2011年09月09日

「まほろ駅前番外地」三浦しをん

直木賞受賞作の「まほろ駅前多田便利軒」。
「まほろ駅前番外地」はその続編。
   
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前作で居候の行天は、そのまま便利屋に住み着いている。
多田はそんな彼を追い出す言葉を言い出せずにいいる。

「光る石」

女性同士の関係というのは恐ろしい。
自分より大きなダイヤモンドを持っている同僚を妬む。

そして、そのダイヤを隠すよう便利屋に依頼する。
問題の女性は一時話題となった「片付けられない女」。
事情を知っていたら、問題のダイヤを指に嵌めたくはない。

「星良一の優雅な日常」

便利屋と前作で知り合いになった星良一。
彼は母親が苦手でヤクザになったことを隠している。
ヤクザの日常と、高校生の彼女や母親とのギャップで笑わせる作品。

「思い出の銀幕」

前作でも出てきた病院で面会の代理。
曽根田のばあさんは昔話を始める。

「岡夫人は観察する」

これも前作で出てきた、バスの間引き運転を監視する仕事。
だが、今回の場合は便利屋より岡夫人が目立っている。

「由良公は運が悪い」

これも前作に出てきた小学生、由良のエピソード。
両親不在時にもらった金で遊ぶことを計画する由良。
だがバスに乗っている時、運悪く行天に見つかってしまう。

「逃げる男」

遺品整理を依頼された多田。
亡くなったのは外食産業を担っていた男。

未亡人と多田の恋愛は、今後も続くのだろうか?
三浦はこのシリーズを続ける気らしい。

「なごりの月」

今度の依頼は、インフルエンザで寝込んだ母親の代わりに赤ん坊の世話をする。
このエピソードも、後につながる伏線なのだろう。
行天のキレぶりには、何か過去があるはず。

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Excerpt: 第135回直木賞受賞作『まほろ駅前多田便利軒』での愉快な奴らが帰ってきた。多田・行天の物語とともに、星、曽根田のばあちゃん、由良、岡老人の細君が主人公となるスピンアウトストーリーを収録。(「BOOK」..
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