入。
その3分の1(1800万トン)を捨てているとのこと。

5分でわかる食糧問題

パン屋で売れ残った商品はどうなるのだろう?コンビニのサンドイッチやおにぎりは?
すし屋のシャリはどの程度捨てられているのか?

もし、輸入食品を無駄なく使ったとしても。
フードマイレージを考えれば大きな疑問が残る。

当たり前だが水は重い。
フランスのミネラルウォーターを輸入する意味が果たしてどの程度あるのか?
ジェット燃料や、軽油を使ってまで輸入?

石油など「日本にないものは仕方ない」という考えもできる。
(その石油も結構無駄に使っているけど)

まずは過剰に使わないということを目指すべき。
そして、余ってしまった食品はなるべく捨てずに消費する。

アメリカには「フードバンク」なる組織がある。
余った食品を食べ物のない人に分け与えることで廃棄を減らす。

日本にも、「さなぎの食堂」という試みがある。

さなぎの食堂事業 - 認定NPO法人さなぎ達

だが、こうした試みで廃棄を免れる食品はほんの少しだけ。
こんなことしていたら、食料となるため死んでいった生き物たちに申し訳ない。

忘れてはならないのが、環境への影響。
農業は自然を切り開いて行われるが、土地の保水力を維持するためにも役立つ。
こうした貢献度は金額として表示しにくい。まさにプライスレス。

林業の衰退でも環境に大きな悪影響がある。
国内の農業によって得られる部分について考える必要がある。

もちろんこの件はTPP(環太平洋連携協定)にも深く関係している。
TPPのことを語るときりがないので、この記事はここまで。

食料に関する日本の現状は間違っている!

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posted by りゅうちゃんミストラル at 16:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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