2014年09月30日

スケートボード!

いくつか動画を紹介

 

 

 

生まれ変わっても、私はケガが怖くてスケボーはしないだろう(汗)。
動画で見ているだけで十分。

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2014年09月29日

日本人シンガー、イタリア「X Factor」で高評価!

とにかく以下の動画を見てほしい。
イタリアのオーディション番組「X Factor」。

 

曲はマルコ・メンゴー二の「レッセンツァーレ」(不可欠なもの)。
イタリア語は分からないけど、現地の人も認めるくらいすごいのか。

この方、北海道釧路市出身の田村優策さん35歳。
こんな人がいたんだ。

御嶽山の被害が気になる現在の日本。
今日は、あえて希望の持てる記事にしました。

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ラベル:X Factor
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2014年09月28日

土井たか子さん、亡くなる

元社会党党首の土井たか子さんが20日に亡くなった。
女性初の衆院議長でもあった。85歳。

 

訃報:土井たか子さん死去 女性初の衆院議長(毎日新聞)

土井たか子さん死去 女性初の衆議院議長(asahi.com)

元大学教授で、同志社や関西学院で憲法を教えていた。
「だめなものはだめ」「山が動いた」などの名セリフは忘れられない。

社会党が自民党に対抗できていた時代のリーダーだった。
自社さの連立で、社会党(後の社民党)は終わってしまったのか。

日比谷公会堂のテロで殺された浅沼稲次郎とあの世でどんな話をするのだろう。
とても気になる。

土井さんの冥福を祈ります

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ラベル:土井たか子
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御嶽山噴火、30人以上が心肺停止!

長野県の御嶽山が噴火した。
30人以上が心肺停止の状態だという。

 

御嶽山噴火、31人が心肺停止状態 長野県警発表(asahi.com)

気になるのは、現場に取り残された人たちの安否。
二次災害が起こらなければいいが。

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ラベル:御嶽山
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2014年09月27日

「ミミズクとオリーブ」芦原すなお

安楽椅子探偵ならぬ、「キッチン探偵」の活躍。
かなり前に読んだ短編集を再読。ネタばれあり。

 

探偵役は、八王子郊外に住む作家「ぼく」の奥さん。
神秘的洞察力で謎を解く。

「ミミズクとオリーブ」

ぼくの友人である飯室の奥さんが同窓会の後、家出した。
妻は見事に謎を解く。男のうそはすぐにバレる。

「紅い珊瑚と耳飾り」

女性社長が殺された事件の話を刑事の河田から聞く。
亭主が疑われるが、犯人は別にいた。

「おとといのおとふ」

同窓会で郷里に帰ったぼく。
刑事の妻となった女性から事件の話を聞く。

鉄鋼で財を成した男が殴られて意識不明に。
電話で妻に相談するぼく。

事件の鍵は犬が知っていた。
妻は犬に話しかける呪文を授ける。

「梅見月」

妻が寝込んだ。往診を頼むと肺炎の一歩手前だという。
彼女と出会う頃を思い出すぼく。
その当時も、事件を解決したのは彼女だった。

「姫鏡台」

画家が殺された事件について話す河田。
病死か殺人かも分かっていないという。

「寿留女」

浮気で離婚話が出ていた夫婦について話す河田。
妻は背景を鋭く推理した。

「ずずばな」

中年女性が自宅で死んでいた。
しかも、下半身は泥まみれになっていた。

旦那も入浴中に死んでいた。この夫婦に何があったのか。
エステ君が事件の鍵を握っていた。

***** **** ***** ****

この本、会話が落語のようで楽しい。家庭料理も美味しそう。
作家のぼくは、事情を話す河田の邪魔ばかりしている。

この作品、すでに続編「嫁洗い池」が出ている。
かなり前に読んだが、ブログ記事を書くため再読するかも。

文庫の解説は加納朋子。
紹介されていた「ママは何でも知っている」(ジェイムズ・ヤッフェ)。
未読なので時間があれば読みたい。

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関連記事

葦原すなお/ミミズクとオリーブ/東京創元社刊  

【ミミズクとオリーブ】 芦原すなお

「ミミズクとオリーブ」 芦原すなお 著

「ミミズクとオリーブ」芦原すなお

芦原すなお 『ミミズクとオリーブ』

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2014年09月26日

イスラム国、女性弁護士を公開処刑

イラクの女性弁護士が、イスラム国によって公開処刑された。
国連イラク支援団が25日明らかにした。

 

