2015年03月15日

「旅はタイにはじまりタイに終わる」吉田友和

アジア5カ国を巡る旅。
陸路での国境越えなど、リピーターにも楽しめる内容。

 
 ↑チェンマイはこんな感じ

まずは冷房で寒い香港へ。
ここは航空券の事情で立ち寄っただけ。

ここからが普通の旅行者とは大きく違う。
タイのサムイに向かう。

ガパオライス(バジル炒めライス)は美味しい。
タイ料理の中でも、カレーと並ぶ人気ぶり。

サムイから古都チェンマイへ。
名物のカオソーイは、私も食べたことがある。
上に揚げた麺が乗せてあるのが特徴。

その後ベトナム、カンボジアを巡る。
エアラインパスを使っているので、こうした廻り方をする人は少ないはず。

***** **** ***** ****

ネットの登場で、海外旅行は大きく変わった。
ただ、著者も書いているように旅がせわしなくなっているのも事実。

かつて使い道が問われたODA。
この本でも描かれているように、ラオスに行けば一目瞭然。
私もODAのステッカーが貼られたバスに乗ったことがある。

各国を軽く描いている旅行記。
この「軽さ」がいいと言う人もいるはず。

この本については、地図を掲載したほうがよかったのではないか。
簡単なものでも、地図があると旅を想像するのが楽だ。

この作者の本は初めとて読む。
今まで世界一周やユーレイルバスの旅など本にしているという。
今度図書館で探してみよう。

追記

旅の途中、鳥を売っている場面がある。
これは鳥の販売じゃなくて「籠の鳥を放つ」ことで徳を積む「タンブン」ではないか。
タイに詳しい著者が知らないわけないので、本当に売っていただけかもしれないが。

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豊中で不明の男児、池で遺体となって見つかる

豊中市で2月28日から不明になっていた6歳の男児。
15日昼前、池で遺体となって見つかった。

   白い花

豊中市の池に不明の6歳男児、死亡を確認(日刊スポーツ)

捜索が続いていただけに、とても残念。
つらかっただろう。寒かっただろう。

男児が見つかった池は、不明となった施設から約90メートルの場所。
目立った外傷はなかったという。

亡くなった男児の死を悼みます

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タグ: 豊中
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2015年03月14日

「無実(上)」ジョン・グリシャム

21歳の女性が性的暴行を受け殺された。
法廷劇で知られるグリシャム初のノンフィクション。

 

グリシャムの作品を読むのは「テスタメント」以来。
「冷血」(トルーマン・カポーティ)や「華城事件は終わっていない」を思い出す。

事件が起きたのは、1982年。
場所はオクラホマ州の小さな町、エイダ。

バー「コーチライト」のウェイトレス、デビー・カーターが自宅で殺されていた。
暴行されており、絞殺と判断された。

その後、元プロ野球選手のロン・ウィリアムソンが逮捕された。
高校時代は強力な打撃で知られた選手だった彼。
しかしプロでは通用せず、マイナーリーグ止まり。

次第にアルコールに溺れ、精神を病むようになる。
事件について物的証拠はない。

共犯とされたのが、元理科教師のフリッツ。
こちらは逮捕された理由すら不明確。

法廷は迷走する。証言がいい加減だし証拠もない。
それでもフリッツは有罪。陪審員の評決は終身刑だった。

***** **** ***** ****

まず、初動捜査から根本的に間違っている。
どうしてすぐにグレン・ゴアの毛髪を採取しなかったのか。
毛髪のを紛失したというのも理解に苦しむ。

科学捜査研究所も、サンプルを放置するなど鑑定があまりに遅すぎる。
法廷で担当官が専門用語を駆使して言い逃れするのは見苦しい。
自分が被告人だったら、恐ろしくて仕方ないだろう。

