2013年01月25日

「さくら」西加奈子

ある一家の微笑ましいこと、そして悲劇を描いた作品。
簡単な内容だが、何故か読むのに3日もかかった。
   

主人公と語り部は次男の薫。
モテまくりの兄、ワイルドな妹に挟まれている。

忘れてはならない家族が犬のサクラ。
小さく元気のなかったサクラを、妹の反対を押し切り引き取る。

危険な遊び(勇気あり)や同性愛など、エピソードはたくさん。
しかし、私は感情移入しなかった。

兄の悲劇は予想できた。
父親が家を出て母親が酒に手を出したら。

もっと大きな悲劇になるはず。きれいに描きすぎではないか。
薫も「女性作家が描く男」から抜け出ていない。
この作家、これが限界なのか。そうは思いたくない。

西加奈子といえば、「ふくわらい」が先日発表になった直木賞の候補になった。
(結果は落選)
   
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同じく候補になった有川浩とともに、世代交代が進んでいることを実感する。
何年かしたら、直木賞に選ばれるか。

 読書のページ(書評)

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