イスラム国:女性弁護士を公開処刑 イラク・モスル在住(毎日新聞)

上記毎日によると、処刑されたのはサミラ・ヌアイミさん。
囚人の人権問題や貧困支援に取り組んでいた。
5日間の拷問の後、処刑されたという。

イラクとシリアで活動しているイスラム国。
原油販売で富を築いているとも伝えられている。

「国」を名乗っているが、国際的に認められているわけではない。
周辺のイスラム国家でさえ国として認めていない。

この国の背景には、映画「アラビアのロレンス」でも出てきたサイクス・ピコ協定がある。
これは英仏両国が勝手にオスマン帝国領の分割を決めてしまったというもの。
現在の中東諸国での国境は、この協定が基になっている。

だからといって、公開処刑が認められるわけがない。
国際社会は、今後イスラム国にどのような対応をするか。
注目される。

各国の協力体勢が試されている

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2014年09月25日

神戸女児不明事件と監視カメラの危うさ

昨日も書いた神戸女児不明事件。
果たして監視カメラは必要なのか。

 

街頭の防犯カメラ設置に反対する人たちは、今回の事件をどう感じたか  

確かに今回の事件で監視カメラが果たした役割は大きい。
だからといって、私はカメラ設置には大きな疑問がある。

こうした点に言及している人は私だけではない。
こんなページを紹介しよう。

監視カメラが今、問いかけるもの プライバシー権・再考

防犯カメラとプライバシー

こんな意見もある。

監視カメラの是非に関する議論。プライバシーが問題なのではない!

2012/11/21・大阪弁護士会・シンポジウムより 〜監視カメラの問題点

もし、監視カメラが目的以外で使われたら。
まさしく「1984年」(ジョージ・オーウェル)の世界そのものだ。

後になって、「あの時監視カメラの危険についてもっと考えるべきだった」と言わないだろうか。
得るものと失うものについて、考える必要がある。

日本にもビッグ・ブラザーは存在した?

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2014年09月24日

神戸女児遺体遺棄、47歳の男を逮捕

神戸で起きた小学1年女児不明事件。
23日に見つかった遺体は女児と確認、県警は47歳の男を逮捕した。

 

女児遺体遺棄容疑、47歳男を逮捕 袋に診察券と吸い殻(asahi.com)

行方不明事件として、何人ものブロガーがこの件について記事を書いていた。
遺体となって発見され、最悪のケースとなった。

遺体は切断され、ポリ袋に入れられていたという。
上記朝日の記事によると、このポリ袋から容疑者の診察券やたばこの吸い殻が見つかった。

逮捕された47歳の容疑者が犯人なら、何の目的だったのか。
今後明らかになるだろう。

最悪の結果になったことは残念

再発防止のため、事件の真相究明を!


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2014年09月23日

脅威の集中力!

この動画を見てほしい。
デンマーク・オーゼンセで開催されたカール・ニールセン国際フルートコンクール。

 

フルート奏者は太田幸江さん。
このコンクールで2位に入った。

どんな世界にも通用しそうなこの集中力!

まさか蝶に「やらせ」は通用しないだろう。
カメラが追っていた時にこうしたことが起きるのは不思議。

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「天然理科少年」長野まゆみ

山間部の村で起きた不思議な話。

 

主人公は中学2年生の岬。
作家の父親が放浪したがるせいで、日本各地を転々としている。

山間にある村に来た二人。
体の小さいことから「まめ彦」と呼ばれる少年、賢彦と知り合った。

彼は幻の湖で姿を消し、2年後に再び現れたという。
だが本人にとってはたった3日のことだった。

岬が転向したクラスには、リーダー格の北浦がいた。
北浦と賢彦の関係。岬が祖父に確認したことは何を意味しているのか。

***** **** ***** ****

アマゾンのページによると、この作品は岬の成長物語だという。
しかし、どこかSFを感じさせる。女性が描く男は、どこかサラサラしている。

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関連記事

こんな世界に行きたい『天然理科少年』長野まゆみ

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2014年09月22日

「空の拳」角田光代

角田がボクシングを描くとこうなる。
日経夕刊に連載した作品。私には物足りなかった。

 