「判決が出るまで無罪の推定を受ける」という大原則。
日本でも「逮捕されれば有罪」という「推定有罪」が問題視される。

特に日本の刑事事件では、起訴された場合の有罪率がほぼ100%だ。
この数字だけ見ても大きな問題。

この作品を読む限りアメリカでも事情は似たようなもの。
これでは冤罪が多いはず。

今後、裁判はどうなるのだろうか。
というわけで、下巻に続く。

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2015年03月13日

「シフォン・リボン・シフォン」近藤史恵

田舎町の寂れた商店街にできた下着の店。
この店に関わる人たちを描いた連作短編集。

   黄色と白

第一話

主人公は母親の介護に追われる娘の佐菜子。
大学を出たものの、背骨骨折の母親を放り出せずにいる。

そんな彼女が見たのは、本屋の跡にできた下着の店シフォン・リボン・シフォン。
呪縛から解き放たれる佐菜子の表現が秀逸。

第二話

均は米穀店を経営していた。
この店の先行きは暗いが、贅沢しなければ生活には困らない。

息子の篤紀が、新しくできた下着の店に出入りしているという噂を聞く。
確かに篤紀はその店に通っているようだった。

第三話

このエピソードの主人公は店主の水橋かなえ。
教師一族の家に生まれた彼女だったが、東京で出版社勤務を選ぶ。

以前から下着に興味のあった彼女。
苦労の末店を持つが、乳ガンと診断される。

手術の後、今度は母親が倒れる。
東京の店を人に任せ、水橋は故郷で小さな店を開くことを決意する。

第四話

店にやって来た老婦人。
彼女は「郷森の市原」と呼ばれる大きな家の奥様だという。
しかし、その実態は・・・

こういう人、日本各地に結構な数いるんだろうなあ。
こんな家に嫁いだ女性は大変だ。

***** **** ***** ****

人は、思いもよらないことで挫折する。
しかし、予想外のことで解決もする。

さすが近藤。人をよく描けている。
しかも、下着ということできれいな部分だけではない。
介護や女装など踏み込んだ内容になっている。

特に乳ガンの元患者でも下着が必要という内容には感心した。
当たり前だが、こうしたことを描けるのは作者が女性であることが大きい。
しかも、近藤の視線は鋭い。

ところで、この本の読者は性別で感じ方が違うのだろうか。
違うとしたら、どう違うのか気になる。

正直に書くと、この本は読むのに一度挫折している。
それは、第一話の佐菜子が抑圧されている内容に耐えられなかったから。
しかし、彼女はそれを打破した。

現実の厳しさを描きながら、どこか希望がある作品を読者に提供する。
近藤は、ただものではない。

こうした作品を出し続ける限り、読者は彼女を支持し続けるはずだ。
今後の作品にも注目したい。

***********************
関連記事

「シフォン・リボン・シフォン」近藤史恵  

「シフォン・リボン・シフォン」 近藤史恵  

シフォン・リボン・シフォン/近藤史恵

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2015年03月12日

「ロスト・シンボル(下)」ダン・ブラウン

首都ワシントンDCで、 フリーメーソン関連の謎解きをするラングドン。
ピーターの命は救えるのか。

 

「古の神秘」とは何なのか。
右手首を失ったピーター・ソロモンのことが気になる。

マラークに捕まったラングドンとキャサリン。
箱に入れられ溺れるラングドン。

マラークの狙いは何か。
そもそもピーターは生きているのか。

また、CIAが保安局長を現場に派遣するほど「国家の安全保障」とは何か。
この下巻で明らかになる。

***** **** ***** ****

アメリカは「歴史の浅い国」と一部では見られている。
しかし、この作品を読むとそうでもないことがわかる。

映画「ナショナルトレジャー」が好きな人なら。
この作品を楽しめるはず。

結局、キャサリンの「すごい研究」とは何だったのか。
明確に描かれるかと思ったのは私だけ?
また、マラークの正体は下巻の初めで読めてしまった。

特に後半は表現でなく「説明」似終わった感がある。
この点は拍子抜け。聖書と科学の関係も、説明でしかない。

このシリーズ、第四弾「インフェルノ」がすでに出ている。
文庫本が図書館に並んでから読んでも遅くはない。焦らず待とう。

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2015年03月11日

東日本大震災から4年、原発と避難者

3月11日と言えば東日本大震災。
4年でなお傷跡が深く残る。

 

避難者なお22万9000人 東日本大震災4年(日経新聞)

福島第一原発事故については、汚染水の影響が今も残っている。
この件については、以下の記事に書いた。

福島原発の汚染水、港湾外に漏れ。東電は情報隠し

「汚染水はコントロールできている」という主張を東京五輪招致では日本。
このままでは世界にウソをついたことにならないか?

