2013年04月17日

「タイム・リープ あしたはきのう」高畑京一郎

女子高生が別の日に飛ぶSF。
これなら小学生、中学生でも読める。
   

主人公の鹿島は進学高校に通う。
ある日、曜日を間違えて学校へ行く。

何度か不思議な経験をするうちに、曜日を飛ばしていることに気がつく。
書いた記憶のない日記には、同じクラスの秀才を頼るよう書いてあった。

何度も飛ぶので、多くの読者は話がこんがらがったに違いない。
私もそうだった。

話が古いので、ネットや携帯は出てこない。
奇想天外な話を信じさせるのに、苦手なテストで100点を取るのはいいアイデア。

話に出てきた「猫が扉を探す」は「夏への扉」(ハインライン)。
「車に乗る奴」は「バックトゥザフューチャー」。

そして「ラベンダーの匂い」は「時をかける少女」。
私としては「リブレイ」(ケン・グリムウッド)のほうが近いと思う。

アイデアはいい。人も描こうとしているのがわかる。
因果律によるタイムパラドックスもわかりやすく説明している。

しかし話が散漫で深くない。
どうしても「子供だまし」に感じてしまう。

作者は主人公を「いかにも男が描く女子高生」として表現。
この点も惜しい。

最初にも書いたが、この作品は小学生でも読める。
タイムトラベルの入門として読むには最適。

どうしてタイムトラベルをテーマにした作品が多いのか。
それは、人類のかなわぬ夢だからだ。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 08:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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