2014年11月30日

はやぶさ2、打ち上げ再延期

太陽系と生命の起源を探るプロジェクト、はやぶさ2。
30日に予定されていた打ち上げは再延期された。

 

はやぶさ2:打ち上げは3日に再延期 強風のため(毎日新聞)

再延期決定は予定の時刻に強風が予想されたため。
3日の午後1時に打ち上げる予定。

人工的なクレーターを作り、小惑星「1999JU3」内部のサンプルを持ち帰る予定。
水や生命は、どのような起源なのか。衝突装置の爆発には失敗が許されない。

「はやぶさ」の後継機にかける熱い思い(jaxaHP)

前回のはやぶさは、弾丸を撃ち出せず微粒子しか持ち帰ることができなかった。
それ以前に、トラブルが多く発生し関係者の胃を荒れさせた。
今度は成功なるか。帰還は20年末を予定している。

宇宙へのおつかい、たのむぞはやぶさ2!

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I Know Where I've Been

音楽で伝わるものがある。

 

この曲は、黒人差別を抜きに語れない。

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2014年11月29日

オペラ歌手、中島啓江さん亡くなる

オペラ歌手の中島啓江(なかじまけいこ)さんが亡くなった。
57歳。

 

歌手の中島啓江さん死去 ミュージカルなど出演 57歳(asahi.com)

死因は呼吸不全。
23日に亡くなっていた。

中島さんといえば思い出すのがイカ天(三宅裕司のいかすバンド天国)。
彼女は審査員をしていた。

吉田建やグーフィ森、村上“ポンタ”秀一らと一緒に出演。
ドラマーの村上とは、この番組がきっかけでレコーディングした。
時に厳しく、ある時は女性ヴォーカルに対して「そこまで言うか!」という位批判した。

音域の広さから「和製フレディ・マーキュリー」と呼んでいた人もいた。
だが、私から見ても彼女とフレディを並べて考えることなどできない。

オペラ歌手は彼女のように太っている人が多い。
彼女も150キロを超えていた。

190キロ近くだったことさえある。こうなると健康面で大きなリスク。
節制すれば、もっと長生きできたのではないかと思う。残念。

中島啓江さんの死を悼みます

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2014年11月28日

「十角館の殺人」綾辻行人

無人島に集まった7人が、次々に殺される。
26歳の時に書かれた本格ミステリー。ネタばれあり。

 

以前、惨劇の起きた九州にある無人島の角島。
ここに、大学ミステリー研の7人が来た。

彼らはエラリイ、アガサ、ルルウなど互いにニックネームで呼びあっていた。
このことが事件に大きく関係している。

島まで送った漁船は火曜日まで来ない。
その間、メンバーがひとりずつ殺されていく。電話など、連絡方法はない。

過去、このサークルでは、千織という部員がコンパで亡くなっていた。
一方、本土では江南が島田とともに過去の事件を調べなおしていた。
千織が殺されたという手紙が届いたからだ。

**** ***** **** *****

評判になるだけあって、よくできている。
叙述トリックになっている守須のセリフに、作者の想いが伝わってくる。

紅茶を何杯も飲むこと。
舞台が砂漠ではなく島であることにも意味がある。

バイクや水差しなど、ヒントはあったものの私は核心部分に気がつかなかった。
どれくらいの読者が犯人を読めていたのか気になるところだ。

私が読んだのは講談社文庫の新装改定版。
作品自体が「そして誰もいなくなった」(クリスティ)を基にしている。

不思議なのは、10角形と11角形のカップがある場合。
誰も気がつかないものだろうか。

私には理解できないことだ。ミステリー研なら、こういったことには敏感なはずなのに。
少なくとも、コーヒーを淹れたアガサは気がつくはずだ。

旧版解説で鮎川哲也はクリスティの「そして誰もいなくなった」についてこう書いている。

「出来としては話が平板で盛り上がりに欠けているように思う」
(P468より引用)

そうだろうか。私には大いに疑問だ。
アガサのこの作品については世界中から評価されている。
私自身、読んでいて鳥肌が立った。

また、探偵が存在しない点について、戸川安宣が「堪らなく不満」と書いている。
(P490)