そして避難者はまだ22万9000人もいる。
行方不明者は2584人。

「震災関連死」は3194人。
4年でこれだけの傷が残る。

被災者にとって、震災は終わっていない

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高校生36人が集団で万引き!

横浜市にある関東学院高校の1年生36人が、集団万引きをしていた。
食べ物やスマートフォンのグッズなど約30万円の被害額だという。

 

生徒36人、30万円分を万引きし謹慎 横浜の私立高(asahi.com)

この高校では、どんな教育をしていたのか。
校名が全国に知れ渡ってよかったね。

関東学院高校。この校名を忘れまい。
それとも、「万引学院高校」に名前を変える?

これぞ母校を有名にした偉業!

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2015年03月10日

東京大空襲70年、語り継ぐ意味

3月10日といえば、東京大空襲。一晩で10万人が亡くなった。
歴史を語り継ぐ意味について考えたい。

 

東京大空襲70年、惨禍の記憶語り継ぐ 遺族ら慰霊法要(日経新聞)

戦争に関しては、国内でもこんな意見がある。

いつまでも原爆原爆うるせえよ

何故、戦争を語り継ぐのか。
それは、過去に起きたことが将来起こらないようにするため。
だとしたら、どんなに五月蝿がられようとも歴史を語る必要がある。

もうひとつ、忘れてはならないことがある。
もっと早く敗戦を受け入れることができれば、東京大空襲は避けられた。

この件については、以下に記事に書いた。

何故、戦争をやめさせられなかったか?

沖縄での地上戦、そして広島と長崎への原爆投下。
これらは負けを認められなかった人に重い責任がある。

さらにもうひとつ、忘れてはならないことがある。
日本が加害者であったという点だ。

国際大学学長の北岡伸一氏。
彼は9日、安倍首相に「日本は侵略者」と認めるよう求めた。

「安倍さん『侵略した』と言ってほしい」 北岡座長代理(asahi.com)

北岡氏の主張はこうだ。

「日本全体としては侵略して、悪い戦争をして、たくさんの中国人を殺して、誠に申し訳ないということは、日本の歴史研究者に聞けば99%そう言うと思う」
(上記朝日の記事から引用)

日本の加害者としての立場を、どれだけの人が認めるか。
このためにも歴史を語り継ぐ意味はある。

自分が殺さないために

自分が殺されないために

歴史を語り継ぐことは必要だ


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2015年03月09日

「ロスト・シンボル(上)」ダン・ブラウン

今度はワシントンDCが舞台。フリーメイソンの謎を解明する。
人気のラングドン教授シリーズ第三弾。

 

ラングドン教授は基調講演の代役を頼まれた。
ところが、呼んだピーター・ソロモンには会えず、講演も行われない。

会場だと教えられていた連邦議会議事堂には、ピーターの手首が置かれていた。
そこに、CIA保安局長のサトウが登場。
安全保障のため、ラングドンに謎解きを依頼する。

もうひとり、重要な登場人物がピーターの妹キャサリン。
彼女は純粋知性科学を研究している。
そんな彼女に、全身イレズミの男マラークが接近する。

連邦議会議事堂の地下を移動するラングドンとサトウ。
そして警備担当のアンダーソン。

ラングドンのワシントンDC行きを前に。
ピーターから預かった「ある物」を持参するよう言われたラングドン。

キャサリンは研究室のあるSMSC(スミソニアン博物館支援センター)にいた。
助手のトラッシュをマラークに殺され、自身も危機に陥る。

ラングドンからの連絡で、何とか危機を切り抜ける。
建築監のベラミーと行動をともにしていたラングドンと合流する。

**** ***** **** *****

このシリーズ、日本でも人気が高い。
日本人同様、アメリカ人も謎解きが好きなんだなあ。

前回同様、ラングドンはまたも事件に巻き込まれる。
しかもCIAから追われる身になったラングドン。

ピラミッドに門。そしてキャサリンの研究とは何なのか。
今後、話はどう展開するのだろう。

多くの謎を残して下巻に続く。
このシリーズ、文庫本で3冊だったがこの作品に限ってはハードカバーで読んだ。
そのため書評も上下で書くことにする。

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自殺する帰還兵の謎

帰還兵はなぜ自殺するのか。
戦争しなければいい。簡単なことだ。

 