主人公の空也は出版社勤務の25歳。
文芸編集部希望だが、何故かボクシング専門誌「ザ・拳」へ異動となる。
何も知らない空也は、取材で訪れた鉄槌ジムに入門しボクシングを体験する。

鉄槌ジムではホープの立花、坂本や中神などと知り合う。
立花は東日本新人王準々決勝に勝ち残っていた。

リングでは悪役だが、話してみると普通の青年。
トレーナーの有田は、立花が辛い生い立ちであること。

以前、少年院にいたこともあると話す。
後にこのことが問題となるのだが・・・

立花は東日本の新人王となり、東西対決でも勝つ。
日本ランキング12位の位置をつかみ、日本王者が見えてくる。

坂本は立花とは違い、堅実に勝っていく。
最もキャリアのある中神は、ハングリーさが足りない。

***** **** ***** ****

「リング RING」「ボックス!」の百田尚樹ではない。
「一瞬の夏」の沢木耕太郎でもない。
あの角田がボクシングの世界を描いた。

女性が描く男の世界は、妙にサラサラしている。
角田も例外ではない。ギラギラ、ドロドロ感が不足している。

殴られる痛みや筋肉痛などの描写が足りない。
特に空也は運動が苦手なのだから、その点を描くべき。

かなり昔のことだが、私は後楽園ホールに東日本新人王決勝を観戦したことがある。
無料チケットをもらったためだが、いい経験だった。

席ではなく2階の通路から観ていたが、近くにはアナウンサーの卵がいた。
実況の練習をしていたのがとても参考になった。

この作品を読んでボクシングに興味を持った人がいたら。
一度直に観戦してみるといい。新人王決勝は各階級が見られてお得だ。

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関連記事

空の拳 角田光代  

『空の拳』角田光代

「空の拳」感想 角田光代

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2014年09月21日

「おれのおばさん」佐川光晴

進学校に通う主人公の中学生。
しかし、父親の横領で児童養護施設での生活が始まった。

 
↑作品に出てきた北大キャンパス。いい環境だなあ

主人公は中学2年の高見陽介。
名門中学にいたが、銀行勤務の父親が3500万円を横領した。
その金で愛人にマンションを買ったという。

家は差し押さえられたので住めず北海道にいる母の姉、恵子を頼る。
陽介は彼女が運営している児童養護施設で生活することに。
この施設で陽介と仲がよくなったのが卓也。

転校した公立中学で、陽介は成績がトップに。
そのため他の生徒から恨まれてトラブルも起こる。

介護の仕事を住み込みでしていた母は過労と心労がたたって倒れてしまう。
父親は懲役5年の求刑だったが2年の判決が出る。
施設でも問題は多く、恵子は吐血し入院することに。

***** **** ***** ****

言いたいことがあるけど言えない。
恵子おばさんはそれが言えてしまう人物。

施設で生活するところや、鉄道のたびが出てくるのは「鉄童の旅」と同じ。
この作者、一筆書き乗車とかしたんだろうなあ。

後半、描写でなく説明になっている部分が増えて残念。
作者には力量があるように思えるのだが、どうしたもんだろう。
私自身は登場人物に感情移入できなかった。

この作品、続編が出ている。
陽介の恋はどうなるのか。おばさんの芝居はどんな展開を見せるのか。

この先を読むにしろ、優先順位は低い。
図書館で見かけたら読むというところか。

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関連記事

『おれのおばさん』 佐川光晴 (集英社文庫)

『おれのおばさん』佐川光晴  

佐川光晴「おれのおばさん」

おれのおばさん

ボーイズ・ビー・アンビシャス〜『おれのおばさん』

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2014年09月20日

「世界から猫が消えたなら」川村元気

余命わずかだと宣告された男。世界から何かを消すことで1日だけ寿命が延びる。
2013年本屋大賞第8位。ネタばれあり。

 

