2012年09月04日

「輝く夜」百田尚樹

クリスマスイブに起きた奇蹟を描く短編集。
私は素直に読んで泣いた。
   
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百田尚樹といえば、特攻を描いたデビュー作の「永遠の0」。
そして高校のボクシングが舞台の「ボックス!」を読んだ。
彼は多くのファンを獲得したが、私はこの短編集で彼のまた違った一面を発見した。

「魔法の万年筆」

主人公は34歳の女性。
クリスマスイブに会社をリストラされた。

浮かれた町を歩く彼女。
ハンバーガーを渡したホームレスに、3つの願いがかなう鉛筆をもらう。

奇蹟なのは魔法の鉛筆だけじゃない。
彼女が困っている弟と、俳優を目指す男のために魔法を使うことが奇蹟。
こういう人、実は世の中に多く存在している。

「猫」

これは実際あるかもしれない話。
一流会社にいても、実力が無い人はたくさんいる。

「ケーキ」

20歳の女性は苦労して美容師となるが、末期がんで余命わずか。
彼女の願いは天に届くのか。

「タクシー」

これもあるかもしれない話。
タクシーにはさまざまなドラマがある。

「サンタクロース」

高校生の息子は金髪で、2度の停学。
しかし、彼の誕生には変わったエピソードがあった。

***** *****

「こんな話、あるわけないじゃん!」というあなた。
夢というものを失くしてしまったかわいそうな人だ。

「信じるなら毎日がクリスマス」というのはウィリアム・ブレイクだったか。
もっと素直に物語を受け入れよう。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 07:49| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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