2014年12月17日

「まゆみのマーチ 自選短編集・女子」重松清

昨日の男子編「卒業ホームラン」に続いて今日は女子編。
厳しい現実を描きながら、どこかに救いがある。重松ワールド炸裂の一冊。

 

「まゆみのマーチ」

母の死がすぐそこに迫っている病院。
しっかり者の兄と、妹まゆみが再会した。

まゆみは歌が好きだった。
学校でも歌ってしまう彼女に、担任は容赦しなかった。
好きだった学校に行けなくなった彼女を母親が粘り強く支える。

「ワニとハブとひょうたん池で」

私立の中学に通うミキ。学校でハブられる。
ワニがいるという大泉公園の近くにあるマンションに住む。
エサをワニにやるという女性に会ったミキ。

「セツちゃん」

よくできた娘、加奈子は中二。
転校してきたセッちゃんがクラスでいじめられていることを両親に話す。

セッちゃんという生徒は存在しなかった。
いじめられていたのは加奈子だった。

両親はそのことを知ってはいたものの本人には言えない。
父親がふと見かけた身代わり雛を家族三人で流す。

季節に関係なく売れるという身代わり雛。
この世に不幸が多いということの証明。誰が買うのか。

「カーネーション」

電車の中に忘れられたカーネーション。
人それぞれに物語あり。

多重構造の作品。
花言葉は知らなかった。

「かさぶたまぶた」

政彦には浪人が決まった息子と、小学校卒業を前にしたしっかり者の娘がいた。
娘の様子がおかしい。
私なら「つっかい棒」という題にする。

「また次の春へ おまじない」

50近い主婦のマチコは、震災直後に来た津波の映像を目にする。
彼女が小さい頃住んでいた町も津波に飲み込まれた。

被災者を他人に思えない彼女は、車に救援物資を積み現地へ。
かつて自分が伝えたおまじないを見る。

この作品、318ページに「東京に帰って」とある。
マチコさんがどこにいるのかが私には分かりにくかった。

**** ***** **** *****

二冊の短編集は、印税をあしなが育英会に寄付するという。
重松本人は「偽善」と書いていたが、そんなことはない。
こうした試みはいろんな作家にしてほしい。

***********************
関連記事

重松清「まゆみのマーチ」自選短編集・女子篇

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:18| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月16日

「卒業ホームラン 自選短編集・男子編」重松清

日本を代表する大衆作家、重松清が選んだ短編集。これはいい企画だ。
女子編とともに印税はあしなが育英会に寄付される。

 

「エビスくん」

小六のひろしには、心臓に難病を抱える妹がいた。
神の存在を信じ、いい子でいれば願いが叶うと思っていた。

彼のクラスにやってきた転校生エビスは大きかった。
ケンカも強かった。エビスにいじめられるひろし。

妹は話に聞くエビスが神の子だと考え、見舞いに来てほしいとひろしに言う。
約束してしまったひろしだが・・・

「卒業ホームラン」

主人公徹夫は甲子園出場経験がある。
少年野球の監督になった。

息子の智は補欠。
父と息子は野球では監督と選手に。

今シーズン、19連勝のチーム。
今日の試合を最後に、徹夫は監督を引退する。
次の監督が、試合を見に来ていた。

相手投手が素晴らしく、チームは完敗。
試合後、徹夫は息子と三球勝負をする。

「さかあがりの神様」

37歳の真一には小2の娘、葉子がいた。
さかあがりが苦手な葉子に教える真一。

真一もかつてはさかあがりが苦手だった。
しかし、神様が現れできるように。

「フイッチのイッチ」

小4圭祐の両親は離婚した。
彼のクラスに転校生の山野朋美がやってきた。
意地悪な女子にビンタを張った朋美。

二人には、親が離婚したという共通点があった。
運動会をきっかけに、両親を再び結び付けようという計画を立てる圭祐。

「サマーキャンプへようこそ」

妙に冷めた圭太は小5。
不器用な父とキャンプに出かけた。

石を茶色に塗って「うんこ」というのは発想が自由すぎるだろ。
鼻からウドンが出そうだった。

「また次の春へ トン汁」

小3の頃、母が倒れ急死した。
その時、 父が作ったトン汁は美味しくないが思い出深いものがあった。

**** ***** **** *****

最後のひとつを除いて、再読。それでも泣けたし笑えた。
重松は、間違いなく日本を代表するストーリーテラーだ。

女子編は「まゆみのマーチ」。
知ってる作品ばかりだろうが読んでみよう。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:29| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月15日

