2012年12月27日

「堪忍箱」宮部みゆき

宮部の時代小説。庶民を描く手法は流石。
古い作品集だけど堪能した。
   
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宮部の時代小説は、「初ものがたり」以来。
さすがに宮部だけあって「はずれ」が少ない。

「堪忍箱」

菓子を扱う近江屋に伝わる堪忍箱。
絶対に空けることが許されないこの箱にはどんな秘密があるのか。

「かどわかし」

料理屋の息子である小一郎から、「自分をかどわかしてくれ」と頼まれた畳職人。
身代金100両を折半しようという計画だった。

乳母に会いたいばかりに偽装誘拐を企てた小一郎。
ある日、行方不明になり畳職人が疑われる。

「敵持ち」

命を狙われている加助は用心棒を小坂井又四郎に依頼する。
どこに罠が待ち構えているかわからない。

「十六夜髑髏」

月見の後、小原屋に起きるということとは何か。
怪談話が好きな宮部らしい作品。
本当に怖いのは呪いや怪談ではなく人間そのもの。

「お墓の下まで」

長屋の差配人である市兵衛に育てられたゆき。
誰にも秘密があるという宮部らしい作品。

「謀りごと」

長屋の差配人が浪人の部屋で死んでいた。
見る人によって、どんな人だったか評価が分かれるところが上手い。

「てんびんばかり」

血はつながっていないものの、姉妹として育ったお美代とお吉。
大黒屋の後添いとなったお美代が長屋に来る。

「砂村新田」

12歳にして奉公することになったお春。
市太郎という男と出会う。彼はお春の母親と知り合いだという。

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確かによくまとまっているけれど、宮部は国民的作家。
このくらいで評価してはいけないのかもしれない。

 読書のページ(書評)

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宮部みゆき『堪忍箱』  

『堪忍箱』  宮部みゆき

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posted by りゅうちゃんミストラル at 09:12| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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