やっとBOOK3を読み終えた。
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BOOK1では青豆と天吾のストーリーが交互に語られる。
これは、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 」でも見られた手法。
予備校で数学を教える天吾は、ゴーストライターを引き受ける。
一方の青豆はインストラクターの裏で、暗殺者となっていた。
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BOOK2では青豆がついにリーダーと対面。
暗殺に成功する。
天吾は、かつてNHKの集金をしていた父親が千倉の療養所にいると知らされる。
仲が悪かった父はすでに意識不明の状態だった。
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教団から追われることになった青豆。
隠れ家の高円寺で天吾の姿を見かける。
天吾の父親は千倉で死亡。
看護婦たちの協力もあり、質素な葬儀を行う。
父親から見た天吾は息子ではなく、「法定相続人」だった。
リーダーの死に責任が問われる牛河が青豆を追う。
牛河の対応はタマルが行った。青豆の妊娠は意外。
***** ***** ***** *****
人は、誰かとつながっている。完全な孤独などありえない。
天吾と青豆は、ともに欠損家族という環境。
この作品、二人に限らずどの登場人物も不幸だ。
青豆に暗殺を依頼するマダムは娘を失っている。
老婦人に従うタマルも生い立ちはとても幸福とは遠い。
牛河もまた娘たちと別れて孤独を味わっている。
ふかえりについては説明の必要もない。
背景に宗教が出てくるのは、春樹がオウムを気にしているから。
河合隼雄との対談を読めばよくわかる。
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「続編があるのでは」という噂は前からあった。
私はないと考えた。
しかし私の予想に反してBOOK4は出るそうだ。
天吾がもう少し年齢を重ねて再登場する予定。
ところでこの記事を読んでいる人に質問。
あなたの世界で月は二つ見えるだろうか。
もしそうなら、すでにパラレルワールドの中かもしれない。
読書のページ(書評)
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