この部分についても賛成できない。
アガサは「アクロイド殺害事件」「カーテン」でも「今までにない作品」を目指していた。

探偵がいないことが評価するポイント。
定型にこだわっているからミステリーは衰退する。

直木賞作家の辻村深月は、この作品を読んで衝撃を受けたという。
ペンネームに「辻」が入っているのも彼の影響による。

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関連記事

十角館の殺人/綾辻行人  

叙述ミステリを読む(2)−「十角館の殺人」

綾辻行人『十角館の殺人』の感想(ネタバレなし)

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2014年11月27日

参院選は違憲状態、最高裁

昨年7月に行われた参院選は「違憲状態」だった。
26日、最高裁の判断が示された。

 

昨年7月の参院選「違憲状態」…最高裁判決(読売新聞)

この選挙で1票の格差は最大4・77倍だった。
ただし、選挙無効の請求は棄却した。

国会の不作為はここでも明らかとなった。
訴えを起こした弁護士グループは「ガリレオ判決」だと訴えた。
地動説を主張したガリレオに今回の判決を見立てたものだ。

最高裁の大法廷判決は、15人の裁判官による合議制。
その中で、山本庸幸裁判官は選挙自体無効だと判断した。
この事実は重い。

ところで12月の衆院選挙では、最高裁裁判官の国民審査も行われる。
15人のうち、5人の判事は国民審査の対象となる。

<一票の格差判決>「選挙無効の意見を最高裁の裁判官が書いたのは初めて」原告が評価(弁護士ドットコム)

有権者は、どのように判断するだろうか。

違憲状態での選挙で選ばれた参院議員

本当に「良識の府」なのかと疑う


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関連記事

13年参院選「違憲状態」!?  

<1票の格差>13年参院選は「違憲状態」…最高裁判断

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2014年11月26日

黒人少年射殺の白人警官は不起訴、ミズーリ州

18歳の丸腰だった黒人少年が白人警官によって射殺された事件。
大陪審が不起訴の判断を下し、現地では暴動が起きている。

 

黒人少年射殺の白人警官を不起訴 米ミズーリ州大陪審(asahi.com)  

似た事件については、以前記事に書いた。

黒人少年射殺無罪に見る、アメリカという国

事件は今年8月にファーガソンという町で起きた。
起訴するか否かが今になって決まったのは、問題の根深さを証明している。

オバマ大統領はデモ参加者に平和的な抗議を求めた。
しかしこの件は根がとても深い。

 

解決までには長い時間が必要だろう。
もちろん、白人社会が問題解決を切に願っているという前提で。

黒人差別が現実として残っていることは明白だ。
もし黒人警官が白人を射殺したとしても不起訴になっただろうか?

ただ、暴動はさらなる悲劇の引き金にしかならない。
ここは、肌の色に関係なく「司法は間違っている!」という批判を行うことが必要だ。

似たような事件は、どこの州でも起きる可能性がある。
アメリカ国内では、黒人であることは生命の危険があるということなのか。

「黒人なら射殺しても不起訴になる」という前例を残したこの事件。
ルサンチマンは存在している。まずそれを認めることが必要だ。

これが「自由の国アメリカ」の現実だ!

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2014年11月25日

ガムテープの橋で海を渡る

たまにはこんな動画を紹介。

 