生き残った帰還兵と家族の“その後”を追った『帰還兵はなぜ自殺するのか』(infoseek)

ベトナム戦争で、帰還兵が持つトラウマがいかに重いか。
多くの人が知ったはず。

にもかかわらず、派兵を繰り返すアメリカ。
学習能力がない。

そのアメリカに追従する、東洋の国ジパングも学んでない。
愚かさは継承される。いつになったら学ぶんだろ。

戦争の悲劇はこれだけではない。
戦争孤児については、かつて以下の記事に書いた。

知られざる戦争の悲劇、ライダイハンとブイドイ

マイナスばかりの戦争。
いつになったら戦争のない時代がやって来るのか。

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タグ:帰還兵
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2015年03月08日

救助しようとした6歳に給付金

3才の女児が溺れ、助けようとした6歳の男子。
県警は男児の遺族に遺族給付金を出すことを決めた。

   目

おぼれた女児を助けようと…死亡の6歳男児遺族に給付金(asahi.com)

4月ということで水は冷たかったろう。
溺れて苦しかったろう。可哀想に。

現代は、「人を助けよう」という気持ちが理解されにくい。
その証拠に、献血や骨髄の提供者は不足している。

だが、二次被害を防ぐため「助けない選択」も必要だ。
「助けようとして亡くなる人」は、結構いる。

今回、給付金が出ることになった6歳の子。
彼の想いを、誰がどう受け止め継承するか。
我々に残された宿題はとても重い。


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日本代表監督にハリルホジッチ氏

サッカー日本代表監督に、ハリルホジッチ氏が内定した。
前監督が八百長疑惑で解任。今度は「身体検査」をしっかりしたのだろう。

 

サッカー日本代表監督にハリルホジッチ氏 契約で基本合意(日経新聞)

ハリルホジッチ氏はオシムと同じくボスニア・ヘルツェゴビナ出身。
ブラジルW杯ではアルジェリア監督だった。
「ドイツを苦しめた男」として知られる。

ところで、どうして日本人監督ではいけないのだろう。
通訳が要らないし、退任後も日本で監督経験を生かせる。

今現在、外国人監督に頼る必要があるのか?
だとしたら、日本サッカー界は指導者を育てられなかったということになる。

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2015年03月07日

「炎上する君」西加奈子

西のエッセンスがよく出ている短編集。
「サラバ!」で直木賞を受賞した彼女は、活きのいい作家のひとり。

 