総選挙、与党は3分の2確保、共産党躍進

15日投開票の総選挙。
自公政権は3分の2確保。共産党が躍進した。
 
  

自民小選挙区 得票5割弱で3/4議席 96年以降 初の連続単独過半数(東京新聞)

寒さもあって5割ちょっとの投票率だった。
自民党単独で290議席と安定多数は確保。
しかし憲法改正に必要な317議席には足りない。

訴えるものの少なかった民主は議席を伸ばせず。
小選挙区で敗北した海江田代表は辞任を表明した。この申し出は当然だろう。

民主・海江田代表「つらかったこと限りない」 辞任表明(日経新聞)

次の代表は細野豪志かそれとも枝野幸男か。

原発再稼動や沖縄基地問題などで対立した共産党が躍進した。
今後どのように自民と対決するのか。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:03| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(5) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月14日

投票に行こう!

今日は第47回衆院選挙の投票日。
寒さのためか、有権者の出足は鈍いようだ。

 

鈍い有権者の出足 衆院選、深夜にも大勢判明(中国新聞)

今回の選挙、争点は何か。
多くの人がアベノミクスに対する評価だと考えていないだろうか。

それは違う。
福島の復興や原発再稼動など、候補者がどう考えているか。
よく考えて投票してほしい。

新聞報道では、自民が300議席を獲得する勢いだと書いている。
もし、自民が317議席以上であれば、憲法改正が現実となる。

この点について、以下の記事が書いている。

309で最多更新、317で改憲発議=焦点の自民議席【14衆院選】(時事通信)

この317という数字を忘れないように。
これも争点になるはず。というより争点にしなければ。

結果は今夜半にも判明する。
どちらにしろ投票してから文句を言おう。

投票まだの人、今すぐ出かけよう!

投票締め切りは原則として午後8時!


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


タグ:投票 選挙
posted by りゅうちゃんミストラル at 16:17| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月13日

「光」三浦しをん

この作家には珍しい作品。
意欲は買うが、粗さの目立つ作品。

 

物語は東京都に属する美浜島から始まる。
中学生の信之は、同級生の美花と体の関係があった。

年下の輔は、父親の洋一から虐待を受けており、いつも傷だらけ。
信之のことを兄のように慕っていた。

ある夜、島に大津波が来る。津波で住民のほとんどが死亡した。
生き残ったのは信之、美花、そして輔。
それ以外に船で海に出ていたカメラマンの山中と洋一。燈台守のじいさんだけ。

その後、生き残った人たちはどうなったのか。
信之を中心に話は進む。

**** ***** **** *****

「風が強く吹いている」「舟を編む」とはまったく違う。
「まほろ駅前多田便利軒」「まほろ駅前番外地」でもない。
これが本当に三浦の作品なのか。何度もそう思いながら読んだ。

視点の変化というのは、この作家にしては珍しいのではないか。
告白」で知られる湊かなえを連想させる。

最初に信之。次に南海子。そして輔。
読者には、南海子の夫が信之であることが容易に想像できる。
また、南海子の不倫相手が輔であることもすぐ分かる。

結末は読めなかった。
だが、美花と山中が合意の上だったことは予想通り。

殺人犯である夫と今後も生活するという南海子の選択。
私には理解できない。怖くないんだろうか。

人を殺すということに対する恐怖が感じられないのも疑問。
最初の殺人(山中殺し)で何かが壊れたのか。

家を出た信之が戻ってくるのも理解不能。彼は何がしたいのだろう。
「暴力には暴力を」という主張が通ってしまうのか。
 
連載小説特有の粗さがかなり目立つ。
持ち味を生かせない作品は、私でなくとも高く評価できないはず。

まず、この作品は08年に出ている。
ということは311の津波以前に書かれているということ。
しかし、私を含めて多くの読者は311のことを思い出したはず。

角田光代ではない。「永遠の仔」を出した天童荒太でもない。
新しい分野に挑戦するという姿勢は買うが、それ以上のものはない。
タイトルにある光は、私には見えなかった。

