2011年06月01日

死亡事故の消防士に嘆願書の遺族

勤務外に死亡事故を起こした26歳の男性消防士。
遺族の求めに応じて、失職ではなく停職6カ月の懲戒処分となった。
   

遺族嘆願「寛大処分で命救って」=死亡事故の消防士、失職回避−兵庫・宝塚市(時事通信)

この消防士、刑事事件としてはで執行猶予付きの禁錮刑が確定した。
遺族は嘆願書でこう主張している。

「消防士を続け、一人でも多くの命を救うことで罪を償ってほしい」
(赤字部分、上記時事通信の記事から引用)

自分が遺族なら、同じように嘆願書を書けたかどうか。
遺族の寛大さには頭が下がる。


この件で思い出すのはユゴーの「レ・ミゼラブル」。
若い消防士は、日本版ジャンバルジャンとなるのか。

「レ・ミゼラブル」は日本でも「ああ無情」として知られている。
パンを盗んだことで、獄中に19年いたジャン・バルジャン。

彼は、司教の館に泊めてくれた恩があるにもかかわらず、銀の食器を盗む。
長い獄中生活は、彼の心を荒んだものにしてしまう。

捕らえられたバルジャンに向かって、司教は言う。
「銀の燭台もあげたのに忘れた」と。

ミュージカル版では、司教はさらにこう言う。
「あなたの人生、私が買った」

バルジャンは心を入れ替え、真人間となることを誓う。

この消防士は遺族の望み通り、人を救うことで大きすぎるマイナスを少しでも取り返せるか。
日本にもバルジャンがいたと証明するか。
それともプレッシャーに負けるか。

私は前者であることを心から願う。

追記

日本でも、山室恵裁判官のエピソードがある。

さだまさしの「償い」

危うく忘れるところだった(汗)。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 09:23| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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