西加奈子の作品は、「ふくわらい」「さくら」以来。
この本は、思いっきり突き抜けている。

「太陽の上」

中華料理屋「太陽」の上にあるアパート。
1階が料理屋、2階が「太陽」の夫婦。

そして3階の301には主人公の女性が住む。
彼女は、引きこもりで部屋から出ることなく暮らしていた。

料理屋の女将は、セックスレスのため店のアルバイトを誘惑していた。
引きこもりの彼女は、漏れる言葉をノートに記録していた。

「空を待つ」

主人公の作家は、散歩の途中で携帯電話を拾う。
持ち主になりきり、「あっちゃん」とメールを交換する。

「甘い果実」

書店で電話対応している女性が主人公。
作家の山崎ナオコーラが気になる。

山崎のサイン会に行った彼女。
なんと、リアルの山崎はオジサンだった。

「炎上する君」

男に縁のない浜中と梨田は32歳。
垢抜けない容姿から「戦中」「戦後」と呼ばれる。

二人はバンドを組むことに。
銭湯で「足が炎上している男」を見かける。
彼に会うと、運河向上するという。

「トロフィーワイフ」

ひさ江は、孫の枝里子のことを「まごちゃん」と呼ぶ。
トロフィーワイフはひさ江のこと。

パンツ、クラブ、彼氏のアクセントに膝を叩いた人も多かっただろう。

「私のお尻」

珍しい、尻のパーツモデルをしていた女性が主人公。
ある男に声をかけられる。
尻をD室に入れないかという。

「舟の街」

主人公は30過ぎの失恋した女性。
参ってしまった彼女は舟の街に行く。

まきちゃん巨乳だったんだね。
主人公を振った男はオッパイ星人だったんだ。

「ある風船の落下」

世界的に蔓延した「風船病」という病気。
ストレスが原因で、体が膨張する。

末期になると、空中に浮かび姿が消える。
苛められていたハナも空に消える。

空の上には世界中から多くの人が来ていた。
そこでは言葉が通じ、食べなくても死なない。
眠る必要もない。

***** **** ***** ****

この作品集は、好き嫌いが分かれるに違いない。
「これは凄い!」と思うか、「なんだこれ!」で終わるのか。
どちらにしろ、突き抜けた作品を続けるところは流石。

この本の書評を書くのは難しい(汗)。
列車に乗っている時、隣に座っている人が時々笑う。
「この人、どんな本読んでいるんだ?」と思ったらこの本かもしれない。

***********************
関連記事

『炎上する君』西加奈子

「炎上する君」感想 西加奈子  

西加奈子「炎上する君」

炎上する君 西加奈子

***********************

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2015年03月06日

川崎中1殺害、週刊新潮の実名報道

川崎で起きた、中学1年の少年が殺害された事件。
5日発売の週刊新潮は被疑者の少年を実名報道した。

 

川崎中1殺害 週刊新潮の実名報道めぐりネットや識者から賛否両論(ライブドア)

少年の実名報道は「売れればいい」だと私は理解している。
週刊新潮の選択は、間違っている。

少年法が間違っているなら。
法改正するよう運動を起こすべき。

それこそが、表現者のすべきこと。
法律を守らない表現者に、説得力はない。

「総合的に勘案」すれば、ルールを破ってもいい?
それなら規則破りが当たり前になるだけ。

「造反有理」が今の日本でも「あり」とは。
本当にこの国は法治国家なのか。

日弁連は今回の実名報道について、会長声明で強く批判している。

少年の実名等報道を受けての会長声明

本年3月5日発売の「週刊新潮」は、2月20日に神奈川県川崎市で中学1年生男子の遺体が発見された事件について、被疑者である少年の実名を挙げ、顔写真を掲載した。

これは、少年の犯行について氏名、年齢等、本人と推知することができるような記事又は写真の報道を禁止した少年法61条に反する事態であり、誠に遺憾である。

少年法は、少年が成長途中の未成熟な存在であることに鑑み、「健全育成」の理念を掲げている(1条)。凶悪重大な少年事件の背景にも、少年の成育歴や環境など複雑な要因が存在しており、少年のみの責任に帰する厳罰主義は妥当ではない。そして、少年による事件については、本人と推知できるような報道がなされると、少年の更生と社会復帰を阻害するおそれが大きいことから、事件の内容や重大性等に関わりなく、そのような報道を一律に禁止しているのである。

国際的に見ても、子どもの権利条約40条2項は、刑法を犯したとされる子どもに対する手続のすべての段階における子どものプライバシーの尊重を保障し、少年司法運営に関する国連最低基準規則(いわゆる北京ルールズ)8条も、少年のプライバシーの権利は、あらゆる段階で尊重されなければならず、原則として少年の特定に結びつき得るいかなる情報も公開してはならないとしている。

少年の実名等の報道については、2000年2月29日大阪高裁判決や、ネット上で既に実名等の情報が拡散していること、更には被害者側が実名等で報道されることとの対比なども議論されている。しかし、上記大阪高裁判決は、民事上の賠償責任までは認めなかったものの、少年法61条の趣旨を尊重した抑制的な対応を報道機関に求めており、また、ネット上での情報拡散については、プライバシー権等の侵害など、それ自体の違法性が問題となり得る。そして、名誉・プライバシー権保護の理念は、被害者とその遺族についても尊重されなければならないことはいうまでもない。

