復旧を担当する作業員は、被ばく線量「年50ミリ」という上限を撤廃する。
福島第1原発:作業員被ばく線量 「年50ミリ」上限撤廃(毎日新聞)
原発事故以来、被ばく線量の基準は次々に見直されている。
見直しというより、改悪だ。
素朴な疑問だが、今までの基準はどんな意味があったのか?
将来、白血病やガンになった場合誰が補償してくれるのか?
「夢の科学技術」で電気を供給する原発。
コストは高く、安全でもない。
作業員の犠牲の上に成り立つ、それが原発の真の姿。
今後も原発には厳しい目を向けるべきだ。
そうしなければ、国は基準を曲げ続ける。
一方、原発事故が起きた福島県。
全県民の被ばく調査を数十年単位で追跡すると決めた。
東日本大震災:福島、全県民被ばく調査 数十年単位で追跡(毎日新聞)
問題なのは、将来白血病やガンが増えた場合。
国は健康と原発事故との因果関係を認めるかどうか。
前にもブログで指摘したが、過去の公害病では因果関係を認めなかった。
そのために被害が大きくなってしまったこともある。
原発事故の影響が出るのはこれからだ
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