次に三浦の作品を読むとしたら、「天国旅行」か。
アマゾンで高く評価されているのが気になる。

***********************
関連記事

『光』 三浦しをん (集英社)  

「光」三浦しをん

# 「光」三浦しをん

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月12日

「ビブリア古書堂の事件手帖4 栞子さんと二つの顔」三上延

栞子の母、智恵子が出てきて大波乱の第四弾。
先を争うように、数時間で読んだ。文句なしに面白い。

 

「クラクラ日記」を妹の文香が持っていたことで、姉妹の関係は冷え込む。
店には智恵子から電話がかかってきた。

北鎌倉駅のホームにいた智恵子。
海外にいたが最近帰国したという。

店に依頼が来る。
鎌倉の家にある金庫を開けてほしいというもの。

その金庫は旧日本軍の特注品で、三重になっていた。
鍵と暗号がないと開かない。

依頼主は来城という女性。富豪の妾だった。
ガンで声帯を失っていたためうまく話せない。代わりに妹が説明をした。

もし金庫を開けることができたら。
かなり価値がある乱歩のコレクションを売ってくれるという。

栞子は、金庫を開けることができるのか。
金庫には何が入っているのか。

**** ***** **** *****

まず、内容の濃さに驚く。核心部分については予想できなかった。
奥深い乱歩作品の世界と、物語の奥深さ。作者の研究が想像できる。
ヒネリの先にヒネリがある。どれだけの読者が予想できたのか。

私も乱歩の少年探偵団は小学校の時全部読んだ。
特に思い出深いのが「黄金仮面」。
来日したルパンが、明智小五郎と対決する。

販促用の仮面があるとは知らなかった。
乱歩がこの本を読んだら、泣いて喜んだだろう。

核心部分となった「二銭銅貨」も前に読んだ。
時間が無くて書評は書いてないものの、以下のページに記録として書いた。

読書の記録7

作品でも説明されていたように、乱歩のデビュー作。
時代を考えると、信じられない完成度。

傑作選では、探偵になる前の明智小五郎も出てくる。
ファンでなくても読む価値のある一冊。

カバーをかけた本を触れることなく題名を当てるというテスト。
栞子が見事に当てたのは驚き。
だがそれ以上に千恵子の深い考察には感心した。

第五巻をすぐにでも読みたい。告白の行方も気になる。
現在、図書館で14人待ちの状態。近い将来読むことになるはず。

書評(作家別一覧)

***********************
関連記事

「ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜」  

『ビブリア古書堂の事件手帖4/栞子さんと二つの顔』 三上延

「ビブリア古書堂の事件手帖4 〜栞子さんと二つの顔〜」 三上 延

三上延 「ビブリア古書堂の事件簿4 〜栞子さんと二つの顔 〜」

三上延/「ビブリア古書堂の事件手帖4〜栞子さんと二つの顔〜」/メディアワークス文庫刊

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:57| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月11日

マララさん、ノーベル平和賞受賞スピーチ

史上最年少(17歳)でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさん。
演説の内容を忘れないよう記録しておく。

 
 ↑国連での演説

マララさん受賞演説…日本語訳の全文(読売新聞)

以下の部分が強く印象に残る。
 この賞は私だけのものではありません。教育を受けることを望む、忘れられた子供たちのものです。平和を希求する、おびえた子供たちのものです。変革を望む、声なき子供たちのものです。
 私は彼らの権利のために立ち上がり、彼らの声を発信するため、ここにいます。彼らを気の毒に思うのではなく、教育の機会を奪われた子供たちを見るのはこれで最後になるよう行動すべき時なのです。
(囲み部分、上記読売の記事から引用)

今でも悲惨な状況が続いている地域がある。
この演説を聞いた大人たちは、彼女の訴えをどう実現させるつもりなのか。

彼女の住んでいたパキスタンでは、満足に教育も受けられない子供たちがいる。
にもかかわらず、核兵器を製造し隣国インドと不毛な争いを続けている。

そのインド出身のカイラシュ・サティヤルティさんは、今回のノーベル平和賞受賞者。
これは大いなる皮肉ではないのか。

この部分も忘れたくない。
なぜ、「強国」と呼ばれる国々は、戦争を起こすことにはとても力強いのに、平和をもたらすことには弱いのでしょうか。なぜ、銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ、戦車をつくることは簡単なのに、学校を建てることは難しいのでしょうか。
(囲み部分、上記読売の記事から引用)

17歳の少女に教えられる。
我々は何と間違った道を歩んでいることか。

マララさんはこうも述べている。

「1人の子供、1人の教師、1本のペン、1冊の本が世界を変えられる」
(同じく上記読売の記事から引用)

この言葉を信じよう。
そして、何ができるかを真剣に考えよう。

17歳の少女が生命の危険を乗り越え訴えている。
それを無視できるほど、世界は非情なのか。

試されているのは彼女ではない。
我々ひとりひとりだ。

戦車を作るより学校を

彼女の訴えを、世界中の指導者たちはどう聞くのか


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:33| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月10日

「トム・ゴードンに恋した少女」スティーヴン・キング

森の中で道に迷った9歳の少女。
サバイバルの結末はどうなるのか。

 

主人公はボストンレッドソックスファンのトリシア。
両親は1年前に離婚した。

母と兄の3人で暮らしているが、兄は引越ししたのが気にくわない。
PCオタクで新しい学校にはコンピュータクラブが無い。
いつも母親と喧嘩ばかりしている。

週末恒例の小旅行でハイキングに出かけた3人。
しかしここでも母と兄は喧嘩。トリシアは二人とはぐれてしまう。
9歳のサバイバルが始まった。

まず悩まされたのは蚊と蜂。
斜面から滑り落ち、体中にケガもする。

捜索隊はトリシアが最後に確認された場所を中心に活動していた。
しかし本人は40キロ離れた場所にいた。
そしてメイン州を出て隣のニューハンプシャー州に入る。

体調を崩し、嘔吐と下痢に悩まされる。
生水を飲むことはかなりのリスク。
その反面、ベリーやドングリを食べて復活もする。

**** ***** **** *****

ラジオという外界と結ぶ細い糸があった。
しかし彼女は孤独。
友達のペプシやゴードンのことを主に思い出す。

登場人物の少ない物語は作家としての力量が求められる。
そう考えれば、この作品はストーリーテラーとしてのキングが一流であることを証明した。

しかも、結末について決めずに書き進めた。
この点は村上春樹も同じだとインタビューで語っていた。

作品は野球の試合と同じく1回から始まっている。
7回にはセブンスイニングストレッチもある。

トリシアに話しかけるのは、もうひとりの自分。
そしてゴードンも会話する。

ラジオで試合中継を聞くトリシア。
自分とゴードンを結ぶこの細い線が彼女にとっての命綱。

トム・ゴードンはボストン・レッドソックスのリリーフ・ピッチャー。
ということは、時代によっては上原がこのタイトルになる可能性もあったわけだ。

この作品、もし道に迷ったのが二人だったらどうなったのか。
ひとりは死ぬことになったのかもしれない。

読者は自分勝手なもの。実際の作品をあれこれ変えてしまう。
それが読者としての特権でもある。

書評(作家別一覧)

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月09日

人類滅亡の原因は人工知能?ホーキング博士が警告

AI(artificial intelligence 人工知能)が人類滅亡の原因になる?
物理学者のホーキング博士が警告した。

 

