2012年12月20日

「ブラザー・サン シスター・ムーン」恩田陸

高校時代、あの三叉路が分岐点だった。
恩田の自伝的作品?
   

恩田といえば「夜のピクニック」や「六番目の小夜子」。
ネバーランド」、「ユージニア」などを読んできた。

タイトルにある「Brother Sun,Sister Moon」のエンディング。

 

第一部 あいつと私

楡崎綾音のエピソード。
地方都市から出てきて、大学で文学を学ぶ綾音。

女子大生ブームは「オールナイトフジ」などがあり懐かしい。
そんな中、「夏への扉」(ハインライン)などを語り合ったのか。
(実際に語ったのはハインラインの別の作品だけど)

第二部 青い花

今度は戸崎衛の話。
大学でジャズに打ち込む衛。

早稲田祭はパンフを買わないと入れなかった。
その金が、ある過激派組織に流れているという話も聞いたことがある。

実はお坊ちゃんのオズマが中心のトリオ。
オーバーザレインボーは、ジュディー・ガーランドを思い出す。

 

第三部 陽のあたる場所

最後に箱崎一の話。
大学で映画を観るばかりだった箱崎。

普通に就職するものの、映画監督になる。
ナタリーウッドは私もよく覚えている。
ウエストサイド物語での「トゥナイト」が有名。

 

バンドブームとなった「イカ天」。
それに続く映像の「エビ天」など、とても懐かしい。

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人にはそれぞれ、何故か印象に残るものがある。
映画で言うと「市民ケーン」で出てきた「バラのつぼみ」。
三人の話から自分の分岐点を考える作品なのか。

だとしたら、今までの恩田作品とは違う?
高校生活での思い出などを表現してきた恩田。
その延長線だと考えれば理解しやすい。

ただ、この作品で読者がカタルシスを得るかというとそれは微妙。
物足りなさを感じた読者も多くいただろう。

 読書のページ(書評)

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posted by りゅうちゃんミストラル at 09:16| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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