2014年12月31日

今年もありがとうございました!

来年もよろしくお願いします。

   白い世界

今年は珍しく師走の選挙がありました。
来年はどんな年になるでしょうか。

みなさん、よいお年を!

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 07:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月30日

佐藤ひらり「なないろの夢」

こんな動画を紹介する。

 

生まれつき目の見えない彼女。
動画が話題になるのは当然。音楽の質が高いもの。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 07:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月29日

「あの日にドライブ」荻原浩

明日の記憶」で知られる作者。
元銀行員のタクシー運転手を描く。

   キティータクシー

主人公、牧村伸郎は元都市銀行のエリート。
課長までいったが、上司に対する言葉が原因で退職した。
妻はパートに出て、娘や息子の家族は生活費をまかなっている。

再就職の口はあったものの、プライドが高く断ってしまう。
公認会計士の試験を受けるものの、一次で落ちる。

広告で見たタクシー運転士に応募する。
時間があると思っていた勤務だったが、とてもではないが厳しい現実が待っていた。

24時間勤務の上、売り上げノルマが厳しい。
円形脱毛症まで出来てしまった。

そんな中、昔の彼女がどうしているか気になる伸郎。
彼女の実家がある桜上水に行き、離婚した彼女を見つける。

**** ***** **** *****

誰しも、「あの時、ああしていれば」という分岐点があるもの。
人間の妄想というものは限りない。しかし現実は甘くはない。

アンソロジーで、タクシー運転手を主人公にした一冊が出せないものか。
企画としては「あり」だと思ううのだが、どうだろう。
重松清とか、いい短編を書きそうだけど。

カラオケを搭載したタクシーで、泣いた女性に歌唱指導される部分が笑える。
タクシーは、まさしく人生の縮図だ。
作者も楽しんで書いているんだろうという想像ができる作品。

***********************
関連記事

あの日にドライブ/荻原 浩

荻原浩 『あの日にドライブ』

あの日にドライブ | 荻原 浩  

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 12:14| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

5億円バラマキ、持ち去り多数IN香港

香港で24日、現金輸送車からお札が乱舞。
多くの人が持ち去った。

 

現金輸送車から5億4000万円落下!道路一面お札だらけ...通行人ら持去り・香港(j-castニュース)

約5億4000万円が輸送車のドアから路上に出た。
このうち2億4000万円ほどが行方不明に。

正直、うらやましい。
自分の目の前に札があったらネコババするだろうな。

人間が試される場面だ。
忘れないよう記録しておく。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 11:38| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月28日

エアアジア機、交信絶つ

28日午前7時過ぎ(日本時間9時過ぎ)、エアアジア航空機が交信を絶った。
この機には155人(一部情報では162人)が乗っていると見られる。

 

インドネシア発のエアアジア便が交信絶つ、155人搭乗か(CNN)

消息不明になったのはQZ8501便。機種はエアバス社A320―200型。
インドネシアのスラバヤ(ジャワ島)発シンガポール行き。

エアアジアは安い運賃が魅力のLCC。
文字通りアジア各地で活躍している。

本社はマレーシアにある。
マレーシアといえば、今年は3月にマレーシア航空の370便が消息不明に。
その後も7月に17便がウクライナ上空で撃墜された。

不明の機に何が起きたのかは今後の報道が明らかにするだろう。
悪天候だったという情報もあるが、今は何とも言えない。

とにかく無事でいてほしい

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月27日

「金閣寺」三島由紀夫

あまりにも有名な三島の代表作。
恥ずかしながら初めて読む。

 

彼の作品は「獣の戯れ」「愛の渇き」以来。
三島は、戦争がなければ芥川賞作家になっていたはず。

最終的に金閣寺に放火する溝口の一人称で話は進む。
僧侶の父を持つ溝口は吃音というコンプレックスがある。

最上の美しさを持つ金閣寺に預けられる。
肺を病んだ父は喀血し亡くなる。

寺では鶴川という男と仲良くなる溝口。
有為子という美しい娘の思い出が常に頭をよぎる。

大谷大学に入った溝口は、足が不自由な柏木と出会う。
そして、老師が芸妓といるところを見てしまう。
この件を境に、溝口は勉学に対する意欲を失う。

溝口の態度に不穏さを感じた柏木。
交通事故死した鶴川が、実は自殺だったことを話す。

柏木から金を借り、寺を出た溝口は舞鶴湾で日本海を再び見る。
そして、金閣寺放火を決意する。

***** **** ***** ****

読まなくても内容は知られているので、「何が起きたか」は関心がない。
それより主人公の内面がより重要視される作品。

読むのはそう難しくはない。
しかし、この作品を書くのは私には生まれ変わっても無理。
だからこそ、今日でも読み継がれている。

この作品、何が素晴らしいか。
よく小説には「この部分が心に残った」という場所がある。

しかしこの作品ではその部分がとても多い。
今まで読んできた小説は何だったのかと思うくらいの出来。

ただ柏木の告白は文学的だが、31歳の三島の視点でしかない。
大学に入ったばかりの柏木とは違う。
どう考えてもあんな説明はすぐにはできない。

溝口の考えは、理解できない。
金閣寺を焼くことで「教育的効果」があると信じる彼。

しかしこれは明らかに誤り。
実際の放火事件でも5年後に金閣寺は再建された。
(実際の犯人は、睡眠薬を飲み小刀で割腹自殺を試みたが未遂に終わった)

隣の韓国では、08年に崇礼門放火事件があった。
南大門と呼ばれたこの門は国宝第1号だったが全焼。
金閣寺と同じく「教育的効果」はなかった。

新聞に芸妓の写真を挟むところも幼稚でしかない。
溝口のこうした行動は、何を意味しているのか。

コンプレックスの作家、三島。
吃音に悩む溝口は、三島を投影している。

弱い肉体を持つことでコンプレックスを感じていた三島。
自衛隊駐屯地での割腹自殺は金閣寺放火とどう関係したのか。
すでに多くの人が語っているので、ここでは触れない。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:13| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月26日

「重力ピエロ」伊坂幸太郎

連続放火事件を追う変わった兄弟。
伊坂の出世作を久しぶりに再読した。

 

2011年に読んだ際の書評はこれ。

「重力ピエロ」伊坂幸太郎

主人公、泉水は遺伝子情報会社に勤務している。
絵が上手い弟の春は、母がレイプされ生まれた。
その母はすでに亡くなり、父親はガンで入院中。

舞台である仙台で、連続放火事件が起きる。
放火された場所は何を意味するのか。
近くに描かれた落書きの意味は?

**** ***** **** *****

最初に登場するジョーダンバット。終わりにも活躍。
書き出しと最後の一行が同じというのも作者の狙い。

DNA、謎の美女、ネアンデルタール人とクロマニョン人。
最終定理のフェルマー、そしてローランドカーク。
ガンジーを敬愛する泉水と春が考察し脱線しつつ話は進む。

この作品はミステリーではない。
一部誤解した読者がいるものの、単なる大衆文学だ。

探偵で、実は泥棒の黒澤。彼は他の作品にも出てくる。
予言するカカシや、だまし絵で知られるエッシャーも登場。

春は、原罪を背負っている。まるで「氷点」(三浦綾子)の世界。
伊坂にかかると、原罪はこう表現される。

質の悪い小説は「散漫」「脱線」とか批判される。
だが、この作品は散漫さを売りにしている。

その点は新鮮で評価に値する。
だとしても、伊坂作品で評価できるのは「死神の精度」だけ。

この作品を高く評価するのは、伊坂の能力を低く見すぎではないか。
私はどんな理由があろうとも放火と殺人を野放しにするわけにはいかない。
犯罪者は罪に見合った罰を受けるべきだ。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:41| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月25日

「ストロベリーナイト」誉田哲也

暗い過去がある捜査官、姫川玲子シリーズ第一弾。
気持ち悪いが、泣ける場面もある作品。ネタばれあり。

 

釣り堀で、青いビニールに包まれた遺体が見つかる。
捜査一課の姫川玲子は、他にも遺体があると見てダイバーを潜らせる。

彼女の読みは当たり、もうひとつの遺体が見つかった。
両被害者のつながりは何か。
さらに、埼玉の戸田漕艇場で似たような遺体が見つかる。

捜査の途中で出てきた「ストロベリーナイト」とは何なのか。
毎月第2日曜に何が起きているのか。

クセのある刑事たち(特に元公安のガンテツこと勝俣)と真相解明に動く玲子。
玲子の部下、大塚は違法捜査で大きな手がかりをつかむのだが・・・

***** **** ***** ****

前に読んだ気がする。
しかし内容を思い出せないし、書評や記録もなし。
もちろんドラマも見てない。

女性刑事の活躍と、重苦しい雰囲気。
凍える牙」(乃南アサ)を思い出した。
男性刑事との微妙な関係も似ている。

玲子が警察官になるきっかけとなった女性刑事、佐田倫子。
裁判の場面で、傍聴していた警官たちが敬礼する場面は泣けた。

単に私が単純なのかもしれない。
しかし、警察官も人間であるということを示した表現は大いに買う。
笑いたい人は笑えばいい。ただそれだけのことだ。

気持ち悪い関西弁男、井岡は結果的に役に立つ。
ガンテツとともにいいキャラ。

黒幕が誰かは早くから予想できた。
反面、エフの正体は読めなかった。
このあたりは作者の「ヒネリ」が一枚上をいっている。

寄生虫での死亡事故とガンテツが病院で引いてきたネタはご都合主義。
このあたりは仕方ないか。

最初にエフを出し、玲子を次に登場させる。
途中に佐田のエピソードを挟むのは構成として優れている。
ミステリーとして当たり前のようだが、大切なこと。

大塚を失ったことで、次の作品に使えないのは損失か。
捜査官が補充され、いいキャラとして存在感を示すかも。

捜査一課の主任警部補、日下守。
よくある名前かもしれないが、「魔術はささやく」(宮部みゆき)の主人公も同じ名前。
これってオマージュ?それとも偶然?

アマゾンの評価は大きく分かれているが、私は読んでよかった作品をして記憶。
確かに気持ち悪いが、人間ドラマとして新鮮に読めた。

第二弾は「ソウルケイジ」。
この内容なら読む価値あり。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:31| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月24日

クリスマスと食料廃棄

今年もやって来たクリスマス。
どれだけの鶏とケーキが消費、そして廃棄されるのか。

 

この時期になると、毎年同じような記事を書いている気がする。
それでも書かないよりマシだ。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:56| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

桑田佳祐「白い恋人達」

クリスマスといえばこの曲。

 

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:37| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月23日

「たんぽぽ娘」ロバート・F・ヤング

短編SFの名作。伊藤典夫の翻訳。
原題「The Dandelion Girl」。ネタバレあり。

 

舞台は1961年。
主人公マークは44歳の弁護士。
休暇を楽しみに湖畔で過ごすが、妻は陪審員として召還されたためひとり。

マークはそこでタンポポのような髪の毛をした21歳のジュリーに出会う。
秘書になるための勉強をしているという彼女。
240年先の2201年からタイムマシンでやってきたという。

彼女の父親がタイムマシンを製作。
未来の世界で、タイムトラベルは許可が必要だという。
時間警察が目を光らせているとも。

数日姿を見せなかったジュリー。
父親が亡くなったという。マークはジュリーの正体を知る。

**** ***** **** *****

短くとも必要な事柄は表現されている。
写真嫌い、秘書とタイムパラドックスへの答。
まさにSFのプロトタイプ。

素朴な疑問として、「何故若い頃の妻だとマークが気がつかないか」というのがある。
この疑問は確かに妥当。多くの人が同じことを考えたに違いない。

しかしだ、写真ならともかくリアルに結婚する前の妻と出会った人はいないはず。
おかしなようでいて、実は気がつかないものなのかもしれない。

昔の妻に出会うという点は、「リプレイ」(ケン・グリムウッド)でも出てきた。
タイムトラベルを描く点で、多くの作家が挑戦している場面。

ところでジュリー(jury)というのは陪審員を意味する。
これってシャレなんだろうか。それとも私の考え過ぎ?

この作品を今になった読んだ理由。
それは、「ビブリア古書店の事件手帳3」(三上延)で紹介されていたから。

以下の記述が記憶に残る。

未来人が過去の事象にかかわりあったら、その人は過去の一部になってしまう
(本文P99より引用)

私が読んだ河出書房の本は厚くて1900円もする。
「栞子さんの本棚」(角川)なら約600円と安いし手軽。

***********************
関連記事

▲『たんぽぽ娘』ロバート・F・ヤング  

『たんぽぽ娘』、「たんぽぽ娘」、『たんぽぽ娘』!

「たんぽぽ娘」を探して、読んで、酔いしれた夜

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:32| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

天使が降る夜

とにかくこの動画を見て!

 

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 06:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月22日

「かわいそうだね?」綿矢りさ

若くして芥川賞作家となった綿矢。
彼女が三角関係を描いている表題作と「亜美ちゃんは美人」を収録。

 

「かわいそうだね?」

樹里恵は28歳で百貨店に勤務している。
アメリカ帰りの恋人、隆大がいる。
しかし元カノを自宅に住まわせるという隆大。

私が共感したのは職場の後輩、綾羽の意見。
同居の二人が「やっている」と考えるのは当たり前。
男と女が一緒に住むというのは、ただでさえ間違いが起きるもの。

ケータイを見た段階で爆発するのが当然の結末。
樹里恵が疑う時点で、どう考えてもおかしい。

英会話学校の外国人講師に意見を求める樹里恵。
EX(元カノの意味)をキリスト教と間違えるのは致命的。

本当にかわいそうなのは誰なのか。
それがこの作品のテーマなのだろう。読者の本音が出る作品。

「亜美ちゃんは美人」

高校で知り合った亜美とさかき。
亜美は人目を引く美人。

高校で一緒だった亜美とさかき。
美人で人の目を引く亜美に対し、さかきは亜美のマネージャー役。
大学は別だったが、二人は同じサークルに所属していた。

卒業後、亜美が惚れたのは、危険な崇志。
亜美の両親も崇志のことを不安視する。
しかし当の亜美は結婚を決意。グアムで式は行われた。

ダメ男を紹介した「だめんず・うぉ〜か〜」で知られる倉田真由美(くらたま)。
彼女が好きそうな話。

天の配剤というのか、免疫のない女性ほど危険な男に魅力を感じるもの。
この世は不思議とバランスが取れている。

さかきが認めた、嫉妬の消滅が女性作家らしい本音を示している。
思わずヒザを叩いた読者もかなりいたに違いない。

チヤホヤされる女性は落とし穴に注意が必要。
この文章を読んでいるあなたは大丈夫。自惚れないで。

**** ***** **** *****

綿矢はデビュー当時の良さが戻ってきた。
説明でなく、表現しようとしているところは評価できる。

だが、綿矢はまだ真の力を出していない。
少し前に流行した、「本気出すのは次」なのだろうか。

「かわいそうだね?」は週刊誌に連載されたもの。
結末以外、盛り上がりに欠ける作品を毎週読むのは辛い。

綿矢は作家として何を目指しているのか。
方向を示すべきではないのか。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:05| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

杏里 「Summer candles」

これぞ名曲!

 

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月21日

「ニッポンの大問題 池上流・情報分析のヒント44」池上彰

分かりやすいニュース解説ならこの方、という池上彰。
私だってたまには新書も読む(汗)。

 

先日の総選挙でも活躍した小泉進次郎。
彼の演説はとにかく人の注目を浴びる。
この点を解説するのがいかにも池上流。

ダジャレに方言。どこに行ってもこれはウケル。
落語が参考になっているというのは知らなかった。

東京五輪については、猪瀬知事(当時)の失言。
そして汚染水が管理されているという安倍首相の宣言について書いている。

アメリカのシェールガスについても詳しく解説。
この件については以下のページが詳しい。

シェールガスとは

その反面、アメリカはデフォルトの危機にあることにも言及。
「決められない政府」は日本も同様。でも安心していい訳じゃない。

アメリカで言うなら、近頃は黒人に対する差別が表面化。
黒人が死亡した事件で警官が不起訴になるなど、新たな展開を見せている。
もちろん、黒人差別は以前からあったけれど。

先日ノーベル平和賞を受賞したマララさんについても述べている。
この本が出た後、今年になって受賞した。

池上流が参考になるのは経済に暗い私にとってとても助かる。
彼の本を読んでいれば、まず間違いがない。

この本では都知事選挙出馬を打診された件が出ていた。
だが、彼はニュース解説してこその人物。
欲を出さないほうがいいのは、本人がよく知っているはず。

とてもいい勉強になりました

ありがとうございます!


*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:58| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月20日

「不思議の扉 時をかける恋」大森望 編

タイムとラベルと恋。
大森が選ぶアンソロジー。

 

「美亜へ贈る真珠」梶尾真治

中に入っている人は1秒でも、外の世界は1日という「航時機」。
24歳の青年が入っている。

航時機を見守る女性。
彼女と真珠の関係は何を意味するのか。

梶尾は「黄泉がえり」の作者。
こうした作品が多いのだろうか。

「エアハート嬢の到着」恩田陸

ロンドン大学名誉教授エドワード・ネイサン。
1978年に行方不明になった。

1932年に女性パイロットのイアハートがロンドン郊外にやってくる。
病で高熱を出していたエリザベスはネイサンを探していた。

日本ではあまり知られていない女性パイロットアメリア・イアハート
彼女は1937年赤道上世界一周飛行の途中で行方不明になった。
「ライオンハート」は読まねば。

「Calling You」乙一

珍しく携帯電話を持たない女子高生。いつも孤独だった。
頭の中にあった想像上の携帯。そこに電話がかかってきた。

シンヤと原田が頭の中にある携帯の話し相手。
リアルにシンヤと会うことになった彼女。
しかし・・・

人は運命に打ち勝つことができるのか。
このテーマに、多くの作家は挑んできた。乙一の答えがこれだ。

「眠り姫」貴子潤一郎

高校生の「姫」は居眠りの常習犯。
実はバセドー病だった。

しかも投薬では効果が出ない。
そうしているうちに、眠る時間が段々と長くなり・・・

残念ながらこの作家は知らなかった。
今度作品を見てみよう。

「浦島さん」太宰治

太宰が描く浦島太郎。
口の悪い亀が特徴。パンドラの箱にこだわっている太宰。
親切のことを「深切」と書くのが当時は当たり前だったのか。

「机の中のラブレター」ジャック・フィニィ

年代物の机を手に入れたNYに住む男。
机の隠し抽斗の中にある手紙を見つける。
時を越えた文通が始まった。

この作品、「ゲイルズバーグの春を愛す」では「愛の手紙」として収録されている。
忘れないよう記録しておく。

**** ***** **** *****

アンソロジーというのは「ここにしかない一冊」。
太宰とジャック・フィニィが並ぶというのはまさしくここにしかない。

こうした試みは、もっとあっていい。
世に知られていない、現代では忘れ去られた作品が多いはずだ。
大森が巻末で語る「たんぽぽ娘」とか。

***********************
関連記事

大森望 - 不思議の扉 〜時をかける恋〜  

不思議の扉 時をかける恋 角川文庫

大森望:編 「不思議の扉 時をかける恋」 角川文庫

***********************

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月19日

STAP細胞再現できず、小保方氏退職

理化学研究所(理研)が行っていたSTAP細胞の再現実験が終了。
「STAP細胞はあります!」の断言は何だったのか。

 

STAP再現できず検証終了 理研発表、小保方氏退職へ(日経新聞)

結局、理研の管轄下にSTAP細胞は存在しなかった。
小保方氏は21日に理研を退職する。

ところが昨日の日経ではこんな記事があった。

STAP細胞「あると考えていると思う」 小保方氏代理人(日経)

小保方氏の弁護士は、こう述べている。

「小保方氏は現在もSTAP細胞があると考えていると思う」
(上記日経の記事から引用)

科学者というものは、再現できないものを認めるのか。
こんなことを言う人間を理研は雇っていたのか。

この件では笹井芳樹氏が自殺している。
笹井氏は小保方氏の指導者だった。あの世で何と言っているだろう。

理研の笹井芳樹氏が自殺、STAP細胞で小保方氏を指導

自殺者まで出したにもかかわらず、「なかった」ではすまない。
再現事件の結果が予想できただけに、今さらため息も出ない。
今年の顔は小保方晴子、佐村河内守、野々村竜太郎で決まり!

日本の科学者は、今後疑いの目で見られる?

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 16:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「世界の果て」中村文則

芥川賞作家による初の短編集。
正直、どう評価すればいいのかわからない。

   ステンドグラス

「月の下の子供」

施設で育った孤児の男が主人公。
何度か幽霊を見たことがある。

高校を出て契約社員として不動産会社に入った。
問題ある物件を担当して・・・・

施設育ちというのは芥川賞受賞作「土の中の子供」と同じ。
ドロドロの性欲が気持ち悪い作品。

「ゴミ屋敷」

路線バス事故で妻を失った男が動かなくなった。
男の妻は女性ヘルパーを雇う。
ニンテンドーDSばかりしているヘルパー。

動くようになった男は、ゴミを集め始める。
ゴミ屋敷に近所の人が危機感を持つが、行政は動かない。

「戦争日和」

29歳無職の男がアパートを探していた。
月6千円という格安物件を紹介される。
そこは、人骨が連続して出た問題ある所だった。

「夜のざわめき」

尾行されているらしい男。作家の立花だった。
理解に苦しむ作品。どう評価したらいいのか。

「世界の果て」

部屋に戻ると犬が死んでいた。
ビニールで包み、自転車で捨てに行く男。

(2)絵を描く男。死んだ犬を捨てに行く男と出会う。
  ホームレスの小屋を譲ってもらう。

(3)引きこもりの男が包丁を買う。
  ファミレスに勤める女性を狙う。

(4)行方不明の男を捜す探偵も行方がわからず。
  編集長に依頼された男が「何かある」旅館に泊まり調べることに。
  そこは樹海に近かった。女将は3万円で体を売る。

(5)犬を捨てに行く男再び登場。

**** ***** **** *****

ターゲットの狭い作家。
独特の世界観があるものの、私の好みではない。

あからさまな性欲が出てくるが、女性読者はどう感じるのか。
暗い世界に浸りたい方は読むといい。

書評(作家別一覧)

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:25| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年12月18日

「星の王子さま」サン=テグジュペリ/河野万里子 訳

世界中でベストセラーとなっている物語。
河野万里子の新訳(新潮文庫)を読んだ。

 

主人公「ぼく」はアフリカの砂漠に墜落したパイロット。
小惑星から来たという王子と出会う。

王子はいろんな星を巡ってから地球にたどり着いた。
王様のいる星、酔っ払いのいる星。
大人が変であるということを皮肉いっぱいに書いている。

***** **** ***** ****

この作品が何故世界中で読まれているか。
それは、読む度に違う顔を見せるから。

翻訳の違いによっても差が大きい。
今回の河野万里子訳は私にも違和感なく読めた。

有名な「大切なものは、目には見えない」
フランス語の原文はこうなっている。

"Le plus important est invisible"

これも名言。

おとなは、だれも、はじめは子供だった。しかし、そのことを忘れずにいるおとなは、いくらもいない。
このページから引用)

サンテックス(彼はこう呼ばれた)は、砂漠に落ちた経験あり。
飛行士として行方不明になった話は以下の本に書かれている。

「海に消えた星の王子さま」ジャック・プラデル

この本の155ページにこうある。

「死の真相は、いまだ謎に包まれている」
(本文より引用)

だが、上記ジャック・プラデルの本によると、彼はドイツ軍戦闘機によって撃墜された。
メッサーシュミットのパイロットがそう語っている。

「ライ麦畑でつかまえて」とともに、永遠のベストセラ−。
今後も世界中で読み継がれるだろう。

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:54| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オバマ、キューバと国交正常化交渉開始を宣言

17日、アメリカのオバマ大統領はキューバと国交正常化交渉することを宣言した。
両国間にどんな関係ができるのか。

 

キューバと国交正常化交渉、米大統領が開始発表(ロイター)

オバマはアメリカによる対キューバ政策が時代遅れだと認めた。
その上で、カナダ政府の仲介による交渉開始を宣言した。

中間選挙でオバマ率いる民主党は敗北。
ただでさえ大統領は二期目になると影響力が失われる。

オバマはキューバ関係に「足がかり」を残したかったのだろう。
その意図は理解できる。

当ブログではこの動きを歓迎する

*****トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
スパム防止のため承認制です。その場合リンクは必要とはしません。
一部、こちらからはトラックバックを送れないブログがあります。 
コメントについても承認制です。コメントする人は、まず挨拶しましょう。


posted by りゅうちゃんミストラル at 15:30| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。