人工知能で人類は滅亡する? ホーキング博士の警告で議論再燃(AFP)

博士の主張は理解できる。
しかし、それを言うのなら人工知能を作った人類こそ人類破滅の大きな原因。

核兵器や環境破壊は人類が作り出したもの。
遺伝子組み換え作物など、近い将来人類にとって大きな危機をもたらすかもしれない。

機械はどこまで精巧になったか。
チェスの世界ではすでに、人類で最も強い世界チャンピオンがソフトに勝てない。

将棋の世界でもプロ棋士に勝ち越すようになっている。
将来、選択肢の多い囲碁でもソフトが勝つことはありうる。

上記の報道でも言われているように、機械の知能が人類の知能を上回る時。
そして制御できなくなった時、人類は危機を迎えるかもしれない。
しかしながらその時はずっと先で私自身は生きていないだろう。

ホーキング博士が警告は、まだSFの世界

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:08| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月08日

「精霊の守り人」上橋菜穂子

女用心棒が皇子を守る、異世界ファンタジー。
人気の「守り人」シリーズ第一弾。
   
【送料無料】精霊の守り人 [ 上橋菜穂子 ]

【送料無料】精霊の守り人 [ 上橋菜穂子 ]
価格:620円(税込、送料込)


精霊の卵を宿した第二皇子チャグム。
30歳の用心棒バルサは短槍の達人。
川に落ちたチャグムを救ったバルサ。

后からチャグムを守るよう依頼される。
宮殿に火を放ち、その場を抜け出すチャグムとバルサ。

4人の狩人(刺客)は皇子奪還とバルサ殺害を帝から命じられた。
深く傷つきながらもチャグムを守ったバルサ。洞窟に身を隠す。

チャグムの体内で卵は成長する。
異界の魔物ラルンガから彼を守れるのか。

**** ***** **** *****

この作品を読んで感じたこと。
登場人物にはそれぞれの物語がある。
バルサにはバルサの、タンダにはタンダの。

そして王となるべき者は、世間を知るべき。
チャグムはバルサたちのことを忘れまい。
王として純粋培養された人は弱いし、深みに欠ける。

伝説とは何か。
それは物語であり、現実とは切り離せないもの。

だからこそ「遠野物語」や旧約聖書は多くの人に読まれている。
社会がどんなに変化しようとも、作家たちは異世界を描き読者はそれを読む。
このことは世界が終わるまで不変だ。

私が読んだのは新潮文庫。解説は「夜のピクニック」
そして「ブラザー・サン シスター・ムーン」の恩田陸。
地図のある作品に惹かれるという。

ナルニア国物語」や「ゲド戦記」を読んで育った彼女。
日本語で読めるこの作品を賞賛している。

作者の上橋は文化人類学を専門とする大学教授。
豪州の先住民、アボリジニの研究をしているという。

今後、このシリーズを読むか。
誰が読んでも面白い物語を目指した上橋。
私はファンタジーが苦手だが、これなら読める。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:56| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

山形、J1復帰を決めた!

J1昇格をかけたプレーオフ決勝。
6位の山形が千葉を破ってJ1復帰を決めた。

 

サッカー:山形、4季ぶりJ1復帰…プレーオフ決勝(毎日新聞)

磐田に奇跡のGKゴールで勝った山形。
前半37分に山崎が頭で決めたゴールを守って勝利。

天皇杯も決勝進出が決まっている山形。
J1優勝を決めたばかりのガンバ大阪と13日に対戦する。
奇跡のチームはどこまで快進撃を続けるか。

千葉は3連続でのプレーオフ敗退。
来年もJ2でプレーすることが決まった。

森本や山口といった選手たちがいるにもかかわらず、チャンスを生かせなかった。
ファンはさぞかし悔しがっていることだろう。

おめでとう山形!

面白いプレーオフだった


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 14:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月07日

ガンバ大阪、逆転優勝!

