2013年01月11日

「人のセックスを笑うな」山崎ナオコーラ

美術の専門学校で出会った学生と講師の不倫。
文藝賞受賞作。芥川賞候補作。
 

短文を多用し、内容も簡単。
その上薄い本なのですぐに読める。

主人公は19歳の磯貝みるめ。
講師のユリは色気のない39歳。化粧だけでなく家事も不得意。

絵のモデルになった彼はそのまま不倫に。
だが、始まりがあれば当然終わりが来る。

ユリは突然講師を辞め、旦那とビルマ(ミャンマー)に行く。
絵の世界から離れるという。不倫の関係も自然消滅。

この作家、初めて読んだ。淡々とした文章が持ち味なのか。
何度も芥川賞候補になりながら、受賞できていない作家の一人。

この作品は、女性作家が男を描いている。
女性が描く男はドロドロ感が足りない気がする。
当然、サラサラした男もいるけれど。

ネットで検索すると、「心理描写が上手い」とのこと。
私は特に上手いとは思わなかった。

この程度のカタルシスであれば、芥川賞落選は妥当。
(落選が妥当なのに受賞している作品は多く存在している。念のため)

ただ、ユリとは対照的に贅肉をそぎ落とした文章は光る。
他の作品も読んでみたい。

なお、この作品は映画化されている。
永作博美、松山ケンイチ、蒼井優。 どうもイメージが違う。

 読書のページ(書評)

***********************
関連記事

山崎 ナオコーラ 『人のセックスを笑うな』

山崎ナオコーラさん / 『人のセックスを笑うな』

人のセックスを笑うな / 山崎 ナオコーラ

山崎ナオコーラの『人のセックスを笑うな』を読む  

「人のセックスを笑うな」 山崎ナオコーラ

山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』を読む

人のセックスを笑うな 山崎ナオコーラ

人のセックスを笑うな-山崎ナオコーラ-

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 07:56| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/311646532
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック