キング得意の超能力もの。
主人公ジョン・スミスは高校教師。
恋人のセーラと祭りに出かけた。
屋台の賭けで500ドルも稼いだ彼。
何かが見えていたという。
その帰り、気分の悪くなったセーラを家に送りタクシーに乗ったジョン。
向かいから無謀な若者の乗る車と衝突した。
タクシーの運転手と若者は志望。
ジョンは深い昏睡状態のまま。
ジョンの父は息子が死ぬことを望んだ。
母親は狂信的状態に。
その間、 セーラは弁護士と結婚した。
実に4年半後、目が覚めたジョン。予知能力を発揮し話題となる。
記者を集めた会見でもその能力は発揮された。
もう一方の登場人物がグレグ・スティルソン。
聖書のセールスマンから町長になった。
上巻の終わりに下院選挙に出るため資金集めする。
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ベトナム戦争やウォーターゲートによるニクソンの辞任。
今読むとアメリカの現代史が懐かしい。
キングは、超能力者の苦悩を描くのが得意。
「グリーンマイル」でもそうだった。
悪の描き方は「ザ・スタンド」に通じる。
下巻でジョンがキャッスルロックの連続殺人に挑むのは当然の流れだろう。
グレグはどう絡んでくるのか。ここまでの展開では読めない。
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ラベル:デッド・ゾーン スティーブン・キング