J1最終節はガンバ大阪が徳島と引き分け。
浦和は名古屋にホームで負けて2位となった。

 

ガンバ大阪、9年ぶりサッカーJ1制覇(日経新聞)

ガンバの優勝は9年ぶり。
J2昇格後すぐの優勝は11年の柏以来。

一時は降格圏にいたものの、連勝でここまで来た。
セレッソが降格したことを考えると、まさに明暗が分かれた。

ナビスコ杯も優勝したガンバは、天皇杯で3冠を達成できるか。
決勝は13日。相手はJ2の山形。

浦和にもチャンスはあった。
しかしホームで勝てないのでは仕方がない。
勝負に対する弱さを証明した。

ところで今日はJ1昇格プレーオフ決勝。山形対千葉の試合がある。
途中経過を見たら1−0で山形がリード。

磐田相手に奇跡のGKヘッド(しかもロスタイム)で勝ち抜いてきた山形。
昇格なるか。結果を楽しみにしている。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月06日

「大いなる眠り」レイモンド・チャンドラー/村上春樹 訳

あまりにも有名な作品。原題「The Big Sleep」。
村上春樹による2012年に出た新訳。やれやれ。

 

33歳の私立探偵、ヒィリップ・マーロウ。
スターンウッド将軍に呼ばれ邸宅に行く。

足が悪く、老いた将軍は死が迫っていた。
娘が二人いるものの、甘やかされていたためトラブルの連続。

今回の依頼も末の娘、カーメンについてのもの。
違法カジノで作った借金がある彼女。
将軍に請求の手紙が来ていた。

マーロウの役目は、この件で話をつけること。
報酬は1日25ドル。プラス必要経費。
特殊な本を扱うガイガーの家に行くマーロウ。そこで銃声がした。

**** ***** **** *****

会話と粗さがこの作品の特徴。
たとえば、問題の娘カーメンとの初めての会話。

「背が高いのね」というカーメンに対し、マーロウは「それは私の意図ではない」。
(会話部分、本文より引用)
こうした会話が盛りだくさん。

チャンドラーはデビューが遅く、この作品を出したのが51歳の時。
3ヶ月で書き上げたという。

アメリカのタイム誌で「百冊の最も優れた小説」に。
フランスのルモンド紙は「20世紀の名著百冊」に選出。

翻訳した春樹は「過剰さ」がこの作品の魅力だと「訳者あとがき」で述べている。
春樹はチャンドラーが好きで、オマージュの短編も出している。

カズオ・イシグロもチャンドラーに強く影響されたという。
双葉訳、清水訳と比較して、春樹訳はどうだろう。私には違和感なく読めた。

チャンドラーの作品は、過去「プレイバック」を読んだ。
今後も春樹の翻訳を読むべきか。

***********************
関連記事

レイモンド・チャンドラー『大いなる眠り』  

村上春樹新訳「大いなる眠り」

レイモンド・チャンドラー『大いなる眠り』

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月05日

黒人男性を殺した警官、不起訴に NY大陪審

またもや起きた警官による黒人殺し。
苦労の末成立した公民権法はアメリカで機能していない。

 

NYの黒人死亡、大陪審が白人警官の不起訴決定(読売新聞)

事件はマンハッタン南部にあるスタテン島で7月に起きた。
死亡した黒人男性は、違法タバコ販売の疑いだった。

武器を持っていない黒人男性を、警官数人で取り押さえた。
その後、移送中に男性は死亡した。

動画を見る限り内規で禁止されている、後ろから腕で首を絞めた方法が問題だ。
少なくともタバコの違法販売は死ぬ理由にならない。

この件でNYの大陪審は警官を不起訴にした。
ミズーリでの事件が記憶に新しいにもかかわらず、この手の事件は続く。

現地では、この事件をきっかけにデモが起きている。
警察への不信感はここでも高まっている。

事件、不審。そしてまた事件と悪循環は止まらない。
今のアメリカに、公民権法が機能していないのは明らか。
これで行動を自省しろと言っても無理だ。

アメリカの崩壊はイラクやアフガンなど海外だけではなく国内問題にある。
次に同様の事件が起きるのは時間の問題だ。

悪循環は止まらない

これでいいのかアメリカ!


