2013年08月13日

「キッチン」よしもとばなな

天涯孤独になった女子大生みかげ。
田辺雄一の家に同居する。もちろん再読。
   
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両親が早くに亡くなり、祖父母と暮らしていた台所大好きのみかげ。
祖父が、そして祖母が亡くなってしまう。

生前、祖母が行きつけにしていた花屋。
そこでバイトしていた雄一が、一緒に暮らそうと声をかける。

雄一は、母親のえり子と一緒に住んでいた。
えり子は実は男だった。

「満月」

雄一の母親(実は男)が刺し殺された。
みかげはそのことを知らず、大学を中退して料理研究科のアシスタントをしていた。

「ムーンライト・シャドウ」

等という恋人を交通事故で失ったさつきが主人公。
その時、車には等だけでなく彼の弟の恋人も乗っていた。

眠れなくなったさつきは早朝のジョギングを始める。
いつもの川で走っているとそこに現れた女性が、あることを提案する。

死んだ恋人のセーラー服を着る柊。
非日常の世界なので、「こんなのいる訳ない!」と読者は批判できない。

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「キッチン」とその続編「満月」は、人の生死が背景にある。
宮本輝や村上春樹とは違う表現が、多くの読者に受け入れられた。

独特の世界観と、時間の流れ。
春樹の作品は「再生と喪失の物語」だといわれるけれど、彼女だってそうだ。

以前、「白河夜船」を再読した。
「言葉にキレがある」ことを今更ながら驚いた。

この「キッチン」は、そのキレを予感させるには十分な作品たちを収録している。
この際、彼女の作品をもう一度読むのも悪くない。

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『キッチン』(著:よしもとばなな)

吉本ばなな『キッチン』

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posted by りゅうちゃんミストラル at 08:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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