単なる一発ネタ。

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2014年11月24日

「ダック・コール」稲見一良

幻想ハードボイルドの連作短編集。
第四回山本周五郎賞受賞作。

   カモ

主人公の男は、石に鳥の絵を描く老人と出会う。
絵を見ているうちに夢を見る。

「望遠」

カメラマンの助手は、年に一度の撮影チャンスを狙っていた。
しかしその場に現れたのは珍しいシベリアオオハシシギ。

思わずそのシギを撮ってしまう。
怒ったカメラマンからは殴る蹴るの暴行を受ける。
しかし社長は助手を弁護する。

「パッセンジャー」

舞台は北アメリカ。サムはハトの大群を見る。
サムのいる村と仲の悪い隣村サザンヒル。

リョコウバトの話は知らなかった。
今でもエジプトではハトを食べるという。
絶滅するほど乱獲されるのなら、エジプトの鳩よりよほど美味しいのだろう。

「密猟志願」

肝臓のガンで2回の手術を乗り越えた男が主人公。
密漁を企てるがうまくいかない。そんな時、ある少年と出会う。

二人は密漁を共にすることで親しくなる。
男爵と呼ばれる男の土地で、鴨を奪おうと計画。

このエピソードにはかなり引き込まれた。
元水泳選手の老婦人が出てくるとは思わなかった。

「ホイッパーウィル」

舞台はアリゾナ。主人公は小屋に住むケン・タカハシ。
囚人が4人脱走した。ひとりはケンの小屋で見つかり身柄を拘束された。

保安官は残る3人を追うため、ケンにも同行を依頼する。
ケンは、ハワイ出身。第二次大戦で日系人舞台にいたスナイパーだった。

「波の枕」

漁船に乗っていた源三はトラザメと呼ばれていた。
船火事で海に漂流した源三。板を見つけた。
その板にはグンカンドリとオサガメが先客としていた。

亀の背中に母親の姿を重ねるというのは新鮮。
漂流ものとしては記憶に残る作品。

「デコイとブンタ」

語り手は汚れて塗料も剥げたダック・デコイ。
ブンタと呼ばれる少年に拾われる。

ブンタが話せないということに、私は迂闊にも気がつかなかった。
だから作者はデコイに語らせた。

**** ***** **** *****

書評としては反則だが、この本は読まないと良さが理解できない。
読めば、かなり引き出しの多い作家であることが分かる。

「ホイッパーウィル」に出てくるカエルとサソリの話は、別の小説でも引用されていた。
本質は変わらないという、こんな話だ。

カエルくんとサソリくんのお話し

山本周五郎賞の選考委員だった藤沢周平。
彼はこう述べた。

「まれに見る美しさを持った小説」
(本文「解説」より引用)

もし、「何でも自然バンザイ」の内容なら。
読者はこの小説を見捨てただろう。

そうでないから評価が高まるというもの。
読んでよかったと素直に思える一冊。

作者の稲見は「密漁志願」の主人公と同じく肝ガンだった。
ただ、作品と違うのは手術ですべてのガンを取り除けなかった。
そのため、9作品しか残せなかった。

ファントム・ピークス」の作者北林一光を思い出す。
作家は60を超えてからいい作品を残すこともある。
稲見は長く生きるべき人だった。とても残念。

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2014年11月23日

「燃えよ剣(下)」司馬遼太郎

七里研之助との決闘から始まる下巻。
敗走する幕府軍と土方の運命は。

 

上巻についてはこの記事に書いた。

「燃えよ剣(上)」司馬遼太郎

二条河原での決闘で因縁の七里研之助を斬った土方。
しかし、時代は急速に動いていた。
大政奉還が新撰組に与えた影響は大きかった。

沖田は肺病が悪化し、寝たきりの状態。
近藤も肩を撃たれて戦闘不能の状況。土方が新撰組の指揮を執る。

鳥羽・伏見の戦いでは、徳川慶喜と松平容保が大阪から逃げてしまう。
会津藩士たちはよく戦ったが、将軍が抜けたことは大きな意味を持った。

土方は勝つと信じていたこの戦いに敗れる。
慶喜は逆賊になることを極端に恐れていた。

大阪から船で移動する前、土方は2日間の休暇を取る。
雪と過ごすためだ。

流山で近藤は官軍に投降した。土方は止めたものの、近藤は処刑される。
その後、結核が腸に達していた沖田は病死する。

残った土方は艦隊を率いる榎本武揚に合流して戦いを続ける。
甲府から東北、そして北海道へ。榎本は北の大地で別の国を作ろうとしていた。

だが、官軍は幕府軍を追撃する。
永倉新八や斉藤一は土方と行動を別にする。土方にも最期の時が迫っていた。

***** **** ***** ****

土方は原理主義者。人の好き嫌いも激しい。すぐに人を斬るが、どこか憎めない。
喧嘩屋の土方は剣の道に生きたが、西洋の軍隊技術を短期間でマスターする。
有事に存在感を発揮する人物の代表だ。

