不惑を迎えた女性作家らしい作品。
【送料無料】口紅のとき [ 角田光代 ] |
6歳 母の化粧を見て怖くなる。
12歳 祖母の死化粧を見る。死は悲しくない。旅立ちだから。
18歳 高校の卒業式後、彼から口紅を贈られる。
29歳 結婚を前に、義理の母となる人から結婚式用の口紅を贈られる。
だが、結婚式では使わない。
38歳 家事に忙しい女性が30分早く起きて化粧をする。その様子を見る娘。
47歳 17歳の誕生日を迎える娘に口紅を贈る。母は娘が口紅を使うのを見る。
65歳 夫の死。通夜で口紅を使う妻。
79歳 老人ホームで化粧する女性。鏡の中に過去の自分を見る。
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角田は過去の自分を思い出しながら、この作品を描いたのだろう。
後半は、もちろん想像だ。取材もあるだろうけど作家の想像力はまさに底なし。
この作品、男女で感想が大きく違うはず。
女性は口紅を自分で使う。対する男は女性に贈る。
巻末の「ちいさなドラマ」で角田が書いている。
口紅を贈るのは難しい。想像力とセンスが求められる。
以前、私は18歳の女性に口紅を贈ろうとしたことがある。
しかし、彼女が使うところを想像できず断念した(汗)。
女性の側からすると、口紅を贈られるのはどうなんだろう。
嫌なのか、贈ってほしいものなのか。
読書のページ(書評)
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