磯山や早苗もついに高校3年生。
果たして対決はどうなったのか。
春の選抜大会は、東松が二連敗。
リーグ敗退が決まった。磯山は早苗と再会。
関東大会で磯山は個人戦優勝した。
早苗が福岡の家に戻ると、姉の緑子が来ていた。
初の緑子エピソードもある。
岡巧とつきあっていた彼女はモデルとして飛躍できるかどうかの分かれ目。
別れる決心をした緑子。
インターハイ優勝メダルを持って、約束した歩道橋に来る巧。
不覚にもこの話で私は泣いてしまった。
一方、東松では田原が平正眼に挑んでいた。
磯山と距離をとる彼女に何があったのか。
早苗はインターハイに向けた練習中に膝の靭帯を痛めてしまう。
それでも吉野は大将に早苗を指名する。
小柴にも電話し、大将決戦を実現させようとする。
磯山が道場に行くと、桐谷の体調がすぐれない。
臨時に小学生の指導を任された磯山。
その桐谷道場に過去、何があったのか。
兄の宿命と、ある少年の指導をする弟。
剣道は何のために存在するのか。
暴力との違いは何か。このエピソードは深い。
大阪で行われたインターハイ。
トーナメント1回戦で東松と福岡南は対戦する。
大将として出場した早苗は、再び膝を痛め磯山に負ける。
続いて行われた個人戦は、磯山VS黒岩の決勝。
必殺技、片手引きメンを田原に使ったことで見ることができた磯山。
突き主体の攻めで、見事優勝する。
その後は磯山の忠告を無視して平正眼に挑む田原のエピソード。
彼女は黒岩の一言がきっかけで、「磯山の劣化コピー」から脱しようとしていた。
高校を卒業した磯山のその後も少しだけ描かれている。
警察官となって助教を目指す彼女。
しかし原色の警察官出る父親の言葉が彼女の進路を変えた。
誘いのあった大学に進み、教員を目指すという。早苗は浪人して剣道から離れた。
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内容充実の完結となったこの作品。
作者も楽しんで書いているのがよく分かる。
暴力を止めるために剣道はあるという点。もしこれを、銃規制に例えるなら。
銃犯罪を止めるために銃の所持は必要ということになる。
単純に銃と剣道を並べて語ることはおかしなことかもしれない。
しかし、この点については考える必要があるのではないか。
「この先が読みたい!」という読者もいるはず。
しかし、各読者が想像すればいこと。
今日も日本各地で多くの剣士が技を磨いているはず。
頂点を目指して、多くのドラマを生み出しているだろう。
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posted by りゅうちゃんミストラル at 16:49| 東京 ☀|
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