「武士とは何か」「死ぬために生きている」ということを常に意識している。
私を含めた現代人にはない感覚。

近藤が捕らえられ、処刑されたことは歴史的な事実。
土方の最期もまた同じ。読んでいてそれが分かっているだけに辛いものがある。

時代は剣から銃へ。しかも幕府から薩長の新政府へ。
その中にあって、新撰組は負けるべくして負けた。

しかし、その存在は今でも多くの日本人が赤穂浪士とともに記憶している。
安易なヒロイズムは私も嫌いだが、読んでいるうちに共感してしまう。

もう一度生きられるとしたら。土方は、同じ生き方をしたはず。
近藤は違った選択肢を進んだだろう。

学のある山南や、武田観柳斎は薩摩軍に参加していたに違いない。
近藤や土方は歴史が必要とする人物。ドラマ的な人物といえる。

函館での雪との再会シーンは、司馬の作家としての力量が発揮されている。
多くの読者が感動したはず。もちろん、私もその中のひとり。

日露戦争で活躍した東郷平八郎や靖国神社参堂に像が建っている大村益次郎も登場。
大村はNHK大河ドラマ「花神」で主役となった人物。
中村梅之助が好演した。

何故、日本人は新撰組が好きか。
それは、「消え行くものを守ろうとする美しさ」に共感するから。

この作品を読むと、沖田は自分がないように行動している。
近藤や土方を死ぬ覚悟をしている彼を批判するのは簡単なこと。
だが、その批判に何の意味があるだろうか。

「この人と一緒なら死んでもいい」という人物は、ある意味幸せだ。
現代の日本に、そんな人物がどれだけいるだろうか。

新撰組つながりで「壬生義士伝」(浅田次郎)を読むべきか。
それとも「竜馬がゆく」を読むべきか。
どちらにしろ図書館で予約なしで借りられるので今がチャンスかもしれない。

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長野県の地震で負傷者39人、大糸線で土砂崩れ

22日に起きた震度6の地震で負傷者が39人出ている。
大糸線では土砂崩れが起きた。

 

長野北部の地震、けが人39人に JR大糸線で土砂崩れ(asahi.com)

上記朝日の記事によると、重傷者は7人。
停電や断水も起きている。

今後1週間で余震が起きる可能性もあるという。
警戒が必要だ。

二次災害に注意!

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タグ:地震 大糸線
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2014年11月22日

警視庁警察官、女性を刃物で脅し性的暴行

警視庁上野署の巡査(35)が女性を刃物で脅して性的暴行していた。
あらかじめ下見をしていたと見られる。

 

警視庁警察官強盗強姦事件 あらかじめ下見し犯行か(FNN)

事件は今年6月、千葉県内で起きた。23歳の女性宅に窓から侵入。
刃物で脅し、性的暴行した疑いがもたれている。

上のリンク記事を読むとこの警官、余罪がありそうだ。
何しろ自宅からは大量の女性用下着が見つかっている。
盗んだとみられるナンバープレートなどもあった。

生活安全課に勤務していたそうだが、危険な男は警察にいた?
今後の事情聴取で真相は明らかになるだろう。

追記  こんな警察官もいた。

警官が17歳にみだらな行為した疑い 居酒屋で知り合う(asahi.com)

こちらも生活安全課巡査部長(26)。
三重県警桑名署勤務。容疑を認めているという。

同僚はこの警官をどう思っていたのか?