もとより、憲法21条が保障する表現の自由が極めて重要であるとしても、少年の実名等が報道に不可欠な要素とはいえない。事件の背景・要因を正確かつ冷静に報道することこそ、同種事件の再発を防止するために不可欠なことである。

当連合会は、2007年11月21日付けで少年事件の実名・顔写真報道に関する意見書を発表したほか、これまでなされた同様の報道に対し、少年法61条を遵守するよう重ねて強く要請してきた。それにもかかわらず、今回同じ事態が繰り返されたことは極めて遺憾である。

当連合会は、改めて報道機関に対し、今後同様の実名報道・写真掲載をすることのないよう要請する。
日弁連HPより引用)

この件については、こんな意見がある。

「ネットで実名や顔が出ているのに、どうして雑誌はいけないのか?」

確かにネットでは実名や顔が出ている。
しかし、雑誌はネットと同じでいいのか?
「雑誌では実名や顔を出さない」という考えが、週間新潮の中では無かったのか。

このブログは週刊新潮の実名報道を批判する

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黒板ジャック、こんな作品

こんなサプライズなら歓迎する。

 

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2015年03月05日

Gone Girl (2014) - "She" by Richard Butler .

これも名曲。

 

 

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2015年03月04日

「運命の人(4)」山崎豊子

有罪が確定した最高裁での判決後、弓成は沖縄に渡る。
死に場所を求めていた彼が、そこで見たものは。

 

失意の弓成は、沖縄行きの船に乗る。
体調不良の彼を、現地で教師をしていた男性が救う。

伊良部島に住んだ弓成。そこから沖縄本島へ。
沖縄戦の話を聞く。

琉球大の助教授が、アメリカ公文書館で密約の証拠を見つける。
日米間の密約は、やはり存在した。

**** ***** **** *****

3巻まで読んだ読者は、沖縄の人々の声が描かれていないことに気がつくはず。
作者の山崎は、この4巻でそれを描いた。

沖縄問題は霞ヶ関や永田町で起きているわけではない。
現場となった沖縄こそ大切。山崎の訴えがよくわかる部分だ。

記者を辞めた弓成も、そのことに気がつく。
「いつまで戦争について語るのか?」という疑問が若い人にはあるようだ。
この作品を読んだ後でもそうした考えには変化がないのか。

ガラス工芸に汗を流す女性ミチの生い立ちには涙が出た。
戦争で生まれた混血児については以前、以下の記事に書いた。

知られざる戦争の悲劇、ライダイハンとブイドイ

山崎は亡くなった。
彼女の願いを、残された我々はどう受け継ぐのか。
 
 

政府の「無い」は信用できない。
薬害エイズ問題では、「資料は見つからない」と厚生省では言っていた。
菅直人厚相が指示を出した後、何故か見つかった。

鉄の暴風チビリガマひめゆり、鉄血勤皇隊
米兵による少女暴行事件沖縄国際大学米軍ヘリコプター墜落事件
弓成が沖縄で聞いたことは、そのまま山崎が取材中耳にしたことのはず。

そして普天間基地移設問題
何度でも書く。沖縄の基地問題は今のこと。
過去のことではない。

以下の記述が、特に印象に残る。

「沖縄を知れば知るほど、この国の歪みが見えてくる。それにもっと多くの本土の国民が気づき、声を上げなければならないのだ」
(文庫4巻P289より引用)


山崎の残した宿題は重い

基地問題がある限り、この作品の価値は失われない

それは、とても残念なことでもある


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2015年03月03日

「運命の人(3)」山崎豊子

法廷での緊迫したやり取り。
報道姿勢を問われた裁判の結果は。

 

