二つの作品はつながっている。
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「夜をぶっとばせ」
主人公のたまきは35歳の主婦。
同窓会で再会した男は、昔好きだった。
この時の高揚感からパソコンを買うことに。
そして、出会い系サイトにのめりこむ。
カメラマンの夫から犯されるたまき。
息子は学校でいじめられる。読んでいて痛かった。
「男運」を「オトコーン」と発音する子ども。
新発売のシリアルみたいだというあたりは爆笑した。
読んでいて笑ったが、本当はとても怖い作品なのではないか。
今はそう感じている。
「チャカチョンバへの道」
まったく別の作品が掲載されているかと思えば、前の作品の続き。
3年後、たまきの同級生だった瑤子が雅彦とくっついていた。
怪しい集団の中で太鼓に合わせて踊るのは、別れた妻のたまき。
ストーンズの「Let's Spend the Night Together」はこの曲。
どう表現していか分からない。これが恋愛小説?
この世の終わりは近いのかもしれない。
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