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2014年11月21日

「燃えよ剣(上)」司馬遼太郎

武士よりも武士らしく生きた男。
新選組副長土方歳三の生涯を司馬が描く。

 

武州で百姓の息子だった土方。
近藤や沖田と共に新撰組に参加し、京都に向かう。

時代は彼らを歓迎した。
浪人たちが集まる京都の警備が彼らの任務。

池田屋事件で新撰組の名は大きく轟く。
松平容保とも意見を交わすようになる。

悪評のあった芹沢鴨を暗殺し、局中法度と呼ばれる鉄の掟で烏合の衆をまとめる土方。
学のある山南まで脱走し、切腹する。

後半には伊東甲子太郎の参加で主導権を奪われそうになる。
攘夷派という敵もいるが、隊の内部で人間関係が複雑化する。

老中から将軍家直参にならないかという話が来る。
近藤は乗り気だが、伊東たちは反発。土方暗殺計画が持ち上がる。

土方が母に似ている雪の家に寄った帰り、因縁の七里研之助が現れる。
二条河原での決闘に向かう場面で上巻は終わる。

**** ***** **** *****

「ペルシャの幻術師」に続く司馬作品。
あまりに有名だが、今になって読んだ。

文庫は上巻だけで570ページもある。
だが読むのに苦にはならない。夜這いの場面などあるが、中学生でも読める。

池田屋事件の場面で、一説には沖田が病のため戦列を離れたとある。
しかし司馬はそう描かなかった。

読者は歴史を知っている。
ということは、「人をどう描くか」ということが重要になる。

イメージとしては三谷幸喜の脚本で話題となったNHK大河ドラマがある。
土方は山本耕史が演じた。

近藤は香取慎吾、山南は「倍返し」の堺雅人が上品に演じた。
(堺は「篤姫」でも13代将軍家定を、「真田丸」にも出演予定)
芹沢鴨は佐藤浩市。永倉新八役の山口智充は存在感があり光っていた。

表現でなく説明が多いのはやや残念。
それでも長い間人気があるのは、人を描いているから。

下巻では敗走を続ける幕府軍がどう描かれるか。
その中にあって土方は人としてどのように動くのか注目したい。
もちろん未亡人、雪との恋の行方も含めて。

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2014年11月20日

田中真紀子氏、不出馬

田中真紀子前文部科学相が衆院選に立候補しない。
民主党は新潟5区に新候補を立てるという。

 

田中真紀子氏が不出馬意向 民主、新潟5区に新候補(東京新聞)

2012年の選挙で田中氏は落選。
角栄から受け継いだ地盤をついに手放す時がやって来た。

「凡人」「軍人」「変人」など、いろいろ騒がせた彼女も70歳。
引退にはいいタイミングではないのか。

第1次小泉内閣で外務大臣となった彼女。
「外務省は伏魔殿」と言いつつ、小泉に更迭された。

彼女の政治生命はこの時終わったと言っていい。
しかもその後、秘書給与流用疑惑で議員辞職。民主党に入った。

夫の田中直紀と銀行へ何かの相談をしていた彼女。先日、ある週刊誌に出ていた。
選挙への軍資金が足りないと判断したのだろうか。

政治家として危なっかしい人が終わった

ただそれだけのこと


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2014年11月19日

安倍首相、衆院解散を表明

18日、安倍首相が21日の衆院解散を表明した。
消費税増税は先送りとなった。

 

安倍首相、21日の衆院解散表明 消費増税は先送り(asahi.com)  

ロイターは市場関係者のコメントを集めた。

安倍首相が増税延期と衆院解散を表明:識者はこうみる(ロイター)

解散は多くのメディアですでに報じられていたので驚きはない。
あちこちで選挙に向けたポスターも見かけるようになった。

ところで、自民党はこの選挙に勝てるだろうか。
投票日は12月14日だ。

 

先日の女性2閣僚辞任で逆風が吹いている。
小渕氏については今後、検察の捜査が進むとさらに逆風は強くなる。
それとも、選挙で捜査は事実上打ち切り?

沖縄知事選挙の結果を見ても、「開き直り解散」という批判が出てくるのは当たり前。
経済政策での数値目標(たとえばインフレ率2%やデフレ脱却)も達成困難。
福島の復興など、どこかに消えてしまったのか。

では、対抗勢力となるはずの民主党はどうか。
閣僚辞任で追求した以外、何か得点があるのか。
この点についてはかなり疑問だ。

今回の解散にどんな意味があるのか?