主人公は郵便配達をしている男。
キャベツという名の猫と暮らしていた。

しかし頭痛と発熱で病院へ行ったところ、脳腫瘍と診断された。
余命宣告を受けた男の所に、アロハを着た悪魔が現れた。

何故か関西弁の悪魔は、男に提案をする。
それは、この世から何かを失うことで寿命を1日だけ延ばすというものだった。

電話、時計、そして猫のキャベツ。
男は寿命を延ばすためにどんな選択をするのか。

***** **** ***** ****

家族を描き、命について描かれているにしては粗くて軽い。
作者は映画製作者だそうで、この本を手にするまで私は彼の名前を知らなかった。
作品の中に映画の名ゼリフが多数出てくるのはそのためか。

テーマはいい。電話など、「得たことで失ったもの」を描くのもいい視点。
だが私は読んでいて主人公の男に感情移入できなかった。

この程度の作品が8位に入るとは、本屋大賞のレベルが分かる。
書店員のレベルもその程度なのだろう。本が売れないわけだ。

この本は図書館で借りて読むのが正解。
買って読む価値はない。その金は広島の洪水募金に使ったほうがいい。

正直、「旅猫リポート」(有川浩)のほうが何倍も優れている。
「猫鳴り」(沼田まほかる)もこの作品より出来はいい。

この作品、映画化が決まった。主演は佐藤健と宮崎あおい。
観たいような、観たくないような。たぶん観ないだろう。

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関連記事

世界から猫が消えたなら/川村元気

川村元気著「世界から猫が消えたなら」

川村元気『世界から猫が消えたなら』の感想

「世界から猫が消えたなら」 川村元気著

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2014年09月19日

スコットランド住民投票、独立否決

果たして英国から独立するのか。
スコットランドで行われた住民投票は、反対票が過半数を超えた。

 

スコットランド住民投票は独立を否決、支持派が敗北認める(ロイター)  

スコットランド独立、反対派勝利確実…英BBC(読売新聞)

現地時間18日に行われた住民投票。
独立反対が50%を超えた。

投票日に行われた世論調査では、反対が54%と投票結果とほぼ同じ。
「独立より安定を」という住民の声が勝った結果だと言える。

もし、今回スコットランドの独立が成立したら。
経済的にいろんな問題が出ただろう。

英国は今後、スコットランドの権限を拡大すると約束している。
今回の投票結果がテロに結びつかなければいいのだが。

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2014年09月18日

「鉄童の旅」佐川光晴

百合子が青函連絡船で会った少年は、記憶を失っていた。
列車の検査を担当するようになった彼が、自分の生い立ちを探る。ネタばれあり。

 

成長した少年は、列車の検査技師として活躍していた。
列車製造会社からJR西日本に移籍した。

5歳までの記憶のない彼は、茅ヶ崎の養護施設で育った。
定時制高校から工業大学の二部を卒業した。

「列車の友」という雑誌を読んでいた彼。
テープ起こしなど手伝い、編集部ともつながりがあった。

妻は妊娠し、もうすぐ父親になる主人公。彼にはどんな過去があったのか。
「列車の友」編集部に送られてきたテープにその答えがあった。

***** **** ***** ****

タイトルだけ見ると、鉄道マニア向けなのかと思う。
しかし読み進めると、少年の生い立ちをめぐるドラマであることが分かる。

読者にどの情報をどこで提供するかという点。
作者が苦心したであろうということがよく理解できる。

東室蘭の駅で起きた最初の事故。
この事故で主人公の両親は亡くなった。

さらに、東海道線での2回目の事故。
少年だった主人公が再び記憶喪失になるのは出来過ぎている。

目が見えなくなるという点がないだけで、韓国ドラマ「冬のソナタ」みたいだ。
中央線のエピソードに出てくる高柳ユージは尾崎豊がモデルなんだろう。

この作家はこの作品の舞台となっている茅ヶ崎で育ち、北大を出ている。
大阪が出てくるのは何か縁があるからなのか。

恥ずかしながら、私は今まで名前すら知らなかった。
この他にどんな本を出しているのか調べてみる価値はありそうだ。
次に彼の作品を読むとしたら「おれのおばさん」になるのか。

