2012年06月27日

「KAGEROU」齋藤智裕

2010年に出版された「KAGEROU」をやっと読んだ。
正直、大いに失望した。この記事はネタばれあり。
   
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主人公は41歳になろうとする大東泰雄(ヤスオ)。
職を失い、借金があることから自殺を決意する。

ビルの屋上から飛び降りようとしたその時、キョウヤに声をかけられる。
キョウヤは臓器の提供を申し出るなら借金を返済でき、両親にもいくらか残せると説明。
ヤスオはこの申し出を受け入れ、臓器提供するための施設に向かう。

29と30ページのノンブル(ページ数の表記)が手書きになっている。
この部分には「なるほど」と感心した。

著者が俳優の水嶋ヒロであること。
また、デビュー作で第5回ポプラ社小説大賞を受賞したことが話題となった。
その賞金額、何と2000万円。

私は図書館で偶然この本を見つけて読んだ。
無料だからいいものの、とてもじゃないがこの内容でお金を払うつもりはない。
この作品を読んで、どれだけの人が共感しただろう。

彼は今後も「作家・齋藤智裕」として活躍するつもりなのか?
もしそうなら、表現者として必要なことがたくさんある。

例えば道尾秀介。
「向日葵の咲かない夏」は、正直のところ破綻した内容だった。

東野圭吾の「卒業」も、その後の作品を考えるとかなり未完成。
だがその後は多くの読者を獲得した作家となった。

10年後に「齋藤智裕は作家として成長したなあ」と思うことがあるかもしれない。
ネットで検索しても、「KAGEROU」には厳しい批判が多く見られる。

まず文章をよく練り、引き出しを多く用意する。
我慢強く作品を書き続ければ、将来どうなるかはわからない。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 08:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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齋藤智裕『KAGEROU』
Excerpt: KAGEROU齋藤 智裕ポプラ社 今回は、齋藤智裕『KAGEROU』を紹介します。齋藤智裕(水嶋ヒロ)さんの初小説ですね。うーん。そんなにいい作品だったなという印象はなかったけど、第五回ポプラ社小説..
Weblog: itchy1976の日記
Tracked: 2012-09-22 12:51
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