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タグ:解散 安倍 増税
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2014年11月18日

高倉健さん亡くなる「幸福の黄色いハンカチ」

俳優の高倉健さんが10日、悪性リンパ腫のため亡くなった。
83歳。

 

高倉健さん死去:「不器用な男」日本人の美学重ね(毎日新聞)

高倉さんと言えば思い出すのが「幸福の黄色いハンカチ」。
山田洋次監督、武田鉄矢と桃井かおりによる人間ドラマは忘れられない。

同じく人間ドラマと言えば「鉄道員(ぽっぽや)」もある。
しかし、感動のラストシーンは「幸福」には及ばない。

82年の「海峡」では、青函トンネルの工事に情熱を燃やす男を熱演。
南こうせつによる主題歌「友ありて」も耳に残る。

さすがに仁侠映画は私より上の年代になるため記憶にない。
しかし、多くの人にとって「不器用な男」といえばこの人。

もうスクリーンで健さんを見られないのが残念

今までありがとうございました


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「ペルシャの幻術師」司馬遼太郎

幻のデビュー作「ペルシャの幻術師」など計8編。
スケールの大きさはさすが司馬遼太郎

 

「ペルシャの幻術師」

舞台は13世紀のペルシャ。
メナムの町は蒙古軍に征服された。

25歳の王、ボルトルが支配者。
美しいナンを妃にしようとしていた。

長い間雨が降らず、水不足のメナム。
ナンは市場で不思議な男と出会う。従者に後を追わせた。

ある老人から、ボルトルの暗殺を依頼された男。
彼こそ幻術師アッサムだった。

日本人にここまで大陸の物語が描けることが驚き。
今更ながら司馬はただものではない。

「戈壁の匈奴」

1920年の蒙古が舞台。
退役大尉のエフィガムは第一次大戦で左腕を失う。

ケンブリッジで東洋考古学を学んだ彼。
ある壺の謎を追う。

13世紀の西夏。
チンギスハンことテムジンは女を欲していた。

「兜率天の巡礼」

終戦後、大学を追い出された閼伽道竜。
妻との結婚で教授の座を手に入れた。

その妻は死ぬ前に狂ったような姿を見せた。
妻の一族に精神病の遺伝があるのか調べることに。

この作品もスケールが大きい。
どうしたらこのような想像力のある各品を描けるのか。

確か、青森にはキリストの墓があるという。
ならば、中国を経由して日本に渡ったネストリウス派の人がいてもおかしくない。

「下請忍者」

与次郎という下忍が主人公。
忍者といっても小左衛門に使われている。

役目が終われば農作業をする不安定な身分。
逃げた与次郎。孫悟空と釈迦のエピソードそのままだ。

この話が興味深いのは、忍者の世界も厳しいということ。
派遣切りや高齢化社会など、現代に通じる話。

「外法仏」

恵亮という僧が主人公。
太政大臣から、重要な役割を依頼される。

皇太子の座をかけて、比べ馬をするという。
恵亮の祈祷で、この勝負に勝つことができるのか。

「牛黄加持」

主人公は法師義朗。僧の性を描いた異色作。
女性読者はどう感じたのか。

興味深いのは女犯を禁じる仏教にあって、位の高い僧は稚児を性的対象として扱うということ。
まるでカトリックの指導者たちが性的虐待をした事件そのままではないか。

歴史は繰り返すというが、宗教の世界も懲りないね。
無理に抑えつけるから問題が継続するんだ。

「飛び加藤」

金品献上のため、京にやって来た上杉謙信の部下、四郎左衛門。
奇怪な術を使う男と出会う。

謙信は加藤の術に驚くが、恐れもした。
いつ命を狙われるかわからないからだ。

加藤を殺そうとする謙信。
しかし加藤は逃れて武田信玄の下に。信玄は加藤を殺す。

「果心居士の幻術」

前の「飛び加藤」 と並んで知られる怪人、果心居士。
悪名高い松永弾正に協力する。弾正は信長暗殺を考えていた。

順慶は計画を察知し、信長に知らせる。
弾正は死ぬ。順慶は果心を逃がす。

本能寺で信長が死んだ後、秀吉に求められ順慶は果心を会わせる。
果心は秀吉が若い頃犯した女を見せ、殺される。
不思議な術を使うのは、三国志に出てきた選任を思い出す。

