2013年01月08日

「ふちなしのかがみ」辻村深月

小学生の頃、誰もが一度は耳にした都市伝説。
宮部みゆきとは違う、こたつに入って読むホラー。ネタばれあり。
   

「踊り場の花子」

さゆりは夏休みの自由研究で、「学校の花子さん」について調べた。
彼女は渓谷で遺体となって見つかる。

このエピソードは結末が読めた。
作品にもうひとつ「ヒネリ」が欲しかった。

「ブランコをこぐ足」

今度はコックリさん。
小5のみのりはブランコで事故死。

私の小学校時代も「エンゼルさん」はあり、コックリさん同様に流行った。
日本各地で同じような状況だったのではないか。

「おとうさん、したいがあるよ」

田舎に住む祖父母だったが、祖母が痴呆症に。
大学生のつつじは父に言われて家の片づけをすることに。

そこで見つけた死体の数々。
隠そうとしたが、郵便配達の男に見つかって・・・

ここまで死体が多いのは感心しない。
ヒッチコックの映画「ハリーの災難」を思い出した。

「ふちなしのかがみ」

香奈子は裕福な家に育った高校生。
サックスを吹く冬也がとても気になる。

午前零時に未来が見えるという方法を試す香奈子。
だが冬也には彼女がいた。

核の部分が「冷たい校舎の時は止まる」と似ている。
この手法、辻村は好きなんだな。

「八月の天変地異」

キョウスケと一緒にいるために、「イケてない」側に分類されたシンジ。
空想の友人、「ゆうちゃん」を作り出す。

セミの羽化と苦し紛れのウソ。
漫画で似たようなネタがあった気がする。

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登場人物は、リアルにいそうな人ばかり。辻村は、都市伝説が好きなんだろう。
各エピソードにもうひとつ山場がほしい。

 読書のページ(書評)

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