JR西日本といえば思い出すのがJR福知山線脱線事故
死者107人という大事故だった。
主人公の男は、この事故をどう解釈したのか。ぜひ訊いてみたい。

国鉄からJR各社に分割され、車両は「より軽く」「より速く」が求められるようになった。
改札も自動化され、職員と利用者の触れ合いが減ったのは間違いない。

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関連記事

『鉄童の旅』♪  

○「鉄童の旅」(佐川光晴)

鉄童の旅

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2014年09月17日

東京駅で煙、新幹線一時運転見合わせ

17日午前9時50分頃、東京駅の新幹線ホームから煙が上がった。
東北、上越、長野、山形、秋田新幹線は約2時間運転を見合わせた。

 

東京駅ホームで煙? 新幹線一時運転見合わせ(東京新聞)

東海道新幹線には影響がなかったという。
これはテロ?何かの故障?それとも火事?
今のところ原因は分かっていない。

危機管理の世界にはハインリッヒの法則というものがある。
ひとつの重大事故の背後には29の軽微な事故がある。
さらに300もの以上が存在する。

ケガ人が出なかったのは不幸中の幸い。
何故、こうしたことが起きたのか原因を追究すべきだ。
「ケガ人が出なかったからいい」という考えは危機管理では通用しない。

これは重大事故の前兆か?

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ラベル:東京駅 新幹線
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2014年09月16日

関東北部で震度5、余震に警戒が必要

16日午後0時半頃、関東で地震があった。
北部では震度5を記録した。

 

関東北部 震度5弱(東京新聞)

震源地は茨城県南部。
都心でも震度4だったそうだ。

東北新幹線は一時運転を見合わせた。
東海道新幹線も一時運転を見合わせ、再開後も速度を落とす対応だった。

大きな被害は今のところ無いようだ。
津波の心配はない。

余震については震度3から4の規模で起きる可能性があるという。
ここ2、3日は警戒が必要だ。

あなたの家の近くはどうでしたか?

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関連記事

★関東地方で地震 栃木、群馬、埼玉で震度5弱  

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ラベル:震度5 地震
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2014年09月15日

「サファイア」湊かなえ

湊かなえの力量がよくわかる、宝石にまつわる短編集。
この記事、ネタばれあり。

 
↑サファイア違い(笑)。

「真珠」

タヌキ顔と体型を持つ50歳の女性、林田と会って話をすることになった男、平井。
イチゴ味の歯磨き粉を愛用していた彼女は初恋の話などを披露する。
平井も自分の昔を思い出す。林田は、連続放火犯だった。

この話、アイデアはいいけれど大切な部分で無理がないだろうか。
他人に成り済ますというのは難しいものだ。

「ルビー」

実家に帰省した編集者の女性。
家の隣には、老人福祉施設<かがやき>が建っていた。

これも、元受刑者専用施設という設定に無理があるのではないか。
そのため登場人物に感情移入できなかった。

「ダイヤモンド」

主人公は車の整備士をしている男。
出会いパーティーで知り合った美和と婚約していた。

男が助けた雀は、女性の姿で男の前に現れ1週間願い事をかなえると言い出す。
美和の欲しがっている物が何か探すよう男は依頼する。

現代版「鶴の恩返し」とも言える作品。
雀女が「交尾」と言っているのは笑えた。

読んでいて「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)を思い出す内容。
自分が騙されていることに気がつけよ。鈍いなあ。

「猫目石」

隣の部屋に住む女性、坂口の飼っていた猫がいなくなった。
大槻真由子は一緒になって探す。真由子の夫が木に登って猫を助けた。

その後、坂口は大槻家の秘密を次々と暴露する。
湊得意の「視点の変化」がよく出ている作品。
坂口の死は単なる事故?

