2012年10月27日

「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」スティーグ・ラーソン

スウェーデンの作家による、各国で話題になった作品。
背景にあるのは女性への虐待。
   

主人公はジャーナリストのミカエル。
雑誌「ミレニアム」を出している。

実業家ヴェンネルストレムの悪事について書いた記事が名誉毀損で訴えられた。
裁判で有罪が確定したミカエル。判決は懲役3ヶ月。
「ミレニアム」も広告主が手を引くなど危機に陥る。

そんな時、ミカエルに声をかけた大富豪ヘンリック・ヴァンゲル。
30年前行方不明になった兄の孫娘ハリエット・ヴァンゲルを探す依頼をしてきた。

ハリエットは失踪当時16歳。
報奨金の他に、ミカエルを刑務所に送り込んだ実業家の証拠を提供するという。

ミカエルの身元調査をしたのが、女性調査員のリスベット。
カワサキのバイクに乗り、エキセントリックな彼女にはいろんな武器がある。

失踪事件の謎をミカエルは解くことができるのか。
そしてヴェンネルストレムへのリベンジは可能なのか。

作品中に出てくる暴力シーンは、読んでいてとても痛い。
だが、実際に起きていることを作者は描きたかったのだろう。
それにしても結婚に頼らない男女関係が多いのはお国柄だろうか。

優等生のミカエルと比べ、リスベットの奔放さがいいコントラスト。
リスベットはとても完璧ではないものの、人間的魅力が豊富。
スウェーデンに行けば、彼女のような女性に出会えるのだろうか(笑)。

さすがに失踪事件の結末は読めなかった。
どれだけの読者が予想していたのか気になる。

作者のラーソンは、04年に亡くなった。
第4シリーズ執筆中の急死。とても残念。

構想は第10シリーズまであったという。
100枚以上ある第4シリーズの原稿はそのうち公開されるだろう。

続きを読むかどうか、今考えている。
(この作品、読み終わったのはかなり前のこと)
こうしたシリーズを読み始めると、他の本が読めなくなるのが困る。

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スティーグ・ラーソン「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」(上下)

スティーグ・ラーソン【ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女】

スティーグ・ラーソン著『ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女』

ステーヴ・ラーソン「ミレニアム1 ドラゴンタトゥーの女」

スティーグ・ラーソン『ミレニアム1』を読む。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 06:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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