**** ***** **** *****

文春文庫の解説は磯貝勝太郎。
奈良の飛鳥近くで生まれた司馬。

大阪外国語学校(今の大阪外大)で蒙古語を学んだ。
その後、産経新聞記者に。

「ペルシャの幻術師」は昭和31年に第8回講談俱楽部賞に選ばれた。
5人の選考委員のうち、海音寺潮五郎だけが高く評価したという。

恥ずかしながら、司馬の作品を読むのは初めて。
時代小説も苦手にしている私。

だがこの短編集を読むと、もっと読んでもいいと感じた。
これほど想像力を必要とする作品たちを読むのは今までにないこと。

よく知られている「燃えよ剣」や「竜馬がゆく」くらいは読むべきか。
それとも「坂の上の雲」や人気のある「菜の花の沖」まで読むべきか。
検討が必要だ。

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2014年11月17日

ディズニー名曲メドレー映像

説明の必要なし。

 

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2014年11月16日

「ストックホルムの密使(下)」佐々木譲

二人の密使はスイスのベルンからロシアへ。
無事に情報を伝えることができたのか。

 

デンマーク、戦争で荒廃したドイツを抜けスイスへ向かった二人。
しかしベルンの日本外交官たちは、重要情報を打電しない。

交通事故に遭った大和田は命を取り留める。
情報を日本側に流さないよう暗殺計画が実行された。

二重スパイだったコワルスキ。
四郎がベルンで会ったロシア将校とともに飛行機でモスクワへ。

そこで、四郎と親しい小川芳子と再会した。
慰問団にもぐりこみ、満州を目指す。

司令官の車を奪い、満州を目指した3人。コワルスキは背中を撃たれて死ぬ。
四郎も重傷を負うが、日本側の病院に収容される。事情を話すが信じてもらえない。

その間、日本ではポツダム宣言の扱いについて議論されていた。
鈴木首相は「黙殺」を公表したものの、「拒否」と解釈された。
天皇の意向もあり、ソ連を仲介とした交渉に望みをつなぐ。

京城(今のソウル)経由で広島に着いた四郎と芳子。
その日はちょうど8月6日だった。

東京では終戦か戦争継続かが議論されていた。
問題となったのは天皇制の存続。陸軍が戦争継続を主張し議論はまとまらない。

陸軍の一部には、宮城(皇居)を封鎖しようという計画まであった。
玉音放送のレコード争奪から内戦という恐れさえあった。
東京憲兵隊の秋庭少佐は、磯田に米内海軍大臣の警護を命じた。

