2012年08月28日

「動物農場」ジョージ・オーウェル

古典的風刺作品として知られる「動物農場」。
現代に通じる部分が多い作品だ。
   

とある農場で、動物たちの反乱が起きた。
リーダーは豚のスノーボールとナポレオン。

飲んだくれの農場主を追い出し、自分たちだけで農場を運営しようとする。
この試みは成功したかに見えたが・・・

ナポレオンをスターリンだとする解釈が一般的。
だが「オーウェル瞥見」で開高健はヒットラーではないかと言う。

彼によると、自分の体を酷使して死んだボクサーはロンメルになる。
なるほど、いろんな解釈ができるもんだ。

情報操作で民衆を納得させようとする方法は、今の中国や北朝鮮にもつながる。
だが、かつての日本でも「大本営発表」という国家による情報操作があった。

日本人は、決してこの寓話を「別の国のこと」として解釈してはならない。
何しろ、福島原発事故で数々の嘘がバレてしまったのだから。

「安全で安い」という原発のPRはまったく信用できない。
これも国による情報操作だと解釈すべきだ。

それだけではない。
原発事故後も電力会社による「やらせ」の実態が明らかになっている。

日本人、いや地求人はいつになったら「動物農場」を笑えるようになるのだろう。
1945年に出たこの物語が、読む必要のない世界が訪れるのはいつになるのか。

私は角川文庫版で読んだ。
解説が長いけれど、かなり興味深い内容になっている。

なお、この物語は映像化されている。
機会があれば観てみたい。

 

ジョージ・オーウェルといえば、管理社会を描いた「1984年」で知られる。
いつかブログ記事にしてみたい。

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「動物農場」ジョージ・オーウェル 感想

動物農場/ジョージ・オーウェル

George Orwell "Animal Farm" (ジョージ・オーウェル 動物農場)

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posted by りゅうちゃんミストラル at 07:39| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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