2014年11月05日

「侵入」ディック・フランシス

悪質な新聞記事により損害を受けた妹夫妻。
チャンピオンジョッキーは彼らを救えるのか?

 

主人公は障害レースの騎手、キット・フィールディング。
双子の妹は、長年いがみあっていたアラデック家のボビイと反対されながら結婚した。
妹夫婦が経営していた厩舎は、新聞に誹謗中傷され経営危機に。

相談を受けたキットが真相究明に乗り出す。
しかし魔の手はキットにも襲いかかる。

ボビイの父メイナードは、ナイトの爵位を受けるかもしれない。
このことが、新聞記事に影響したのかしないのか。

妹夫婦の家に仕掛けてあった盗聴器。
これを回収に来た男二人の所持品をきっかけに反撃開始。

新聞社に謝罪文を載せるよう要求したキット。
黒幕は誰か、何故ボビイを狙ったのか。
キットはこの大きなトラブルを、どう解決するのか。

***** ***** ***** *****

悪質な記事に対し、粘り強く挑むキットはシリーズの大きな特徴。
騎手に対する八百長の誘いは、どの程度あるものなのか。

キットと王女の競馬に対する愛情には感心した。
私は競馬場に行ったことはないが、初めて行くなら馬券を買わずに楽しみたい。

このキッド、別の作品でも再登場する。
複数の作品に出てくるのはたった二人(もう一人はシッド・ハレー)。
続編でキットの活躍をぜひとも読みたい。

各章の終わりが続きへの導入になっている点は、フランシスが作家として成長した証。
テレビのようなドラマ的効果があったと言える。

解説は2011年に亡くなった児玉清。
大河ドラマ「武田信玄」撮影での落馬について語っている。
彼も、競馬シリーズの愛読者だったのか。

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ノーベル賞中村教授の面談を拒否した日亜化学

青色発光ダイオードの研究でノーベル賞を受賞した中村修二氏。
かつて所属した日亜化学との対話を申し込んだが断られた。

 

ノーベル賞:中村教授「非常に残念」 日亜化学の面談拒否(毎日新聞)

中村氏と日亜化学は、かつて研究成果への対価について対立。
裁判で争った歴史がある。

ノーベル賞をきっかけに、関係修復を望んだ中村氏。
しかし、日亜化学のコメントは以下のように冷たかった。

「弊社に対する深い感謝を公の場で述べておられ、それで十分。貴重な時間を弊社へのあいさつなどに費やすことなく、物理学に大きく貢献する成果を生みだされるようお祈りしております」
(赤字部分、上記毎日の記事から引用)

対話を拒否するとは、心の狭い会社のような気がする。
確かにノーベル賞受賞が決まった後も「怒りが原動力」とか中村氏は発言していた。
だが、快挙と言える研究成果に対し2万円の報奨金しか出さなかったのも事実。

これでいいんだろうか。
「お互い素直になれなかった部分がある」と認め、握手すればいいのに。

「話せば分かる」は幻想なのか?

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