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まず、芥川賞作品で読んでいて笑ったのは久しぶり。
麗子様のストップウォッチ。
「おぇー」という発音の練習で、新種の動物になった気がするというあたり。
(ユダヤ人がこの作品を読んだ際、怒らないのかという気もする)
こうした小説があるのは、私としては構わない。
だが芥川賞にふさわしいかという点では、かなり疑問が残る。
芥川賞の選考委員は、小説を売れなくすることで文学の価値が上がるとでも思っている?
それとも03年の「蛇にピアス」(金原ひとみ)。
「蹴りたい背中」(綿矢りさ)同時受賞で壊れてしまったのか。
私はこの作品を購入せず、図書館のを読んだ。
誰が好き好んでこの小説を(しかもハードカバーを)買うだろうか?
本が売れないといわれる現在。
売れない本をますます売れなくしているのは芥川賞の選考委員ではないのか。
読了後、ネットでこの作品の書評をいくつか読んだ。
かなり厳しい批判が多い。
私はそうした批判に対して少しも反論しない。
そればかりか厳しい批判は当然のこととさえ感じている。
人はなぜ本を読むのか。芥川賞とは?
この作品の持つ意味は大きい。もちろん皮肉だ。
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密告者は誰か・・・
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芥川賞の意味はなかなか議論のあるところですね
この作品の意味も考えてしまいます。
コメントありがとうございます。
正直、私はこの作品の意味を理解できないでいます。
ブログ記事でも書いたように、笑った以外記憶に残らないのです。