2012年06月29日

「眠る鉄道」とデジカメの功罪

鮮やかな表紙が目を引いた「眠る鉄道」。
人が乗ることのない鉄道を写真集にしたのは珍しい試み。
   
【送料無料】眠る鉄道

【送料無料】眠る鉄道
価格:2,625円(税込、送料別)


次々に新型車量が投入される鉄道の現場。
古くなった車両たちは、どこに行くのだろう。

博物館や公園などで余生を過ごすのは、ほんの一部。
多くは解体されるが、朽ち果てていくものもある。

すばらしい試みだと素直に感心する。
だが、惜しいのはデジカメの功罪なのか、写真が鮮やか過ぎること。

モノクロ写真を織り交ぜることで、コントラストを強調したいのはわかる。
だが、あまりに鮮やか過ぎる写真は不自然でもある。

以前、フォトコンテストの審査員が言っていた。
デジカメの登場で、素人でも美しい写真が撮れるようになった。

それはいいことなのだが、写真の加工技術が進んだことで素材の良さが失われる。
最初から加工することを前提とした写真というのはどうなのか。

私の頭が堅いだけなのかもしれない。
だが、どうしてもこの写真集に違和感を感じてしまう。

こうした感じ方をしているのは私だけではない。
アマゾンでは丸田氏の写真集に私と同じ疑問を持つコメントが寄せられていた。

「写真は真を写さない」というのは、以前から言われていたこと。
デジカメと加工技術の進歩は、この言葉をさらに進めているのか。

もちろん人によって感じ方は違う。
本屋でこの写真集を手に取り、各自が判断してほしい。

****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。





posted by りゅうちゃんミストラル at 08:03| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。