「ムーンストーン」

市会議員の妻が主人公。
夫はトップ当選するほどの人気ぶりだったが県会議員選挙に挑戦して落選。

それ以降、妻に暴力を振るうようになった。
妻は、暴力が幼い娘に及ぶのを見て反撃し、夫を殺してしまう。

妻の弁護を担当することになったのは、昔の同級生だった。
思い出話にも、湊得意の視点の変化が使われている。

「サファイア」

物をねだらない女性が主人公。
同じアパートに住む男、田中から18きっぷを手に入れた彼女はひとり旅に出かける。

旅先で中瀬という男と出会い、恋人となる。
中瀬に指輪をねだった彼女。
しかし、中瀬は電車に乗ろうとしてホームから転落し死ぬ。

田中から意外な話を聞く彼女。
中瀬は田中とともに悪質商法で金を稼いでいたという。

「ガーネット」

前の「サファイア」に続く作品。
主人公の女性が作家となった。

作品が映画化されることになり、主演女優と対談することになった。
互いに思い出の品について語る。

この女優、以前59万円で価値のない宝石を買っていた。
この終わり方は爽やかで好感が持てる。

***** **** ***** ****

話題作、「告白」ではモノローグの連続が話題となった湊かなえ。
作家としての可能性は広がったのではないか。
この短編集を読んで私はそう感じた。

角田光代なら、こうした作品たちをどう描いたか。
そんなことを想像させる。読んで損はない。

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関連記事

「サファイア」湊かなえ  

『サファイア』 湊 かなえ

『サファイア』湊かなえ

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2014年09月14日

「李香蘭」山口淑子さん亡くなる

「李香蘭」として波乱万丈の人生を送った山口淑子さん。
7日、参院議員でもあった山口さんが亡くなった。94歳。

 

山口淑子さんが死去 女優「李香蘭」、元参院議員(日経新聞)

元女優「李香蘭」山口淑子さん死去…94歳(読売新聞)

山口さんといえば、「李香蘭」の名で知られる。
劇団四季の昭和三部作ミュージカルで私も観た。

他の2作は「異国の丘」と「南十字星」。
「李香蘭」でのメインナンバー、「夜来香」はとても有名。

私は「以徳報恩」(徳を以って恩に報いる)という言葉もこの作品で知った。
処刑されてもおかしくなかったが、国外追放処分となった。
帰国した日本では参議院議員に3回当選。

戦争とは何か。どう伝えていくべきなのか。
山口さんの冥福を祈りながらそんなことを考えたい。

戦争と人の関係を考えさせられる彼女の人生

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ラベル:李香蘭 山口淑子
posted by りゅうちゃんミストラル at 16:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年09月13日

「検屍官」パトリシア・コーンウェル

女性検屍官が連続女性殺害事件を追う。原題「Postmortem」。
数々の賞に輝き、日本でも人気となった検屍官シリーズ第1巻。

 

主人公は40歳の検屍局長ケイ。
バージニア州リッチモンドで起きている女性殺害事件の捜査関係者。

この事件に関連して、検屍局では数々の問題が発生する。
まず、関係者以外手に入れることのできない情報が漏れる。

誰かが検屍局のデータベースに不法侵入しているのも見つかる。
さらに、被害者のデータラベルに関するミスも見つかる。

被害者にはキラキラ光る物質が付いていた。
後に、それが石けんであることが分かる。

私生活でも姪のルーシーと生活する上で何かと神経を使うケイ。
ルーシーの母で、妹の児童文学作家は何故かネバダで結婚するという。

ケイは、捜査員のマリーノや、上司のアンバージーとも人間関係がうまくいかない。
次の犯罪を阻止するため、ケイは罠を仕掛ける。
そんな彼女に犯人の手が伸びる・・・

***** **** ***** ****

多くの人がこの作品を読むのはよく理解できる。
デビュー作でこれだけ描ける作家はまずいない。

約500ページと長いが、推理小説を読み慣れている読者であれば難解ではない。
私はいろいろと考えながら3日かけて読んだ。

作者のコーンウェルは警察担当記者から検屍局のプログラマーに転進した経歴を持つ。
そうでもなければこの作品は描けないだろう。

このシリーズは次々と翻訳されているが、読むかどうかはわからない。
「何を読めばいいかわからない」時に読もうと思う。
ミステリーは嵌ると抜け出すのに大変だからね。

追記

あとがきに出ていたDNA鑑定による容疑者検挙。
これってどう考えても冤罪となった足利事件のこと。
ものすごい皮肉だ。

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posted by りゅうちゃんミストラル at 15:57| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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