2011年07月25日

「3月のライオン」6巻 羽海野チカ

「3月のライオン」6巻は傑作だ。
読んでいて何度も泣いた。
   

今までのストーリーについては、以前記事に書いた。

「3月のライオン」羽海野チカ  

「3月のライオン」5巻を読む

この巻では3人の戦いが描かれている。

まず、中学でいじめられるひなた。
爺ちゃんが孫のひなを褒める場面でまず泣いた。

どれだけの大人が「よくやった!」と中学生を褒めることができるだろう。
ひなは決して孤独ではなかった。

姉妹がいる。爺ちゃんもいる。
そして頼りないけど零だっている。

高校生にしてプロ棋士の零は、高校の元担任にこのいじめを相談する。
何を勘違いしたか、零は対局で負けられないと決意を新たにする。

プロといっても零はまだ高校生。
暴走も勘違いもする。その暴走が青臭くて私は好きだ。


二人目の戦士は二階堂。
零のライバルで、新人戦の決勝で零に勝つことが当面の目標。
(順位戦では対局の予定がない)

新人戦の準決勝で二階堂は精一杯戦う。
千日手指し直しの末、敗れて入院。

前にも書いたと思うけど、二階堂のモデルは村山聖
難病を抱えつつも羽生のライバルだったが、29歳で亡くなった。

もちろん3人目の戦士は主人公の零。
新人戦決勝で、零は二階堂を負かした棋士(新人戦4連覇!)と対決。
見事に勝って新人王となる。

京都に修学旅行中のひな。
対局の大阪から、ひなに会うため新人王の零が急ぐ。

京都に零がいることを驚くひな。
不器用だがひなを必死で支えようとする零の姿を見て素直に感動。


作者にひとつ注文を出したい。
この巻は感動的だったが、あかりの描き方がいつもと違っていた。

「悲しむ、悩むあかり」を表現したかったのだろう。
それは理解できるが、別人になってしまっていた。
この点について、すごくもったいないと感じる。

最近、これほど感動した漫画を私は知らない。
作者の力量と、想いが伝わってくる傑作だ。

大げさでなく思う。
この漫画を手にするまで、事故に遭わなくてよかった。

これは傑作だ すばらしい!

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関連記事

3月のライオン6巻より。

“『3月のライオン 6巻』読了。”

3月のライオン6巻は、人がいないところで読んで欲しい  

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posted by りゅうちゃんミストラル at 07:26| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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