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:49| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月04日

糸谷七段、新竜王に

将棋最高峰のタイトル、竜王戦。
糸谷哲郎七段が4勝1敗で奪取に成功した。

 

糸谷七段が初挑戦で新竜王に 将棋竜王戦(日経新聞)

糸谷七段は初のタイトル。
挑戦者決定戦で羽生4冠を倒し、挑戦者に。

永世名人の資格を持つ森内俊之竜王を破った。
この功績により、八段に昇段した。

大阪大大学院で哲学を学ぶ糸谷七段は26歳。
今は休学して将棋に専念している。

第1局はハワイで行われた今回の竜王戦。
糸谷にとってハワイは忘れられない場所になったはず。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


タグ:竜王 糸谷 将棋
posted by りゅうちゃんミストラル at 19:10| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「骨音 池袋ウエストゲートパークV」石田衣良

果物屋のマコトが事件を解決するIWGP第三弾。
かなり古いが今さらながら読んだ。

 

「骨音」

ギタリストのハヤトからライブのチケットを買ったマコト。
Gボーイズのタカシと出かけたマコトは、斬新な音を聴く。
ハヤトのギターはたいしたことないが、ボーカルとミキサーが売りのバンドだった。

同じ時期、 池袋ではホームレス襲撃事件が続いていた。
カツシン(仮名)という男から犯人探しを依頼されたマコト。
犯人はすぐ近くにいた。

骨を砕く音というのは斬新だが、肝心の謎解きがご都合主義。
犯人がすぐにわかってしまうのでは、フィリップ・マーロウも苦労しないはず。
こんなんでいいのか。

「西一番街テイクアウト」

アルパでマコトが出合った少女は11歳。
母親は連れ出しパブで身体を売っていた。

だが、ヤクザに嫌がらせをされていた。
マコトは「身体を売る権利」のため立ち上がる。

このエピソードでは、マコトの母親が活躍する。
昔学生運動していたらしい。

「キミドリの神様」

池袋で手回っている地域通貨「ぽんど」。
最近、偽札が出回っているらしい。

NPOの代表、オコノギから真相究明を依頼されたマコト。
内部反抗であることを突き止めるが、事件には裏があった。

この話は謎解きに一段深い背景があるという点が評価できる。
そういえば、最近地域通貨の話を聞かない。
どうなっちゃたんだろう。

「西口ミッドナイトサマー狂乱」

ハーフのエディは客引きをしていたが、ドラッグの愛用者でもあった。
危険で高価なスネークバイトという薬が出回っていた。

マコトはタカシに頼まれ、深夜幕張に呼び出された。
夜通し音楽で騒ぐレイブだった。

マコトは売人に罠をかけるため、池袋で無許可のレイブを計画する。
薬物とレイブ。薬にいいことなんてない。

**** ***** **** *****

解説はクドカンこと宮藤官九郎。
この作品ではドラマの台本を書いている。

このシリーズ、ずっと続くんだけど読む気にならない。
今回のように無料で手に入った場合だけ読むことにしよう。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月03日

はやぶさ2、打ち上げ成功!

3日午後1時、種子島宇宙センターから小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられた。
無事分離し、予定された軌道に投入された。

 

はやぶさ2:打ち上げ成功 予定軌道に投入(毎日新聞)

はやぶさ2の目的と意味については、以前この記事で書いた。

はやぶさ2、打ち上げ再延期

H2Aロケットそのものの信頼についてもかなり上がっている。
20回連続というのは誇っていい数字だ。

だが、トラブルが起きるとすればこれから。
前回のはやぶさも、度重なる故障に泣かされた。
それだけに、今回はどうなるのか注目される。

宇宙に行って小惑星のサンプルを回収する。
言葉にすればそれだけのことなのに、実現するのは難しい。
地上でただ成功を祈るだけだ。

たのむぞ、はやぶさ2!

