2012年12月22日

「くまちゃん」角田光代

角田がドミノ倒しのような恋愛模様を描く連作短編集。
「阪急電車」(有川浩)のような面白い企画だ。
   
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「くまちゃん」

井の頭公園での花見に紛れ込んできた男、持田英之。
苑子は彼を「お持ち帰り」してしまう。

二人はうまくいくかと思われたが、束縛を嫌う英之。
結局、別れることに。

「アイドル」

海の家でバイトしていた英之。
同じくバイトで生計を立てるゆりえと同棲を始める。

だが、ゆりえは槇仁と一緒に住むことが決まる。
事前の約束どおり、二人は別れることになった。

「勝負恋愛」

ゆりえは夢にまで見た槇仁との生活を始める。
だが、「姉のような存在」であるさよりが気になって仕方ない。

「こうもり」

成功したかと思われた槇仁のミュージシャンとしての生活。
しかし仕事が減り、ゲームデザインの仕事をするように。

「浮き草」

久信の将来性を見つけた希麻子。
彼と一緒になることで成功をつかもうとする。
希麻子の計画はうまくいくと思われたのだが。

「光の子」

イラストレーターとして名前が売れている久信はかつて不良だった。
14歳の時、不良を集めた河口湖でのキャンプで文太と出会う。

文太は、料理に才能があった。
最初に出てきた苑子を再登場させるあたりが角田の上手いところ。

「乙女相談室」

協議離婚が成立したこずえ。
今まで自分がふられっぱなしだったことをに気がつく。

仕事場で、ネットの恋愛相談室があると知った彼女。
オフ会に出かけていく。ここで、ゆりえが再登場。

***** ***** ***** *****

やはり角田は短編小説が上手い。
だが、彼女くらいになると80点では満足できない自分がいる。

恋愛を深く掘り下げ、もっと読者にカタルシスを提供してほしい。
今後のためにも、角田をこの作品で高く評価してはならない。

 読書のページ(書評)

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posted by りゅうちゃんミストラル at 07:03| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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