さらに、イランの油田開発事業が加わる。
千代田自動車と、米フォークの提携話。
副社長の里井は、壱岐に追われることで焦りを感じていた。
この巻では、イランの油田で入札が行われる。
壱岐は日本の今後に向け、近畿商事が参加すべきだと主張。
プライベートでは、千里との関係が続く。
インドネシアへ開発の仕事で行っていた息子。
そして、鮫島の息子と結婚した娘が、千里の存在に気がつく。
さらにはアメリカで家政婦をしていたハルまでもが、壱岐に冷たい目を向ける。
この部分は、壱岐に同情する。
千代田の提携は、鮫島の暗躍で解消された。
里井はまたもや狭心症で倒れる。
イランの油田については、政治家も絡んで先が読めない。
外資の独立系、オリオンと組んでうまくいくのか。
公社のグループから抜けるのは、とてもリスクが大きい。
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壱岐がソ連に抑留されていた間、妻の佳子は待ち続けた。
だからこそ、子どもたちは素直になれない。
しかし、壱岐も生身の男。
再婚を前向きに考えてもいいんじゃないか。老後のこともあるし。
というわけで、最終の5巻に続く。
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