人類の夢を乗せ、2020年に戻ってこい!


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:59| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月02日

「大穴」ディック・フランシス

ケガで騎手生命を絶たれた男が調査員として復活する。
競馬シリーズでも人気のシッド・ハレーが登場。

 

障害レースのチャンピオンジョッキーだったシッド・ハレー。
蹄鉄で踏まれ、左手に大怪我を負う。

引退した彼はラドナー探偵社の調査員となった。
探偵社に罠を仕掛けたが、忍び込んできた男に撃たれる。
腹部の銃創で入院した。

妻とは別居。
ハレーは騎手として頂点を目指したいが、妻はパーティーに出かけたい。
この差が溝を作った。
義父とはチェスをきっかけにして仲が良くなる。

その義父から、シーベリィ競馬場の危機について話を聞いた。
クレイという鉱物の専門家が絡んでいるらしい。

だが証拠はなく、このままでは競馬場が住宅地になってしまう。
ハレーはこの危機を救うことができるのか。

**** ***** **** *****

義父の家に来たクレイ夫妻の悪意が凄まじい。
後半の拷問場面でも痛い描写が満載。

読むのにつらい作品だ。
しかし、痛みも作者のメッセージ。しっかり受け止めなくては。
銃撃を受けたことで、生き返る男もいるんだなあ。

もっとも大きな救い。
それは顔に大火傷の跡が残った秘書のザナ・マーティン。
ハレーがいなければ、彼女が変われなかったのは事実。

競馬シリーズは全部で44作品ある。
そのうち、複数の作品に出てくるのは2人だけ。
(もうひとりはキット・フィールディング)

シッド・ハレーは「大穴」以外、「利腕」「敵手」「再起」に出てくる。
古い作品なので、図書館で除籍(利用停止)にならないうちに読んでおくべきか。
この「大穴」も返却後は修理に回ることが決まっている。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

のど自慢に新星現る!

この動画が話題となっている。
とにかく見て。

 

この方、伊丹美保子さんというらしい。
忘れないよう記録しておく。

「日本にはBritain's Got Talentが無い」と嘆くあなた。
のど自慢があるじゃないか。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月01日

「3月のライオン」10巻 羽海野チカ

2011年マンガ大賞に輝く、将棋の世界を描いた作品。
急展開の第10巻。「えーっ!!」という内容。

 

 

桐山と同じ高校に進学したひな。
いじめられた中学とは違い、すぐに友達ができる。
その様子を聞き、姉のあかりは涙を流す。

三姉妹にとって父親代わりだった和菓子職人のじいちゃんが倒れる。
検査の結果はまだこの時点で出てないが、死が近いのか。

その間、女性の元に走り家を出ていた父親が現れる。
一緒に暮らすことを姉妹に求める。

その場にいた桐山。突然現れたこの男のことを調べる。
(実際に調べたのは高校の先輩と先生?)
リスクの高いことが判明した。とてもじゃないが三姉妹と一緒には生活できない。

三姉妹とは家族でもなんでもない桐山。
そのことを男に指摘されると、ひなにプロポーズしないまま結婚を宣言する。
根回ししない桐山はいかにも彼らしい。

じいちゃんの病気はどうなのか。父親はどうやって撃退する?
タコさんウインナーになったひなは、どう反応する?
いろんな問題を抱えつつ、この卷は終わる。

**** ***** **** *****

桐山の年収が780万円なのは意外に低いか。
プロとはいえ、高校に通っているためにアルバイトできないのが原因なのだろう。

今さらながら、この作品が描いているのは将棋だけでなく家族。
すぐにでも11巻が読みたくなる。

モモのイカ飯は大いに笑った。
鼻から牛乳が出そうだった。ヘソ出して寝るなよ。

じいちゃんではなく、リアルに入院した作者。
10巻が出たのが遅かったのは仕方がない。今は大丈夫なんだろうか。

天国の手塚先生、そしてアトムの像

羽海野を見守ってくれ!!


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:40| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。