東京地裁の判断は三木に対して懲役6ヶ月、執行猶予1年。
弓成には無罪判決を出した。外務省の証言が不利に働き、弁護側の勝利。

三木については刑が確定。
このタイミングで、三木の手記が週刊誌に掲載される。

検察側は弓成の無罪を不服として控訴。
高裁では懲役4ヶ月、執行猶予1年の判決が出る。
逆転有罪判決だった。

弓成側は最高裁に上告。
しかし、上告棄却の判断が出て弓成の有罪が確定する。
しかも、5人の裁判官が一致という内容だった。

妻と別居し、生活の場を北九州に移していた弓成。
父親が興した青果販売会社を受け継ぐ。

しかし商売敵がシェアを奪ったことで経営が苦しくなる。
その商売敵が合併を申し出たが、弓成は断る。
結局会社は吸収された。

**** ***** **** *****

最初に書いたように、この巻では法廷でのやり取りが描かれる。
山崎が、いかに裁判記録をよく読んでいるかがよく分かる。

この裁判、もし無罪のままなら今後も取材側がやりたい放題。
そうでなくても刑事事件は一審の有罪率がほぼ100%。

検察はメンツもあるので控訴は当たり前。
それにしても一審の裁判官について、検察幹部は酷く貶していた(汗)。

法廷で何度も鋭い指摘をしていた大野木弁護士。
実際、西山事件では大野正男という名前で、最高裁判事にもなったキレ者。
西山記者が情報を渡した国会議員は横路孝弘と「爆弾男」こと楢崎弥之助。

西山元記者は、2013年に参院特別委員会で参考人として意見陳述した。
特定秘密保護法案を審議する場で、彼の言葉は必要だった。
この点からも、西山事件は現在に大きな影響を与えている。

裁判では有罪。しかも妻とは別居し子どもも離れていく弓成。
この先、何が描かれるのか。

というわけで第4巻に続く。

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2015年03月02日

「運命の人(2)」山崎豊子

外交文書漏洩をめぐる裁判が始まった。
弓成側は、勝つことができるのか。

 

任意の取調べ中に、逮捕状を見せられた弓成。
新聞社が雇った弁護士が準抗告したことで釈放される。

毎朝をはじめ新聞各社は、「知る権利」を主張し、弓成を支持。
ところが、問題の文書を持ち出した女性事務官と弓成は体の関係があった。

毎朝の幹部は苦慮し、お詫びの記事を掲載するが読者から激しく反発を受ける。
起訴状に、二人の肉体関係が書かれていたからだ。
しかも、ともに既婚だった。二人に対する風当たりが強まる。

**** ***** **** *****

関係者と寝ることにより、情報を得るというのは「ハニートラップ」と呼ばれる。
この作品の場合他の場合と大きく違うのは、男が女に情報を求めるという点。

「知る権利」を訴えた新聞社が叩かれるのは当たり前だ。
こんな取材手法が多くの人に理解されるわけがない。

では、弓成はどうすればよかったのか。
国会議員に渡す前に、ひとりで判断せず上司に相談すればよかった。

情報を政治家に流す場合も、出所が特定されないように黒塗りにするとか。
いろんな面で、彼は迂闊だった。

ところで外務省が大切なことを国民に知らせない不作為は、罪にならないのか。
政治の世界には、「表に出ない事実」が多く存在しているはず。

この点について、裁判は役に立たない。
だからこそ、報道のあり方が問われる。

また、「何が秘密か?」という点は、秘密保護法が問題視される今、考えるべき問題。
この点が明確でないと、「国策捜査」が容易にできてしまう。
弓成は過去のことではなく、今の問題でもある。

それにしても、弓成の妻に対する態度はまったくダメ。
こうした不遜な態度が、問題を大きくしているのを理解してない。

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「お客さまは神様ではない」と「お客様はいつも正しい」

果たして、お客様は神様なのか。
興味深い記事を見つけた。

   目

「お客さまは神様ではない」(All About)

以前、「ホテル」というドラマがあった。
その中で、こんな言葉が紹介されていた。

「お客様はいつも正しい」

解釈を間違ってはいけない。
客のいうことを何でも聞けということではない。

客はいろんな要求をする。
もちろん、スタッフはすべての要求を満たすことはできない。

大切なことは、そうした要求に対しどう対応するかということ。
このことが理解できていれば、この記事を解釈するのに役立つはず。


細かいことをひとつ。
記事の中に貧富の差について「少しづつ」という表記がある。
許容範囲ではあるが、現代仮名遣いを知っていれば、「ずつ」になるはず。

記事を書いた本人は、わざと書いているのか。
こうした指摘も「クレーマー」扱いされてしまうのだろうか。

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