2013年01月19日

「手」山崎ナオコーラ

女性作家による4つの短編。表題作は芥川賞候補。
この作家の作品は、「人のセックスを笑うな」以来2冊目。
   
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価格:1,300円(税込、送料別)


「手」

ラテ欄作成をしている寅井は25歳。
父親が妹と仲良くしている反動から、おじさんが好き。
おじさんHPも作っている。

でも、ほぼ同年代の男とも付き合っている。
どこか寂しさを残す作品。

「笑うお姫様」

王の側室は笑わない。
正妻を追い出した王。側室はさらし首になる。

「わけもなく走りたくなる」

事務職の女性、仕事帰りにジムで走る。
ジムで出会った沢村という男が気になる。
とても短く、「これで終わりか?」という習作。

「お父さん大好き」

主人公は44歳の男。
出勤途中に財布を拾ってもらい、感激する。

妻は出て行き、血のつながらない大学一年の娘がいる。
作者は生きていることの意味を描きたかったらしい。
自殺が背景にある。

***** ***** ***** *****

作者の意図は、「現代社会を的確に切り取って描写する」
「人とは何かを表現する」ということなんだろう。
それにしては、掘り下げ方が足りない。

芥川賞候補になりながらも選ばれないのは妥当な判断。
もちろん、現実には不適当な作品が何度も選ばれている。

 読書のページ(書評)

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posted by りゅうちゃんミストラル at 07:43| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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