2013年03月27日

「夏を拾いに」森浩美

前日の「こちらの事情」に続いて、森浩美の作品。
平成19年に生きる男が、昭和46年の夏を回想する。ノスタルジーあふれる作品。
   
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【平成19年】

40代の広告代理店勤務の小木が、大阪への勤務を言い渡される。
小5の息子は中学受験のため塾通い。

小木は、息子に自分が小学生だった時のことを話して聞かせる。
それは、ひと夏の大冒険だった。

【昭和46年】

文ちゃん、つーちゃん、雄ちゃんの3人組で不発弾を見つけようとする。
東京から来た高井は何でもできる優等生。
だが文ちゃんたちはお高くとまっている彼のことが気に入らない。

成り行きから高井も仲間に入る。
母親の言いなりになっていた高井は、実は3人組のことがうらやましかった。

息子である文ちゃんは、父親の気持ちを考える。
その父親は、息子に対して不器用な態度しかできない。よくできたドラマ。

池跳びは、「飛ぶ教室」(ケストナー)を思い出した。
もちろん臆病者のウリーが、高い所から飛び降りる場面。

日登美が結婚したのは雄ちゃんだった。これは読んでいて予想できた。
深読みした私は、文ちゃんが日登美と一時つきあうかとも考えた。

同じく不発弾についても深読みした。
見つかったと思ったら実は小判だったとか、金持ちの裏金で別の騒動になるとか。
(深読みしすぎ?)


あとがきで森自身が書いているように、これは森版の「スタンドバイミー」。
探すのが死体か不発弾かの違い。

話に出てきた懐かしい映像をいくつか紹介。

「俺たちの旅」オープニング

 

「俺は男だ」

まさか、海岸で竹刀を振っていた男が千葉県知事になるとは。

 

マンダムのCM(チャールズブロンソン)。

 

「キイハンター」オープニング。

 

あたり前田のクラッカー

 

これが、昭和55年ならはっきり記憶に残っているんだけど。
中学生くらいだと、父親より上の年代に訊いてみた方がいいかも。

逆に、この本を読むことでで家族の会話のきっかけとなれば。
二度楽しめる作品ということになる。

 読書のページ(書評)

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森浩美『夏を拾いに』

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