**** ***** **** *****

まず、興味深かったのが二人の祖国に関する想い。
ポーランド人のコワルスキは命を懸けることに躊躇はない。

逆に四郎は祖国に何の未練もない。国に恩を感じていないからだ。
この二人の違いこそが、作品の大きなテーマになっている。

正直、カジノで赤軍の将校と出会いモスクワに行く密使たち。
慰問団に加わって東に向かい、広島で原爆投下の日に着く。

かなり出来すぎだが、それを差し引いても私には逆立ちしても描けない作品。
つまり、読む価値のある作品ということ。

作者はこの作品を書くにあたり、どれだけ歴史を学んだのか。
しかも歴史の間をフィクションで埋める作業がどれだけ大変か。
高く評価すべきだ。

小川芳子のモデルはソ連に亡命した岡田嘉子だろう。
彼女は波乱万丈の人生を送った。

米内暗殺を食い止めるため死んだ磯田。彼は無駄死にだったのか。
歴史には名前が残らないものに重要な役目を持った人物が多く存在している。

また、大和田のように優れた情報収集能力を持つ人材は各国にいる。
だがその情報が伝わらない悲劇もある。

思い出すのが911テロの情報を事前に知っていたとされる話。

ブッシュは同時多発テロを事前に知っていた!
9・11の2日前から準備されていた対アフガン戦争


作者の佐々木は警察小説の名手としても知られている。「制服捜査」
そして直木賞受賞作「廃墟に乞う」については以前記事に書いた。

この作品のように、戦争を描けるというのは作家として有利。
大したものだ。

***********************
関連記事

ストックホルムの密使  

読書 佐々木譲 ストックホルムの密使

『ストックホルムの密使』  佐々木譲著  「国体護持」とは?「皇統の継続」とは?〜祖国が信じられないキャラクターを軸にあぶり出す

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2014年11月15日

日本、ホンジュラスに6−0と大勝

サッカーの強化試合、キリンチャレンジカップが14日に行われた。
中米ホンジュラス相手に6−0と大勝した。

 

キリンチャレンジカップ:日本vs.ホンジュラス(スポーツナビ)

メンバーとしては遠藤の復帰が大きい。
34歳になる遠藤だが、まだまだ活躍できるところを証明した。
内田や長谷部も安定した動きを見せた。

また、残り5分ほどでGKを西川に交代させた。
この試合なら、西川に90分任せてもよかったのではないか。

こうなると長友の代表復帰が気になるところ。
左サイドは彼が戻ってきて酒井高のポジションを脅かしてほしい。
無尽蔵のスタミナは、このチームに必要だ。


長友の所属するインテルは、監督解任というニュースが入っている。

インテル指揮官に再びマンチーニ氏、マッツァーリ監督は解任(AFP)

マンチーニは3連覇した当時の指揮官でもある。
これでチームは生き返るのか?
長友の起用法についても注目が集まる。

23日にはミラノダービーがある。
本田との日本人対決はどうなるのか。


代表に話を戻す。

アギーレは代表の練習にいなかった日があった。
当然批判もされた。

18日のオーストラリア戦に向けて、どういったメンバーを選択するのか。
アジアカップでは優勝が期待されているだけに注目される。

少しは自信が復活した?

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2014年11月14日

「ストックホルムの密使(上)」佐々木譲

太平洋戦争末期、敗戦が確実な状況で放たれた2名の密使。
彼らは日本にとって重要な情報を抱えていた。

 

「ベルリン飛行指令」「エトロフ発緊急電」に続く第二次大戦三部作。
今度も文句なしの力作。

物語は1944年に始まる。
ストックホルムに駐在する武官の大和田大佐。
重要な情報を得て日本へ打電するが、日本側は彼の情報を信用しない。

パリでは森四郎という博打打ちがドイツの秘密警察から取調べを受けていた。
そして東京では海軍省の文官、山脇が終戦工作に駆り出されていた。

以前の二作品に出てきた東京憲兵隊の秋庭保と磯田。
ゼロ戦に乗ってドイツに渡った安藤や妹の真理子などがそのまま登場。

四郎とコワルスキはアメリカの原爆開発成功。
そしてドイツ降伏後、3ヶ月でのソ連参戦という情報を持って旅立つ。

***** **** ***** ****

前の作品でも同じことを書いたが、読者は歴史を知っている。
となれば、作者には「どう描くか」という力量が求められる。

文庫155ページに太平洋戦争のことを「大儀なき戦争」とある。
天皇の退位にも言及している。
右傾化した読者からの批判はなかったのか。

大和田市郎のモデルは小野寺信
夫人のモデルは小野寺百合子

ユダヤ人に対し「命のビザ」を出した杉原千畝
声楽家田中路子も登場。
避妊手術を条件としたデ・コーヴァとの結婚については事実だそうだ。

カティンの森事件も出てくる。
歴史認識が曖昧な私にとってこの作品はいいテキストにもなっている。

上巻では大和田と相川の乗った車が事故を起こす場面で終わる。
ベルンに向かった四郎とコワルスキはどうなるのか。

というわけで下巻に続く。

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